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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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時計を見た。 明け方だった。
部屋は暗かった。遮光カーテンが部屋に入る朝の光りを妨げていた。
オレはハダカのユウヤに抱き付くように眠っていた。

足四の字をユウヤに極めた後、オレとユウヤは抱き合うように仲良くベットで横 になったようだ。
激しいユウヤの一面をたくさん見た日だった。 そんなユウヤが穏やかな表情で寝ている。
なんだか微笑ましい光景だった。  

今日は帰るぜっ!

オレはユウヤの耳元でソッと囁いた。
言葉にならない声を出すユウヤ。寝ぼけた様子だった。  

静かにベッドを出てオレはリビングに向った。 大きな鏡。 ほんとにラブホのようだ。
オレの鍛えたハダカが映った。 体操部でマジメに打ち込むオレのカラダはダテではない。
腹筋はボコボコに割れ、下半身はスッキリと締まっている。
大胸筋はボッコリと膨らみ、肩、上腕回りの筋肉はコブのように盛り上がる。

床に転がるボクサーを拾おうとかがんだときだった。 パンツと一緒にユウヤのデカイ足が見えた。

ユウヤの右脚がオレの左脚に絡んできた。
前かがみのオレの後頭部からユウヤの左脚が振りおろされた。
オレの右腕がユウヤの左腕に絡め取られた。  

ハアアアッッ!!!ガアアッァアアッッ!!!!!  

ギギギギギギッギギギギギギッギイイイイイィイイイッ!!!!  

センパイッッ!!まだガッコいく時間じゃねぇえぜっっ!!!

オレのガタイがユウヤの卍固めに捕らえられた。  

ガアァアッ!!!ぐううぅうっっ!!!

卍に固められたオレのカラダ。 卍を極めるユウヤのカラダ。
二つのヤローなガタイが絡まるように大きな鏡に映っていた。  

さっきはよくも四の字掛けてくれたな!!

ユウヤは鏡越しにオレに話しかけた。
鏡に映るユウヤの口がぱくぱく動くと、オレのからだに密着するユウヤのガタイから声が響いてきた。  

センパイィッ!!痛かったんだぜぇえ!!???  

ゴオガアァアッッ!!!

ユウヤは穏やかな口調とは裏腹にオレに体重を浴びせかけるように卍を低く掛けてき た。  

ぁあぁあぐぅうっっ!!!!

ボコリと膨らむユウヤの右ふくらはぎがオレの左脚の自由を奪う。
ユウヤのデカイ右足がベタリと床に固定される。  

ガチガチガチガチッッッ!!!!!!!  

っっっっくうぅうっっっ、、、はぁあっっ、、はぁあっっ、、、!!!!

ボコリと膨らむユウヤの左ふくらはぎがオレの後頭部から首へ巻き付く。
自由な呼吸が出来ないくらいに締め付けるユウヤの左脚。  

ギギギッッ!!ギギッッ!!ギギギッッ!!!!!!  

!!!!っがあっっ!!ぁあぁあっっ!!!!ぁあっっ!!、、、ぁあぁあ、 、、

こじ開けるようにオレの右腕はユウヤの左腕に絡め取られ、オレの右脇毛が鏡に映る。
肘を伸ばすように極めるユウヤの左腕。  

ビギビギビギビギィイイッッッ!!!!!!!  

あががあああががああああっっっぅううっぅ!!!!

ドウダヨ!!センパイ!!キマッテンダロッッ??!!!

ユウヤはそんな不敵な視線で卍の痛みで歪むオレの顔を見ていた。  

ユウヤッッ!!ギブっっ!!ギブだっっ!!  

はぇーって!!オレの卍はまだまだこれからだぜっ!!  

ギブッ!!ギブギブギブギブ!!!!!!!  

うっせっ!!センパイのギブアップはオレがキメンぜぇっっ!!  

ガギギィイイイイイイイッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! !  

っっっっっっぁぁあああぁぁァアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!! !

