●プロレス(G)萌え
●名作プロレス小説のアーカイブ
●作者不詳の作品も保管します。
●イケテル画像の保存活動(笑)
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オラァ!ギブかぁ!?あぁぁ??!!
翔が天井を見上げながら言った。
両脇にはそれぞれ淳のふくらはぎが抱えられていた。
逆エビ固めだ。
淳はふとんの敷き詰められた部屋の中央で、腹ばいの状態で兄貴の逆エビに力強く耐えていた。
アァっっ!!ノッゥ!ノウぅっっ!グウウウ。
声にならないうめきが淳の身体から響いた。淳の体はすでギリギリ限界まで反り上がり、翔は更にパワーをそそぎ込む勢いで絞りあげていた。翔のケツの固い骨の部分が淳の腰に当たり、一番の痛みがそこから淳のからだ全
体に発信された。
ッラァ!淳!もう限界じゃねえ??折れるぜ?
ッッヌウラぁあ!!!!
ガッハァぁ!!!ガアアーー!!
限界だった。だが、淳はそれでも懸命に腕立て状態で、1メートルほど先の壁を目指して、少しずつ前進しはじめた。翔は極まっていた逆エビの体勢が崩れ、中腰になった。その瞬間、淳は素早く壁に手をついた。ロープブレイクの意思表示だ。翔は逃がすまいとして、素早く腰を落とし、ギブ狙いの極め込みを淳の両足たたみかけた。
ぁアアア!!オラァぁ!!どうだぁ?ギブかぁ?
グッハァっっ!!!
ロープっっ!!!!兄貴ぃぃっっ!!
ロープっっ!!!ロープっっ!!!
淳の長くのばした右腕が壁を叩く。
容赦のない渾身の力で掛ける逆エビで、淳のからだをヘシ折れそうな瞬間のロープブレイク。
ロープッ!!ロープッ!!!
淳の悲痛な叫びに翔は技を解いた。二人ともトランクス一丁で、まるでサウナから出てきたばかりぐらいの汗だく状態。
淳は這いつくばるまま、右腕を壁に触れたまま倒れ込んでいた。翔は肩で息を整えながら立ち上がった。
すげえな、おまえ強くなってるぜっ!
いつもならギブってたよな!
俺の逆エビけっこうスゲーって
柔道部のやつら言ってんだぜっ!?
翔は両腕に力コブを作ると、得意げに話した。上半身が汗でテロテロに光っていた。
でも、まだまだ負けらんねぇ!
意地で逆エビに耐えていた淳だったが、もうたちあがって翔にぶち当たっていく力は残されてはいなかった。
もう、このまま眠ってしまいたい。
翔は中学3年生になり、2つ下の淳は今年1年生になったばかりだった。
ちいさなころからジャレあっていたとはいえ、柔道部で鍛えている兄である翔と淳は体力的にかなりの差があった。体格的にも、日々のケイコで形作られた翔の筋肉は見た目にもクッキリとみてとれた。淳は決して小さい訳ではないのだが、成長の途中であるのは歴然としていた。
それでも、ここまでギブアップせず戦ってきたのは、二人の間のプロレスごっこの積み重ねによるものだったのだろう。
まだ終わってねんだろぅ??
翔は見下ろして言った。淳にはスゴク高いところからの声のように聞こえた。
翔はヒザを淳の腰に落としていった。
ガフッッ!!
淳のガタイから深い息が吐き出された。
そのまま翔は淳に馬乗りになると、ちじこまった両腕を自分のモモのうえに乗せあげ、淳のアゴを抱えクラッチ!
ッッッ!!!がああ!!
キャメルクラッチだ。
ロープである壁を目の前にしながら、淳にはなすすべがなかった。無惨な叫び声が出る。淳の腕は動かそうにも翔の太いモモからは抜けだせない。薄目を開けると、天井が見えた。極め上げた翔の声が耳もとで聞こえた。
オラ、ギブしねーとヤベーぞ!!
淳のひたいから流れた汗が首をつたい、そして反りあげられた胸を濡らした。もう耐えられなかった。
ッラァ!!ギブッッ!!?淳!!
!!!!!!ガアアー!!ッッブッフぅぅ!!
翔は技を緩めたり絞ったりと、反動をつけての攻撃を繰り返した。
翔はなかなかギブアップしない淳に更に力を加えた。背筋が緊張し、淳のヘソが見えかくれする。
オラァ!!どうよっっ!?参ったかッ?淳!!
ッッブウ!!ッギブッ!!ギッブギブッ!!!!
淳のギブアップの叫び。
ドサリと技を解いた翔はフーとため息をついた。
つえーつえー。
淳はとにかく解放された。強烈な痛みからの解放だった。
痛かったか?
