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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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海の民宿から戻ってからも、なんだか竜二はもやもやとした気持ちから抜け出せないでいた。

あの日、あの時、オレはなんだって淳にヤラれちまったんだ?ギブし続けるオレに技を極めまくる淳に正直ハラがたっていた。

 んじゃな、今日、淳ちに行ってこいや。

不満をぶちまけた竜二に勇太はそういった。
勇太はそれ以上のことは何も言わなかった。

竜二は元々素直な性格で、言われたとうりに淳の家を訪ねた。

部屋は熱かった。
竜二はそこで、淳と翔の戦いを見た。

 オウ!竜二ぃ!
 淳と約束でもあったか?
 ちょっと待ってろやっ!

翔はそう言いながらも淳にサソリ固めをガッチリ極めていた。二人とも短パン一丁で激しく汗を流していた。

 オラア!淳!
 竜二が来たぜぇ?
 待たせちゃワリーだろ!!
 ギブアップかあ?っらぁぁ??

 アアアグぅぅぅ!!!
 ノウっっ!ノウっっ!!

 竜二、待ってろよ!!今極めるからなあ!!

翔は右腕に大きな力コブを作るとググッと絞りを加えていく。

 ぐうがアアー!!!
 ガッッハッツ!!

 ッラァぁ!!!淳!ギブかあ!!

淳はサソリをくらいながらもロープである壁を目指す。
壁は竜二がいる方向とは逆であった。
少しずつ淳はロープに向かっていった。

翔はサソリの体勢が崩れたことが分ると、自ら技を解いた。

 そうだ、竜二!淳に落とされたんだってな。

竜二は何だか恥ずかしく、黙っていた。

 恥ずかしいことなんかないんだぞ
 うまい奴に落としてもらったほうがいいんだ

翔はグッタリと倒れている淳の左腕を持ち上げると、うつぶせの淳の首に腕もろとも自分の両脚を絡めた。三角絞めだ。

 オラ!!竜二に落ちるトコ見せてやるぜっ!!

翔は転がり反転する。仰向け状態で極まる三角締め。首四の字のように淳の顔面は翔のふとももの中で左腕と一緒に圧迫されていた。

 ヒィィィ、、ゲェッヒィィィ、、、、

翔は淳の左腕をピンと伸ばし逆関節に極める。

 ッッんガァァーー!!!!

淳はもう息も出来ないぐらいの状態だ。
翔はもうギブアップも聞かなかった。
首4の字のかたちに極められた淳は、それでもまだもがいていた。

 まだオチねぇや。

翔は更に両足をキツク絞め、腰を天井に向けて突き上げた。

 アアアーーーー!!!1ガッッはアアぁぁっっ!!

 オラァっっ!!!オチロやっっ!!

翔は渾身の力で淳を攻撃した。
竜二には淳の首が取れてしまいそうに見えた。

 ウオウリャアッツ!!!

翔の気合いとともに、淳は落ちた。

竜二は何も言わずに部屋を出た。
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