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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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鍛えぬかれた太い腕がこめかみに巻きつき、厳つく盛り上がった大胸筋に押し付けられると更にじわじわと…翔を苦しめ離そうとはしない。

生々しい汗の匂いが生暖かい肌から放ち、マスク野郎の体臭と混ざり合うと翔の鼻へと漂ってくる。

男の裸体から出るムラムラとする匂いに翔は無性に興奮を感じた 。

〜〜 うぜ〜野郎だぜ離せって〜 早く離せよ〜
…でもこの汗臭せぇ〜匂い … 嗚呼ぁぁぁぁぁ……… たまんねぇ〜 臭せぇ〜〜のに…
嗚呼ぁぁぁ………… 頭 がクラクラしちまうぜ〜〜〜

マスク野郎の腰に手を回し逃れようと喘ぐ翔なのだがその反面、男の裸体の匂いには興奮してしまい… 不覚にも競パンを膨らまし… マラをビクビクさせ官能しまくっている。

1度捕まえた獲物を早々に離す訳はない。しかしまさか翔がそんなに興奮しているとは思ってもいないマスク野郎だった。

巻きつけた腕が汗で緩みかけるとマスク野郎は腕の位置を変え、更に苦しめようと大きく持ち上げ絞り込むのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………………………
ぐうぇぇぇぇぇ ぇぇぇ ぇ………………………… 」

翔は声を上げて苦しさに耐えた。

アキラがそんな翔に向かって… 「ギブかぁ〜〜〜〜??? ギブすんのかぁ〜〜〜〜〜? 」 と、しきりに聞いてくる。

「NO!NOぉぉぉぉぉぉぉぉ………… NOぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉおぉ …… … 」

翔はまだギブをするほどではなかった。
それよりもマスク野郎のエグい体臭と、 汗で ヌル付きながら触っている鍛えられ割れた腹筋に興奮するくらいの余裕はあったのだ。

マスク野郎は汗でゆるんだ腕を再び絞り上げようと緩めたその瞬間… 翔は腕から抜け出し逃ることができた。そして今まで締め付け苦しめていた腕を掴むと後ろに曲げて捕まえた。

片腕を捕まえられたマスク野郎は大きくのけ反り、捕まえられた肩をカバーしようと叩きながら痛みに耐えている。

翔は腕をぐいぐいと吊り上げ痛みと苦しみを与えた。

「痛てぇ〜のか? 変態野郎〜〜 もっと痛めつけてやるからな〜 おらぁ〜〜 〜!! 」

「や・やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ……… ぎえぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇ…………… ……」

痛さに耐えきれずそこから逃れようと… マスク野郎はそのままリングをさまよい歩き出した。

「おらぁ〜〜〜 おらぁ〜〜〜 おらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

翔は歩きながらもしつこく腕を締め上げた。

マスク野郎はもうたえきないとばかり… 情けなく頭を振って逃れようとしているが、 逆に翔はおもしろくてしょうがない 。

「おらぁ〜〜〜変態野郎〜〜〜 もっとねちっこく攻めてやるぜ! 」

と罵声を浴びせると締め上げている腕だけに飽き足らず、苦しみもがき叫びながら振っている頭に被っているマスクを強く掴んだと思うと…

「NOぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜
ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜 や・ やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜 」

マスク野郎は絶叫したかと思うと、そのままコーナーポストへ顔面をぶち込まれ た。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………… ヒィ〜ヒィ 〜ヒィ 〜〜〜〜〜〜 」

これにはマスク野郎も溜まらなかった!顔面を押さえリングを転げ暴れた。

翔はそんなマスク野郎に情けなどはない。倒れているところを引き起こし、また腕を捕まえると…

「や・や・やめてくれえぇぇぇぇぇ…………… ぎえぇぇぇぇぇ〜〜〜う・腕が ぁぁぁ 〜〜 」

マスク野郎はさっきの攻めでダメージを食らってしまった腕をカバーして叫んだ 。

そして掴んだ翔の手をもう片方の手で必死に伸ばし外そうとするがそんなことでは到底外れない。もう情けなく首を振り助けを乞うが、翔は無常にも捕まえた腕を大 きく振り上げたかと思うとそのまま全身に力を入れてリング目掛けて振り落とした。

「NOぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………………… 」

マスク野郎はその痛みに耐えられずそのままリングへと膝を落とし、今にも泣きそうな声を出して喚めいた。 そんなマスク野郎への攻撃はまだまだ続く… 今度はさっきから痛めつけている腕を背中から持ち上げると自分の肩へと振り落としたのだ。そうアームブレイカーで更に肩と腕にダメージを与えたのだ。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………… ひぃ〜ひぃ 〜ひぃ 〜 」

マスクを付けているだけに表情は読み取れないが、集中して攻められ続ける腕は ボロ ボロになってきている。そんな陰湿にしつこい攻撃がマスク野郎の心理的な部分にもダメージを与えた。

攻められ続ける腕を休めることなどなく、再びマスク野郎の腕を掴みひねると、 後へ と持ってきて締め上げた。 もうマスク野郎は天井に向かって叫ぶか、それとも離してくれないことに半ば諦め、 首をうな垂れることしかできない。

翔はまだ攻めていない片方の腕に今度は目をつけた。今までのダメージでそれどころではないマスク野郎は目を付けられてるとは知らず無防備な状態である。

翔はいきなり後ろから腕を掴んだ! するとその瞬間… しまったと思ったマスク野郎は肩を振り回し逃れようとしたがすでに遅かった。

両方の腕を囚われてしまったのだ。

「この変態野郎〜 抵抗できねぇ〜のか???? あ〜〜〜〜 すげぇ〜〜みっ とも ねぇ〜野郎だぜ〜 」

翔は罵った。そしてそのままリングに座り込むと両足をマスク野郎の腹に蟹ばさみとばかしに巻きつけた。

「はぁ〜〜 はぁ〜〜 はぁ〜〜〜〜〜 おめぇ〜のそんな攻めで俺に利くとは …… …… ううっ…ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

マスク野郎はせめて言葉で刃向かおうとしたが、翔はうるさいとばかし、足に力を入れると締め上げ言葉を途切らせた。 マスク野郎は口元からはヨダレを垂れ流しグロッキー状態である。

と、その時… 背中に…息が止まるほど鈍く重いキックが翔の背中に炸裂した。

「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………… 」

それはマスク野郎をはがいじめていた力が抜けるくらいのキックが背中に…


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