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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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ッッおおぉぉうぅぅ
っぅぅうくぅぅぅう

ユウヤの部屋にオレのうめき声だけが聞こえた。

やっぱ折れねぇもんだな

ユウヤがニヤっと笑った。

足4の字の痛みから解放されたオレがいた。
シビレタような、下半身がなくなってしまったような感覚の中、オレはフロアにただ放り出されている状態だった。

ノドがカラカラだ。

ハダカで動き回るユウヤがキッチンからペットボトルのコーラを1本手に取り戻ってきた。

ゴクゴクとノドを鳴らしてコーラを飲んだ。
こぼれたコーラがノドをしたたり、胸を濡らし、ヘソまでたれた。

脚の毛の薄いユウヤだったが、下腹部からヘソの周りに男らしい毛が生えていた。

ユウヤがボトルをオレに差し出した。
無言のユウヤ。唇のはしがニッとつり上がった。

オレはボトルを受け取ると、ノドを鳴らして飲んだ。

ユウヤはソファに座った。

先輩ぃぃ?
オレの4の字痛かったかよぉ?

オレは苦笑いした。
痛くないはずがない。

ワリィな。熱くなりすぎたか?

ユウヤは照れくさそうに笑った。

ヤッパ今夜は帰せねぇな
オレの全力で掛けるプロレス技を受けてもらうぜ



ユウヤは隣の部屋から大きな鏡を運んできた。
壁に立て掛けるとユウヤは楽しそうにコッチを見た。

ラブホみてぇじゃねぇ?

ニッ!と笑うユウヤ。
おもむろに近付いてくるとユウヤはオレの髪の毛を無造作につかんだ。

オーシ!!休憩シューリョー!!

中腰になる頃、ユウヤはヘッドロックに移行。

次ぎはなにカケっかなぁ?

ユウヤの軽口とは別にヘッドロックがキツク極まる。

ヘッヘェ。キメタ!

ユウヤはヘッドロックを解いた。
次の瞬間首筋に衝撃!

ユウヤの右エルボーが振り落とされた。
オレは中腰の体勢のまま耐えるように身を縮めた。

オラァッ!もうイッパァッツ!!!

垂直に落ちてきたユウヤのエルボーにカラダが崩れた。

ウッシャァァアッッ!!!イクぜッッ!!

床にうつ伏せに転がるオレのカラダにユウヤが馬乗りになった。
アゴにユウヤの両手が回された。

次ぎはコレで痛めつけてやるぜぇ?!

背後でユウヤの声が響く。

センパイ?この技ナンダぁ??

目の前にユウヤが用意した大きな鏡の世界が広がる。

オレが写り、ユウヤが写る。

ユウヤの楽しそうな、意地悪そうな瞳と目があった。

オラァ!ナァアンダァアぁあ???!!!

急激にオレのアゴがユウヤの両手で引き寄せられる。

ガハァッッァア!!キャメルッッ!!
キャメルッッッ!!!!

あったりィ!!
キャメル地獄の始まりだッッッ!!!!

ガガガッハツッッ!!!!
 ヌヌンウヌヌウゥゥゥウウガがああ!!!!
ユウヤ!!
カンベン!!カンベンしてくれ!!

ユウヤは舌先を尖らせて突き立てた。目が笑っていた。

ッッゥウゥウラァッッッ!!!

気合い一発受け身を取った。
ユウヤの背中にとった受け身の衝撃が四の字に伝わる。

ガッッァアッハッッ!!!

ユウヤはじらすことなく、オレの叫び声の余韻を楽しむことなく受け身を取り続ける。

ッゥゥラッッ!!!

ッガァッガアハググぅぅ!!!!!

オォゥウラッッ!!!

ァアアッッガアッ!!

ユウヤのボコボコの腹筋が四の字に固められたオレの両脚の向こうに見える。

ッフゥウラァア!!!

アアガガ!!ギャッッ!!

ォゥウラァッ!!ァァアア??!!

ぅはぁァア!!!ググぐうガッ!!

オレは痛みで気が狂いそうだ。

折れる!!折れる!!!

ああぁ!!折るぜぇッッッ!!!!

受け身を取るのを止めたユウヤ。
ユウヤはオレの右脚を両手で持ち直す。

ガキッッ!!!とキメルぜッッッ!!!

ユウヤのデカイ両足の裏がビッタリと床に固定された。
ユウヤの腰が天井に向って突き上げる。
オレのクロスされた両脚の接点にこれまでにない痛みが襲う。

ァアアア!!ギブゥウウ!!!ギブッッッ!!!!!

ググッ!ググッ!!!とユウヤの腰が突き上がる。
ユウヤは大きな肩と足の裏でまるでブリッジをするかのような状態だ。

終わることが想像できない連続した激痛。

ッゥァアハァッッハァアアッ!!
ユウヤッ!!やめてくれッッ!!

