●プロレス(G)萌え
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智也はうんざりしながらゲストにマシンの使い方を教えていた。
〜〜 あぁ〜こいつ!無駄な努力してやがんの〜〜
そんなカラダしてんのに今から痩せよ〜なんて虫が良すぎるぜ…
〜〜 顔の表情は営業スマイルを保ちながら… 心の中ではぼやいた。
マシンを動かすごとに腹の肉が揺れ、滝のような汗をかいてるゲストを横目で見ながら…
〜〜 もぉ〜〜こんなバイトやめちまおうかなぁ〜 〜〜 やる気を失いつつある智也であった。
〜〜 あぁ〜何かおもしれぇ〜ことねぇ〜〜かなぁ〜 〜〜 と、ゲストには適当に指示だけしてつまらなそうに辺りを見渡した。
すると入り口横にある来客用カウンターで女と話している翔がいるのに気付いた。
智也は翔の顔を見ると嬉しさを隠せなかったそして、今までのやる気のなさがどこへやらふっとび!夢中でこっちを向けと言わんばかしに見つめたのだ。
〜〜 あぁ〜あれは多分… 新規会員を相手に説明してるんだな…
〜〜〜〜 翔はその女にパンフレットを見せて丁寧に説明をしながら、時折笑顔を見せて話しかけていた。 そんな様子を智也はデレデレになりながら 〜〜 やっぱ翔って最高〜〜だよな〜 あの笑い顔もたまんねぇ〜 超イケてやがる!
〜〜〜〜 智也はもうバイトどころではなかった…
しかし次の瞬間…そのニヤついた顔が怒りに変化した。
〜〜 あの女ぁ〜〜〜翔に慣れ慣れし過ぎるんだよ〜 離れろよ〜 このぉ〜〜
説明を受けている女がパンフレットをちっとも見ずに… 顔だけ… そう翔の顔だけを見つめているのだ。それも虚ろな目で… 恋してるような目で見つめている。
智也はそんな女に嫉妬してしまい腹が立ったのだ。
翔はフロアーを説明しようと指差した時、妙な顔で智也が見ていることに気が付いた。
〜〜 あいつ何やってんだ?? バカみたいな顔して〜〜
そんな嫉妬に全然気が付いていない翔は、智也に目で時計の方を見ろと合図した 。 それに従い智也は時計を見ると… あと10分で午後20時を指すところだった 。
〜〜 おぉ〜あと10分でバイト終わりだったんだぁ〜
今度はさっきの怒りから一変して、翔に向かって大きく手を振り喜びの顔になった。
〜〜 智也ってなんか忙しいやつだなぁ〜 普通にしてりゃ〜イケメンなのになぁ〜
「翔〜〜〜お前さっき女とデレデレしてただろ〜 あんなブスなんかほっときゃいい んだよ〜」
隣でシャワーを浴びてる智也が噛み付いてきた。
翔は聞こえない振りをしたが、そんな態度に智也は苛立ち、次の手とばかしにいきなり抱きついてきた。
「な・なにすんだ〜 誰かに見られたらどうすんだよ〜 離れろよ〜おらぁ〜智也 離れろよ〜〜 」
翔はカラダを揺すって抵抗した。
「いいよ!そん時は… 俺たち2人は付き合ってまぁ〜〜〜す!って言ってやるから 〜〜〜」
もう智也は支離滅裂だ。2人が付き合えて嬉しいのはわかるけど…ちょっと調子に乗りすぎている。
「なぁ〜ところで腹減ってねぇ〜か?? バイト終わったんだし〜何か旨いもん食いにいこうぜ!!」
ちょっと考えたが…すぐに翔は
「わりぃ〜今日は無理〜 実家から弟がくるから… スマン帰るわ〜〜〜」
とっさに翔は嘘をついた…
「そっかぁ〜 じゃあ仕方ねぇ〜なぁ〜 またにすっかぁ〜〜〜〜」
今日は意外とすんなり理解し、すぐに引き下がった智也だった。
翔はいつもと違ってダダをこねない智也に物足りなさと、嘘をついてしまった後ろめたさを感じたが…
2人は着替えを済ませ従業員出入口まで一緒に行くとそこで分かれた。
翔とは別方向に歩き出した智也だが、急に立ち止まり振り返ると翔の背中を見ながらつぶやいた。
〜〜 あいつやっぱ行く気だな… 俺にだまって楽しもうっていうのかよ〜〜 ちぇっ
智也は今夜翔がどこに行くのかを知っていたのだった。
夜も深くなるにつれて…また違う顔をするオフィス街… 人通りがなくなった大通りをひとり歩いている翔は、その前のコンビニを左に曲がりビルとビルの間の路地をそのまま真っ直ぐ歩いたところで立ち止まった。
〜〜 確かこの辺だよなぁ〜 地図にはこの右手にあるって書いてるよなぁ〜〜
3日前にもらったメールには場所として…書き込んであるHPを見ろと記され、 開けてみるとそれは… 「エキサイトボクシングジム」と書かれたHPだった。
練習生募集のページとジムの場所を書いたページくらいしかない簡素なHPは、 2年前に更新をしたきりの様子だ。翔はその場所のページにあった地図をプリントアウトして持ってきていたのだ。
〜〜 看板はないし… 書かれている場所は、なんか古ぼけたビルだしなぁ〜 もしかしてこの中とか??