ユウヤのボッキチンポがオレの背後でグググッッ!!と硬く熱くなった。

オレのボッキチンポはヘソをぶち抜くように腹に密着。

ユウヤはオレの股のあいだから右手を差し込み、ビンダチの股間を握った。  

ガァアッッぁああ!!ぁあああんんん!!ッッックウぅうっっ!!!!!  

カテェエぜっっ!!デケェエぜっ?!!!

卍をガッチリと極められたまま、オレはユウヤにビンダチチンポを握られた。
身体はギシギシと痛い。しかし、激しく掴むユウヤの右手にオレは感じていた。  

んんんんぁあぁあ!!ぁあぁあっっ、、、、、はぁあぁあんん、、、、、、  

いい声出すぜぇえ!!ケツ毛ボーボーで感じてんのかよっっ!!  

ふうぅう、、、はあぁあんん、、いいぜぇえっっ!!ユウヤッッ!!  

気持いいのはココまでだぜっっ!!!

ユウヤはオレのチンポから手を離すとオレの右肘を一気に伸ばした。  

ガガガガガガガガアアアアアアアアア!!!!!!

空手で鍛え、同じように体操部で鍛えているユウヤのガタイ。
ユウヤの太く盛り上がる上腕がオレの右腕を引きちぎるように衝撃を加えていく 。  

ビギイイイイイッッッッ!!!!!!!!!!!

同時にユウヤの左脚がオレの後頭部に負荷を掛けてくる。
首筋、肩が裂けるような痛みが跳ね上がる!!!!  

ギギィイイッッ!!ギチギチギチギチギチギイィイイイイッッ!!!!!  

ッッッッツッツツウウゥウッ!!!!プウウウゥッッッ!!!!!!

ガッチリと卍を支えるユウヤの右脚。
ユウヤの右ももを支点にオレのガタイが腰から大きく折れ曲がる。  

グギギィイッギギギイィイイイイイイイイ!!!!!!!!!  

ッッッツゥウウッ!!!!ヤベェエッッ!!!マジヤベェエエッッ!!!!!  

オウウウゥウウラアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!  

コワレルッッッ!!!!!ユウヤッッ!!!コワレルッッゥウッッ!!!!  

ブッコワスぜっ!!マジにぶっコワスッッ!!!!!!  

ギャアァアガアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!

オレは卍から抜け出るためにバランスを崩そうとした。
しかしユウヤに見事にコントロールされ崩れるどころか深く絞り込まれることに なった。

空調がきいているユウヤの部屋で、卍を掛けるユウヤも卍を掛けられるオレも汗でトロトロになっていた。 うすぼんやりとした部屋で、怪しくテカル野郎のガタイが鏡に映っていた。

ユウヤぁあっっ!!ギブゥゥッッぅぅう!!!!

オレは解放されるはずもないのに『ギブアップ』を何度も口にした。

ユウヤの左ふくらはぎの向こうに鏡が見える。
ユウヤは厚いくちびるに舌を突き出し挑発する。  

オウウラッッ!!!ウラァアッッ!!!コレデモカぁあっっ!!ぁああっっ? ?!!  

!!!っっかあぁあっっ!!くうぅうっっ!!!ガガガガガガッッゥウウッッ !!!  
ギィイイイッゥッッゥウウブゥウウウッッッゥウウウウウウウ!!!!!!  
ギィイッゥウ!!!ギゥヴゥウッッ!!!  

サイコーだぜぇえっっ!!!コーフンすっぜぇええっっ!!!!なあぁ??ぁあ??

首があっっ!!!
肩がぁあっっ!!!
腕がぁあっっ!!!
腰がぁあっっ!!!!!  
ギギィイイッッ!!!!!  

ギリィイイッッッ!!!!  
ビギビギビギィイ!!!!  
ギシギシギシィイ!!!!  

ギィィーーーーーブゥウウッッーーーーーー!!!!!!!!!  

バッキバキにしてやんぜぇぇぇっっっ!!!!!!!!!!

ユウヤの左腕がググッと緊張する!!
ユウヤのブっとい首筋が天井に向ってそそり上がる!!
ユウヤの大胸筋がボッコリと盛り上がり!!反り上がる!!  

ぎゃあぁあああ!!!ギブウッッ!!!ギブゥウッ!!!!!!  

