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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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ユウヤが500のビール缶を床に置いた。

ユウヤが仰向けに寝転がるオレの左脚を持ち上げた。
ユウヤの動きは早かった。
オレの左スネがユウヤの右スネに巻き込まれていく。
絶妙なタイミングでオレの左スネが右スネに乗せられてクロス。
流れる動作でしりもちをつくようにユウヤが床に転がる。
ユウヤの左ふくらはぎがギロチンのようにオレの左足の甲に降りおろされた。

ンンンンンンつツツつうぅぅぅぅ!!!!
ガァァアァァっっッツツツッッ!!!!

ユウヤの足四の字固め!!!!!

さっきまでぼんやりとしていた現実が一気に痛みとなってオレの目を覚ます。

っらぁぁ!!あぁぁ!!??
どうよっ!!??

ユウヤは楽しそうに笑うと、床に置いたビールをゴクリと飲んだ。

四の字もイッテーだろ?

グビグビとビールをあおった。
唇のはしからこぼれたビールがしたたる。

正直、あんまり痛い四の字ではなかった。

オレの余裕の表情を読み取ったのか、ユウヤはヘッと笑った。腕でビールをぬぐった。

最初ッからトバしたらヤベぇだろぅぅ??
ジワジワな!

手に持つビール缶を床に置いた。

さぁて!四の字地獄の始まりだっ!!

ユウヤは今まで甘く掛かっていた足四の字固めをキツク極めていった。

ッッガぁぁ!!!ッッ!!!

オレの叫び声なんか完全に無視だ。

ああっっ!!!!ガああっ!!!

オレの左ふくらはぎが自分の右脚膝頭の上にまで無理やり押し込められれた。

っッッ!!ぁガァアぁああっっ!!!!!

キマルぜぇっッッ!!!!

ユウヤの両脚の膝裏が一気にオレの四の字に固められた両脚に負荷をかけてきた。

ッアァアアアぁああ!!ッッッ!!!!

オレの右脚を股間に挟んだユウヤは余裕のある不敵な笑みを浮かべて厚い上唇をベロリとなめた。

オラッ!返してみろやっ!

挑発してくるユウヤ。

オレはプロレスのセオリー通りに四の字をひっくり返す動きをとった。
転がるように体重を移動した。
ユウヤの脚が絡まるオレの両脚はギシギシと締まる。
返す直前がものすごく締め付けられる。

オラオラァ!!もう少しで返んじぇねぇ?!!

オレは決死の思いでカラダを捻った。

オッ!オッ!!返るかっ!??

グッッ!!ッグゥッグググッ!!

ダぁメだっ!!返させねェっっ!!

ッッッッッ!!!
ッァアッァぁぁぁあああああ!!!!!

ユウヤが一気に体重を移動。気合いもろともオレは完璧四の字の体勢に戻された。
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