翔は目の前にあるビルを眺めると入り口を探して中に入ってみることにした。 昼間だとそうも思わないんだろうが… 不気味に静まり返り、人気なんかは当然皆無であるビルには奥の方まで伸びた廊下があった。
翔は取り合えず中ほどまで歩いてみることにした。するとそこには年代もののエレベーターが“1F”の数字を点して扉を閉じ、その横には、これも古くて読みづらくなっているが看板らしきものがあるの を見つけた。
それは「エキサイトボクシングジム 地下1F」と書かれた看板であったのだ。 翔はようやく見つけたと思うと横にある古ぼけたエレベーターで下りることにした。
扉が閉まると少し揺れを感じかなりゆっくりと動くエレベーターは次の到着場所 …地 下1Fで停まった。 エレベーターからでるとそこは小さな踊り場になっていて、正面にはカーテンが内側から閉められたガラス扉だけがあった。
〜〜 ここかなぁ〜 地下1Fはここだけだしなぁ〜 まぁ〜とにかく入ってみ るか …
翔はそのガラス扉を叩いてみた。 〜〜 Don Don〜〜 Don Donnnnnnnn 〜〜〜〜〜〜〜 返答はなかった。しかたなしに翔はガラス戸を押して中に入ってみることにした 。
カー テンが少し邪魔をしたが扉を押し開けてはいってみた… するとそこには… リング!? そう5・6m四方の4本のロープを張り巡らせた… リングがあるのだ。 あのWDWのJJキングが闘っている… テレビでしか見たことのなかった… 翔はカラダの中から湧き上がる熱いものを感じたのだ。
〜〜 あぁ〜こいつ!無駄な努力してやがんの〜〜
そんなカラダしてんのに今から痩せよ〜なんて虫が良すぎるぜ…
〜〜 顔の表情は営業スマイルを保ちながら… 心の中ではぼやいた。
マシンを動かすごとに腹の肉が揺れ、滝のような汗をかいてるゲストを横目で見ながら…
〜〜 もぉ〜〜こんなバイトやめちまおうかなぁ〜 〜〜 やる気を失いつつある智也であった。
〜〜 あぁ〜何かおもしれぇ〜ことねぇ〜〜かなぁ〜 〜〜 と、ゲストには適当に指示だけしてつまらなそうに辺りを見渡した。
すると入り口横にある来客用カウンターで女と話している翔がいるのに気付いた。
智也は翔の顔を見ると嬉しさを隠せなかったそして、今までのやる気のなさがどこへやらふっとび!夢中でこっちを向けと言わんばかしに見つめたのだ。
〜〜 あぁ〜あれは多分… 新規会員を相手に説明してるんだな…
〜〜〜〜 翔はその女にパンフレットを見せて丁寧に説明をしながら、時折笑顔を見せて話しかけていた。 そんな様子を智也はデレデレになりながら 〜〜 やっぱ翔って最高〜〜だよな〜 あの笑い顔もたまんねぇ〜 超イケてやがる!