オラアッッ!!!もっと叫びやがれっっ!!!!  
オラアッッ!!クウォオオラアッッ!!!





*「ユウヤ」シリーズもここで一応のおしまい。誰か続きを書いてくれないかなぁ?

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っっううらぁぁぁあああ!!!!

腰を突き出すように絞り込む。
落ちた反動でまた4の字を絞る。
ユウヤは叫び声をあげた。

ギブかぁ??ァァアア??!!??

ノッ!ノゥッ!!ノウ!!
まだダッッ!!

へそ毛まみれのユウヤのボコボコの割れた腹筋が小刻みに上下している。4の字で痛めつけているのにユウヤのチンポはビンビンだ。

その姿にオレは更に興奮した。

オレはベッドに足の裏がねじり込む勢いでユウヤの両足に負荷を掛けた。

ウウゥウォオゥラァア!!
ギィイブゥウかあぁァアラァアッァアア!!!

ッッゥウッガァアアッッ!!
ッッノッッ!!
ノウツッ!!
ノォォッゥウ!!!

オレは大きく受け身を一発かますと上体を起こした。

ユウヤは激痛の波状がこないことに少しホッとした感じで息を整えていた。

オレの4の字まだ喰らいてぇかよっ!??

オレはギブしてねぇよっ!!

ユウヤはギラギラとした挑発的は視線でオレを睨み込む。

オレはユウヤのまっすぐに伸びる右脚カカトの部分を自分の左肩口に乗せた。

っらぁあ!!
ガッッギィッッ!!と極まんぜぇっっ!!??

ッッガぁぁっっ!!!

この4の字はヤベぇぞッッ!!

オレは4の字に絡まる両脚に下方向へ負荷をかけた。

ッッ!!!ッァアアッッ!!

上体を起こしたオレの肩口にはユウヤの右脚。
オレはユウヤの右スネを両手で押さえながらジリジリと上方向へと負荷をかけた。

ッッグゥッガァッッ!!!

オラぁ!どうだぁ!!??
ユウヤぁ?!
マジでヤベぇかぁっっ!!?

ユウヤは歯を食いしばり無言で顔を横に振る。

オレのマジ四っっ!! 
味わえやぁっっ!!!

オレはためてたチカラを爆発させた。
今にもユウヤの脚が重なる中心でボキリと折れそうな感じだった。

ッッゥッィッッゥウ!!
ッァァアアッッ!!
ギブッッッッ!!
ギブッッ!!
ギブギブッッッッッッ!!!!

オレはユウヤのギブ声に感じながら構わず今まで掛けたことのないチカラで4の字を絞り込んだ。オレの両脚がユウヤの両脚にミリミリと食い込んでいく。

勘弁してほしいかぁあ??!!
ぁああ??!!

ッッつうぅぅ!!
ハッッグぅぅぅ!!!
マジッッ!!
マジっっ!!ギブッす!!!
ギブアップっッス!!!

ナマイキなユウヤの顔が涙目でゆがんだ。

ァッッァアア!!ギブギブギブギブ!!!!

オゥウラァッッァアアアアアア!!!!!

ッッブゥ!!ギィィブゥゥッァアアップ!!!

キモチイイぜぇッッ!!!

センパイ!!
ガぁぁ!!
ヤベぇっっ!!
マジっっ!!
マジでやべぇっっ!!
ギブっ!!
マジ!!ギブッッ!!!!!
 ツッッアア!!!!
ッッッ!!!ガァッッァアア!!!

ユウヤの不意をつかれた叫びが響いた。
さっきまでの生意気なユウヤの余裕の表情が歪んでいた。

今度はオレの番だぜっ!!
ユウヤぁ!!??
イッキにギブ極めだッッ!!!

ッッァッアッガァッ!!!

どうだっっ!!??
おっらぁぁ!
ユウヤぁ!?
オレの4の字はヨッッ!!??

オレはギッチリと足4の字を固めた。

声も出ネぇかっ?!
ギブるかぁ?! 
んあぁぁ!!??

ッックゥッ!!
先輩の4の字っっくぅぅ!!
極まってるぅぅ!!!