ユウヤはもう何も言わない。
オレに掛ける四の字にチカラを入れ続ける気合いの息がときおり漏れるだけだった。

ンンッウッフゥウァァアッ!!!!

ユウュヤァッ!!!ギブっ!!ギブだぁっっ!!!

ユウヤはもうオレの顔も見ていないようだった。
トランス状態で、バネのような全身の筋肉を伸縮させて掛ける足四の字。

ッゥゥゥウウウラァアアッッッッッ!!!!!

ガァアッガッ!!マジ!!
マジでヤバイ!!放してくれ!!
放して下さい!!

オオゥゥウラァアァッッッッ!!!

ユウヤの無精髭のとがった顎が天井を見上げる。
首筋に太い血管が張り詰める。

ギギギィイブッ!!
ギィブウアァアッップゥウ!!!!

大胸筋が腹筋がボコッ!ボコッ!と音をたてるように波打った。

オレの右足がしっかりとユウヤの両手で固定されている。ユウヤの下腹部がミシッミシッ!と上方へ突き上げる。

ギイィイブゥウッッ!!!
ギッッィッブゥウッ!!!

四の字を固めるユウヤの両脚に筋肉のスジがビッ!!と入る。『く』の字に曲がるユウヤの両脚が今にもまっすぐに伸びてしまうような勢い。

イクッ!!イクかぁあ!!??
ラァアアッッァアア!!!!!

ぁっぁあっうぁあ!!!折れるっ!!
っッウッ!!
ギイィイブウッ!!
アァアアッウウッップゥウゥウ!!!!!!!!

ユウヤの両足首がオレのケツ下でクラッチ!!!

ンヌガガッァア!!!

っらぁぁ!!!!
マジで外れねぇぜっ!!!
完璧足4じゃねぇっっ!!!??
ギチギチイッチまうぜっ!!!

ガぁぁ!!!!
ヌヌヌううううガァァア!!!!!!
ギィィィイブウウウゥゥウ!!!!!!!
ニュースが終わった。
ユウヤはテレビを消した。

ワリーなぁ!
四の字の途中でな!

ハァッッガッハァッッ!!!

ユウヤは四の字の体勢のまま、まっすぐに伸びるオレの右脚にアキレス腱固めを掛けてきた。

ユウヤは無理な体勢でアキレス腱固めを仕掛けてきたために、オレの左脚は更に『く』の字に曲がっていく。

ユウヤの左脇にオレの右足の甲が挟み込まれた。
ユウヤの左手首がオレの右足ふくらはぎの下の部分に固定された。

センパイ!!コワシ覚悟だぜっっ!!!!
ッッッゥラッッァ!!!!!

っっッッンンンッっぁぁああァアァアアア!!!

ちぎれるような痛み!!
オレの上体が衝撃に反応するように起き上がる。
オレはなんとか逃れようと、四の字を掛けるユウヤの左膝にエルボーを叩き込む。

ヘッッ!!さすがセンパイ!!
反撃??燃えるぜぇっッッ!!

ユウヤはまるでひるむことなかった。むしろ楽しそうだった。

ユウヤの大胸筋がバーン!!!と大きく張る。

ガァァッッ!!!

ユウヤの上体がのけ反る!!

っッツツッッ!!!!

ユウヤの左手首がオレの右足首でぐるりと回転した。

オレの上体はバチッッ!!と電気ショックを受けたように後ろに倒れた。

センパイ!!ギブ!!!???

ッッッッ!!ッッツツッグッッ!!!!!!

ンンァァア??わかんねぇっっ!!!

ィイッブッッ!!!ギィィッツヴゥゥッ!!!!

ギブるんだなぁ!!!??
オオゥウッラァアアァッッッァアア!!!!

ツッブッ!!!!ギブアァアァアッツプッ!!!

ユウヤはアキレス腱固めを解いた。
けれどオレは四の字に固められたままだった。
もうドコが痛いのかも判らない感じだ。

ユウヤはまたビールに手をやる。
うまそうにノドが鳴った。

ユウヤ!!四の字から解放してくれ!!

ユウヤは楽しそうに笑顔を見せた。

あ、ビール飲んじゃった!
センパイのまだあんの?
くれねぇ?

オレの言葉が聞こえないかのように無邪気に笑った。
オレはユウヤにビールを渡した。

うまそうにグビグビと飲んだ。

ユウヤ!!!オレの脚、マジにヤベぇよっ!!

ンダヨぉセンパイぃ
最初から言ってたろ?
コワス気マンマンだってよっ!!

ユウヤはビール缶をクシャリと握りつぶすとカランと後ろに放った。

ヤッパ正統派足四の字固めでよぉ!
バッキバキに極めてやんぜッッ!!!

もう無理だ!!ムリムリムリ!!!!!

ユウヤは点検するかのように四の字を微調整していく。
オレはモガイテ脱出しようとするのだが、長時間の四の字固めで下半身が重い荷物のような状態だった。

今度はクラッシュまでノンストップだぜっ!
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