翔は勝者の優しさを淳にかけた。
翔が天井を見上げながら言った。
両脇にはそれぞれ淳のふくらはぎが抱えられていた。
逆エビ固めだ。
淳はふとんの敷き詰められた部屋の中央で、腹ばいの状態で兄貴の逆エビに力強く耐えていた。
アァっっ!!ノッゥ!ノウぅっっ!グウウウ。
声にならないうめきが淳の身体から響いた。淳の体はすでギリギリ限界まで反り上がり、翔は更にパワーをそそぎ込む勢いで絞りあげていた。翔のケツの固い骨の部分が淳の腰に当たり、一番の痛みがそこから淳のからだ全
体に発信された。
ッラァ!淳!もう限界じゃねえ??折れるぜ?
ッッヌウラぁあ!!!!
ガッハァぁ!!!ガアアーー!!
限界だった。だが、淳はそれでも懸命に腕立て状態で、1メートルほど先の壁を目指して、少しずつ前進しはじめた。翔は極まっていた逆エビの体勢が崩れ、中腰になった。その瞬間、淳は素早く壁に手をついた。ロープブレイクの意思表示だ。翔は逃がすまいとして、素早く腰を落とし、ギブ狙いの極め込みを淳の両足たたみかけた。
ぁアアア!!オラァぁ!!どうだぁ?ギブかぁ?
グッハァっっ!!!
ロープっっ!!!!兄貴ぃぃっっ!!
ロープっっ!!!ロープっっ!!!
淳の長くのばした右腕が壁を叩く。
容赦のない渾身の力で掛ける逆エビで、淳のからだをヘシ折れそうな瞬間のロープブレイク。
ロープッ!!ロープッ!!!
淳の悲痛な叫びに翔は技を解いた。二人ともトランクス一丁で、まるでサウナから出てきたばかりぐらいの汗だく状態。
淳は這いつくばるまま、右腕を壁に触れたまま倒れ込んでいた。翔は肩で息を整えながら立ち上がった。
すげえな、おまえ強くなってるぜっ!
いつもならギブってたよな!
俺の逆エビけっこうスゲーって
柔道部のやつら言ってんだぜっ!?
翔は両腕に力コブを作ると、得意げに話した。上半身が汗でテロテロに光っていた。
でも、まだまだ負けらんねぇ!
意地で逆エビに耐えていた淳だったが、もうたちあがって翔にぶち当たっていく力は残されてはいなかった。
もう、このまま眠ってしまいたい。
翔は中学3年生になり、2つ下の淳は今年1年生になったばかりだった。
ちいさなころからジャレあっていたとはいえ、柔道部で鍛えている兄である翔と淳は体力的にかなりの差があった。体格的にも、日々のケイコで形作られた翔の筋肉は見た目にもクッキリとみてとれた。淳は決して小さい訳ではないのだが、成長の途中であるのは歴然としていた。
それでも、ここまでギブアップせず戦ってきたのは、二人の間のプロレスごっこの積み重ねによるものだったのだろう。
まだ終わってねんだろぅ??
翔は見下ろして言った。淳にはスゴク高いところからの声のように聞こえた。
翔はヒザを淳の腰に落としていった。
ガフッッ!!
淳のガタイから深い息が吐き出された。
そのまま翔は淳に馬乗りになると、ちじこまった両腕を自分のモモのうえに乗せあげ、淳のアゴを抱えクラッチ!
ッッッ!!!がああ!!
キャメルクラッチだ。
ロープである壁を目の前にしながら、淳にはなすすべがなかった。無惨な叫び声が出る。淳の腕は動かそうにも翔の太いモモからは抜けだせない。薄目を開けると、天井が見えた。極め上げた翔の声が耳もとで聞こえた。
オラ、ギブしねーとヤベーぞ!!
淳のひたいから流れた汗が首をつたい、そして反りあげられた胸を濡らした。もう耐えられなかった。
ッラァ!!ギブッッ!!?淳!!
!!!!!!ガアアー!!ッッブッフぅぅ!!
翔は技を緩めたり絞ったりと、反動をつけての攻撃を繰り返した。
翔はなかなかギブアップしない淳に更に力を加えた。背筋が緊張し、淳のヘソが見えかくれする。
オラァ!!どうよっっ!?参ったかッ?淳!!
ッッブウ!!ッギブッ!!ギッブギブッ!!!!
淳のギブアップの叫び。
ドサリと技を解いた翔はフーとため息をついた。
つえーつえー。
淳はとにかく解放された。強烈な痛みからの解放だった。
痛かったか?
翔は勝者の優しさを淳にかけた。
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