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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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オレの目にユウヤが映る。


大学1年後輩のユウヤは生意気な奴だった。

体操部の同年の奴らの中で、いつのまにかリーダー的存在に収まっていた。

かといって、先輩たちにはどうかというと、うまく立ち回り、イイ奴なのだ。


マットを片付ける後輩達の中で、プロレスごっこを始めるユウヤ。

さすがに毎日鍛えている体操部の奴らだけあって、隆々としたガタイが絡み合う。

一際目立つのがユウヤだった。

キリリと整えられたマユゲと鋭い目尻が印象的なユウヤ。とがったアゴには計算された無精髭。他の奴らよりもシャープな体型。

上半身ハダカの姿を見比べていて、以前空手をしていたと言っていたユウヤの笑顔を思い出した。

そのせいなのか、もともと格闘技が好きなのか、他の奴の中でユウヤにかなう奴がいないようだった。

真剣にギブアップを迫るユウヤと目があった。
ペロリと上唇をなめた。
ググッと逆エビを絞りこんだ。
マットを叩く音が響く。ユウヤは更に絞り上げた。

ギィーブゥッ!!ギブッッ!!ギブッ!!

無造作に抱えていた足を脇からふりほどくユウヤ。
うっすらと汗で濡れた前髪をかきあげるユウヤとまた目があった。



ーセンパイ、オレんち来いよ。プロレスしようゼッ!ー
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