だろぅ!!!??
オレはヤラレじゃねんだぜぇ!っ!?
ヤラれてばっかじゃつまんねぇだろぅ!

っっうぅぅ!!
いいぜぇ!
プロレスだからなっっ!
先輩の技も喰らってやんぜぇ!!

へっ!
覚悟できてんのかぁ!!??
っっらぁ!!

オレはベッドに受け身をとる。
反動がユウヤの畳み込んだ4の字に組まれた両脚に伝わる。

ンッンンッグッゥウッ!!!ガァッ!!

オラァ!?どーしたぁ?
ギブしていんだぜっっ!!
ゥウラァッッ!!

ッッッグゥゥウッ!!
マジいてぇよ!!!
っっあぁ!!
たまんねぇ!!

ギブしねんならもっと極まるぜぇッッ!! 
っっぅうァァッラッッッ!!!

ユウヤの両コブシがシーツを掴んでいた。
4の字の痛みに耐えている。

ぐぅぅっぅううう!!!
先輩の4の字喰らってよぉ!!
見てみろよ!
オレのビンビンだぜぇぇ!!

ヘソ毛にむかってソソリ立つユウヤのチンポ。

オレもだ。
ビンビンだ!!

ユウヤのまっすぐに伸びる右脚にオレはビンビンに勃つチンポをこすりつける。

ギブかあぁ!!??!!

ユウヤはまだまだと首を横に振る。

グゥゥゥウウックゥッゥウ!!!
先輩のよぉ!
スネ毛まみれのぶってぇ脚でよぉ!
4の字掛けられてうれしぃぜっ!!!

オレは腰を浮かせて4の字を絞り込む。

ガッアァァッッ!!

ギブるんなら今のうちだぜぇ!!??

ッァアア!!ガァッァア!!
まだギブじゃねぇっ!!!
限界じゃねぇっっ!!

オッシィ!
流石だぜぇっ!ユウヤぁ!
今までの奴はコノへんでだいたいギブだゼェッ!?
ユウヤにはサイコーの4の字で泣かしてやんぜっ!!

ヘッ!
ヤッてみろやっっ!!
ァアアア!!??
泣かしてみろやっっ!!
ァアア!!??