〜〜〜〜 智也はもうバイトどころではなかった…
しかし次の瞬間…そのニヤついた顔が怒りに変化した。
〜〜 あの女ぁ〜〜〜翔に慣れ慣れし過ぎるんだよ〜 離れろよ〜 このぉ〜〜
説明を受けている女がパンフレットをちっとも見ずに… 顔だけ… そう翔の顔だけを見つめているのだ。それも虚ろな目で… 恋してるような目で見つめている。
智也はそんな女に嫉妬してしまい腹が立ったのだ。
翔はフロアーを説明しようと指差した時、妙な顔で智也が見ていることに気が付いた。
〜〜 あいつ何やってんだ?? バカみたいな顔して〜〜
そんな嫉妬に全然気が付いていない翔は、智也に目で時計の方を見ろと合図した 。 それに従い智也は時計を見ると… あと10分で午後20時を指すところだった 。
〜〜 おぉ〜あと10分でバイト終わりだったんだぁ〜
今度はさっきの怒りから一変して、翔に向かって大きく手を振り喜びの顔になった。
〜〜 智也ってなんか忙しいやつだなぁ〜 普通にしてりゃ〜イケメンなのになぁ〜
「翔〜〜〜お前さっき女とデレデレしてただろ〜 あんなブスなんかほっときゃいい んだよ〜」
隣でシャワーを浴びてる智也が噛み付いてきた。
翔は聞こえない振りをしたが、そんな態度に智也は苛立ち、次の手とばかしにいきなり抱きついてきた。
「な・なにすんだ〜 誰かに見られたらどうすんだよ〜 離れろよ〜おらぁ〜智也 離れろよ〜〜 」
翔はカラダを揺すって抵抗した。
「いいよ!そん時は… 俺たち2人は付き合ってまぁ〜〜〜す!って言ってやるから 〜〜〜」
もう智也は支離滅裂だ。2人が付き合えて嬉しいのはわかるけど…ちょっと調子に乗りすぎている。
「なぁ〜ところで腹減ってねぇ〜か?? バイト終わったんだし〜何か旨いもん食いにいこうぜ!!」
ちょっと考えたが…すぐに翔は
「わりぃ〜今日は無理〜 実家から弟がくるから… スマン帰るわ〜〜〜」
とっさに翔は嘘をついた…
「そっかぁ〜 じゃあ仕方ねぇ〜なぁ〜 またにすっかぁ〜〜〜〜」
今日は意外とすんなり理解し、すぐに引き下がった智也だった。
翔はいつもと違ってダダをこねない智也に物足りなさと、嘘をついてしまった後ろめたさを感じたが…
2人は着替えを済ませ従業員出入口まで一緒に行くとそこで分かれた。
翔とは別方向に歩き出した智也だが、急に立ち止まり振り返ると翔の背中を見ながらつぶやいた。
〜〜 あいつやっぱ行く気だな… 俺にだまって楽しもうっていうのかよ〜〜 ちぇっ
智也は今夜翔がどこに行くのかを知っていたのだった。
夜も深くなるにつれて…また違う顔をするオフィス街… 人通りがなくなった大通りをひとり歩いている翔は、その前のコンビニを左に曲がりビルとビルの間の路地をそのまま真っ直ぐ歩いたところで立ち止まった。
〜〜 確かこの辺だよなぁ〜 地図にはこの右手にあるって書いてるよなぁ〜〜
3日前にもらったメールには場所として…書き込んであるHPを見ろと記され、 開けてみるとそれは… 「エキサイトボクシングジム」と書かれたHPだった。
練習生募集のページとジムの場所を書いたページくらいしかない簡素なHPは、 2年前に更新をしたきりの様子だ。翔はその場所のページにあった地図をプリントアウトして持ってきていたのだ。
〜〜 看板はないし… 書かれている場所は、なんか古ぼけたビルだしなぁ〜 もしかしてこの中とか??
翔は目の前にあるビルを眺めると入り口を探して中に入ってみることにした。 昼間だとそうも思わないんだろうが… 不気味に静まり返り、人気なんかは当然皆無であるビルには奥の方まで伸びた廊下があった。
翔は取り合えず中ほどまで歩いてみることにした。するとそこには年代もののエレベーターが“1F”の数字を点して扉を閉じ、その横には、これも古くて読みづらくなっているが看板らしきものがあるの を見つけた。
それは「エキサイトボクシングジム 地下1F」と書かれた看板であったのだ。 翔はようやく見つけたと思うと横にある古ぼけたエレベーターで下りることにした。
扉が閉まると少し揺れを感じかなりゆっくりと動くエレベーターは次の到着場所 …地 下1Fで停まった。 エレベーターからでるとそこは小さな踊り場になっていて、正面にはカーテンが内側から閉められたガラス扉だけがあった。
〜〜 ここかなぁ〜 地下1Fはここだけだしなぁ〜 まぁ〜とにかく入ってみ るか …
翔はそのガラス扉を叩いてみた。 〜〜 Don Don〜〜 Don Donnnnnnnn 〜〜〜〜〜〜〜 返答はなかった。しかたなしに翔はガラス戸を押して中に入ってみることにした 。
カー テンが少し邪魔をしたが扉を押し開けてはいってみた… するとそこには… リング!? そう5・6m四方の4本のロープを張り巡らせた… リングがあるのだ。 あのWDWのJJキングが闘っている… テレビでしか見たことのなかった… 翔はカラダの中から湧き上がる熱いものを感じたのだ。
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