生意気なユウヤがオレにはかわいく感じられててきていた。オレも自分の技を受けてくれるカラダを見つけた気持で興奮した。

イクぜぇッッッ!!!ユウヤっっ!
白い湯気で浴室が満たされた。
オレはシャワーを浴びていた。

ユウヤの激烈なキャメルのあと、オレは解放された。
マジで折れる寸前。

途切れる記憶。
ボーっとした頭とほてるカラダ。
腰に残る痛み。

キャメルを外したあと、鏡の中でユウヤは得意のテレたような『へ』の字の苦笑いでバスルームを指差した。

オレのカラダは自分の汗とユウヤの汗でベトベトだった。


シャワーが心地よくオレのカラダを休ませる
ふわりと昇る水蒸気にオレの匂いとユウヤの匂いがまじる。

マジでヤラれた。
スゲぇだるい。

オレは無造作にシャワーに身をゆだね、自然にお互いの汗が流れ落ちるの待っていた。

こんな奴は初めてだ。

オレはどっちかと言えば相手を痛めつけるタイプだったはずだ。

それなのに。

曇る鏡に自分のカラダが映る。

悔しい訳でもなく、そう、ヤラれたって感じだ。
ユウヤに極められているあいだの苦痛はたまらなかったが、ユウヤにヤラれている自分を思い出すだけで勃ッてくる。


ハッキリとしてくる意識。
シャワーを止める。
ユウヤのゴルチエを数滴とって胸をたたいた。


大きなバスタオルをまいて扉を開ける。
静まりかえる室内。
オレは勝手に冷蔵庫を開け、缶チューハイを飲んだ。

ユウヤのくれたビールで酔ってるヒマなどなかったが、シャワーのせいもあってか気持ち良くなった。

オレは缶を3つ短時間で空けた。
ノドがひどく枯れていた。

リビングから続きのドアを開ける。
寝室だ。
ユウヤがいた。


大きなベッドにマッパで大の字だ。
無邪気なもんだ。
寝息が聞こえた。

オレは静かにベッドサイドに近付く。
ユウヤに起きる気配はなかった。
大きな胸が上下する。

オレはベッドに上がると素早くユウヤの左脚を自分の右スネに巻き込んだ。
ユウヤの両脚を十字にたたむ。
オレは左脚をユウヤの左足甲におもいっきり振り下ろした。

ッッッ!!!ガァッッァアア!!!
極楽固めもイイな。

ユウヤはオレの背中からどく気配などなかった。

あぁぁ??先輩ぃ?
キャメル地獄はまだ続いてっから!!

目の前の鏡の中にカラカラと笑うユウヤがいた。

ヤッパさぁ
基本のキャメルクラッチがイチバン屈辱的じねぇ??

ユウヤは荷物のようなオレの両腕を背後から抱え上げ、ドサリと自分のモモに乗せ上げた。

センパイ?アワ吹かせてやるかんな!!

ユウヤ!ヤメテくれ!!
もう耐えられねぇ!!

ユウヤはキョトンとした顔でオレを見つめた。

オレはまだ飽きねぇから
ワリーな
まあな
ちょっとサービスしてやるかァ?

ユウヤはキャメルの体勢のままオレのムネを揉みはじめた。

センパイのムネキンいいぜぇ!
マジでヨクネェ?
感じるゼぇ!

鏡の中にキャメルクラッチを掛けられて、ムネを揉まれるオレの姿があった。

っっぅォッォオッァアッ!

プロレス技の痛みに耐える声とはまた違う声がもれた。

ユウヤは意地悪そーにニタァと笑った。

イイ声出すじゃぁん

ユウヤの長い指先がオレの乳首の周りを細かく円を描きながら弄ぶ。

センパァイ?イイカオしてるぜぇ?

耳元で響くユウヤの声に促され、鏡に映る自分を見た。

生意気だけどオトコっぽいユウヤ。
そんなユウヤにプロレス技を掛けられながら胸をもまれ、うっとりとするオレ。

気持ちイィ?

っぅぁァっ!
ハァハァハァハァ、、、キモチイィ

素直じゃん!
ビン勃ちかぁ?
恥ずかしがんなって!
オレもだぜぇ!
オレと寝たいか?へへへ!

ゥゥうん。

へへっ!
最後までコワレなかったら抱いてやるかもなぁ!

胸から手を放すとユウヤの両手がオレのアゴにまわされた。

さあ、オレが楽しむ番だぜぇ!

反動をつけてユウヤはオレのアゴをキメて背骨を反りあげる。

ッッァぁァア!!
ギブギブギブギブギブギブ!!!!!!

はえーって!!

ユウヤはフェイスロックを掛ける要領で、オレのアゴをクラッチして極め直す。

ゴッガァぁ!!
ギブ!!ッ!!ギブッギブッ!!!!

オレは今までのコブラと4の字を思い出し、これから長時間掛け続けられるであろうキャメルクラッチを恐れた。オレは逃げるようにもがいて、ユウヤのモモに捕ら
えられた両腕を脱出させた。

オイオイ。はえーって!!

ユウヤは反笑いでオレにまたがる。

ユウヤっっ!!!終わり!!
終わりだ!!

んだよぉ!先輩ぃぃ!!
ヤラレるの好きだろ??
あんまイラつかせんなよコラぁ!

ユウヤの声音が微妙に変わった。

めんどくさそうなユウヤにオレの両腕は捕まってしまう。両腕はまたユウヤのモモの上に。ユウヤは自分の『く』の字に曲がる膝下に更にオレの腕をそれぞれに巻き込んでいく。

これで逃げられないぜぇ!

ユウヤは改めてオレのアゴをクラッチ!!!

ッッッガッッァァアッッ!!!!

ゥゥォオォッラッァァッアアア!!!
キャメルクラァァァッチィッッ!!!!

ッヒィィィ!!!
ギィッブッ!!
ギィィッッブゥウッ!!!
ギィブゥッアァアップゥゥッッ!!

脱出不能のキャメルクラッチ。

ギィィッッブウッゥウかあ??
ラッァアア!!!!

ィイギィイッブッッッ!!!!

緩むキャメル。
解放か?

ワリぃけどよぉ!
オレの全力キャメルじゃねぇぜぇ!?
ウルセぇ!!!!

ユウヤはマジの目で静かに言った。

ユウヤはオレの口を塞ぐように口全体を包みこむように極めた。

ツッッッガァッッ!!!

ッッッシャッ!!イクぜぇ!!!

反る!反る!!反る!!!!

ッッッガァァッッァアアァアア!!!!

コーフンすんぜっっっ!!!!

絞る!絞る!!絞る!!!

ゥウッゥウッウッッウウクゥッッ!!!

先輩っ!!!めっちゃソソルぅ!!

ゥゥァアァッッ!!

コワシちゃうかもナッッッ!!

ッンゥガッアァッッ!!

オレの腰に強烈な衝撃が走る。

ッッッゲガァッッッ!!!

首筋がピンと軋む。

グゥッフゥゥッッ!!!

そろそろイクッッッ!!!!

オレのカラダは限界を越えたバネのように張り詰めた状態だ。

ウウォオラァア!!どうだセンパイ!!??
ヘソ毛見えてんゾォオ!!!
へし折ってやるぜっっ!!

ォオゥラァッッ!!!

オラッッ!!!

ッッッゥウラァァッッ!!!!

オラ!!どうだ!!コワレルかぁっ!!ァア??

ビリビリとオレのカラダがふるえていた。

コレがオレのキャメルクラッチだぜっっっ!!
サイコーだろっ!!

オラッッッ!!!ヘシ折れるッッッッ!!!!

ゥッッグゥッッガァァッッ!!!!!!!!!
ヘグぅぅっっ!!ヘグっっ!!ゲッヒィィィ!!!!
 あああ!!!!マジでスッゲェ燃える!
スッゲェ燃えるぜッ!!
次ぎイクぜッ!!

痛みの余韻どころではなかった。

ユウヤも全力で技を掛けてきている。疲れていないはずはなかった。しかし、ガムシャラにオレのカラダを使ってオレを痛めつけることが楽しくて仕方ないようだった。

オレの右手首を掴むユウヤの左手。
オレの左手首を掴むユウヤの右手。

両腕がオレの目の前でクロスされる。

この技掛けてみたかったんだよねぇ!!

鏡に映り込むユウヤは好奇心一杯の顔で笑っていた。

馬乗りのユウヤは自分の腕で自分の首を締めるようなカタチになるオレの腕を背後から引き絞る。

ドーヨ?センパイ?
極楽固めだぜッッ!!!??
そぅっゥラァッッッ!!!!

ッックゥゥッッフッゥッッ!!

オレも初めて喰らう『極楽固め』の痛みだった。
並みのチカラの奴だと極まらないだろうが、ユウヤは基本が出来ていた。極め所が判っているのだろう。

センパイ?極まってるかよぉ!??!!

ッッフゥウックッ!!

馬を乗りこなすような態度でオレのカラダを極めていくユウヤの表情。
ユウヤはオレの苦しみで歪む顔を見ていた。

大股開きでオレにまたがる。
ユウヤのでかい足が床にべたりと固定され、バランスを保ちながらの極楽固め。

ケッコウ極めここちがいいなぁッ!!

ュゥウヤァッ!!ギブッッ!!ギッッブッッ!!!

ユウヤは右に左に揺さぶりをかけながらオレの情けない声を楽しんでいた。

ギィィッブッッ!!ギィィッッブッ!!!!

ゥウゥウォオッォオッラァアアッッ!!!!!

ックッガッガッグギャッ!!

鏡見てるかァ?
自分の腕で首絞められてるみたいだぜェ!!!

ッッブッゥゥウウ!!!

ウッッィシィッッ!!

ユウヤは満足したのかオレの両腕を放した。
オレのカラダはグシャリと床に投げ出された。
ガガガッハツッッ!!!!
ゲッヒィィィ!!!

ユウヤはいきなり乱暴にオレをのけ反らせた。

ヤッパなぁ!
いつも柔軟やってるヤツのカラダは柔らけぇな!

まだ遊び感覚のキャメルクラッチ。
ユウヤはオレのカラダをオモチャにして技を掛けて楽しんでいる感じだった。

それでも、ユウヤが引き絞る度に、オレのノドから肺にたまる空気が漏れるような音がした。

キャメルの体勢でよぉ! 
ドラゴンスリーパー掛けたらよぉ!
キキそうだと思わねぇ?

鏡越しにユウヤが笑った。

ユウヤが背後からオレの左腕に自分の腕をまわした。
目の前にユウヤの脇が現れた。
オレの目はユウヤの右腕で目隠しされる状態だ。

ユウヤの匂いがする。
汗の匂いとゴルチェ。

オオゥウラァッッ!!

ギッガゥッハァアッアッ!!

キマッた?

グゥフゥウッ!!

オレはもがくようにユウヤの右の二の腕に爪をたてた。

イッテ!ンナロッ!!

ァッァアクゥウウフゥウ!!!!

ドーヨ!!センパイ!!

ユウヤは反動をつけてオレのカラダを反りあげる。

ユウウウアヤァヤ!!ギィィブゥウッッ!!!

ギブアップ??!!マジかよぉ!!
もう少しでクラッチだゼぇ!!??

ユウヤの脇に更にはまり込むと目隠しがとれて天井が見えた。

ウッーシッ!!サイコーにキマルゼッッっっ!!!

ガシッとユウヤの両手がオレの背後でクラッチされた。

オレの左腕をとらえたユウヤの左腕。
オレの首を極めるユウヤの右腕。

その両の手がオレの背後でギッチリとクラッチ。

ガァァアアアア!!
ップゥウ!!ァアッッウウップッッウ!!!

イテーのは判ってるって!!
もうひと絞りさせろゥウラァアァアッッ!!!!

完璧なドラゴンスリーパーだった。
しかもキャメルクラッチの体勢。
オレは両脚をバタつかせてもがいた。

ッッップゥッフゥッ!!

ウッッシャァッ!!サイコーに極まったっっ!!!

ッップゥッッ!!!!

オレの口元はユウヤの脇に固められ、声にならない。
自由な右手で自分のカラダをタップ。
ギブの意思表示。

サイコー!!
コワレル寸前じゃねーか?
なあッッッ!!!

ユウヤがもうひと捻り加えてきた。
オレはもう何も応えられない。

痛みが和らいできた。

わりぃわりぃ!
終わりになるとこだったな

ユウヤはドラゴンスリーパーを解いた。
オレの上半身は重い荷物のように床に崩れた。
ユウヤはオレに馬乗りになったままだ。

効いただろ?

オレは無言でうめき声をあげた。

スッゲェ燃えるぜッ!!次ぎイクぜッ!!
ッッおおぉぉうぅぅ
っぅぅうくぅぅぅう

ユウヤの部屋にオレのうめき声だけが聞こえた。

やっぱ折れねぇもんだな

ユウヤがニヤっと笑った。

足4の字の痛みから解放されたオレがいた。
シビレタような、下半身がなくなってしまったような感覚の中、オレはフロアにただ放り出されている状態だった。

ノドがカラカラだ。

ハダカで動き回るユウヤがキッチンからペットボトルのコーラを1本手に取り戻ってきた。

ゴクゴクとノドを鳴らしてコーラを飲んだ。
こぼれたコーラがノドをしたたり、胸を濡らし、ヘソまでたれた。

脚の毛の薄いユウヤだったが、下腹部からヘソの周りに男らしい毛が生えていた。

ユウヤがボトルをオレに差し出した。
無言のユウヤ。唇のはしがニッとつり上がった。

オレはボトルを受け取ると、ノドを鳴らして飲んだ。

ユウヤはソファに座った。

先輩ぃぃ?
オレの4の字痛かったかよぉ?

オレは苦笑いした。
痛くないはずがない。

ワリィな。熱くなりすぎたか?

ユウヤは照れくさそうに笑った。

ヤッパ今夜は帰せねぇな
オレの全力で掛けるプロレス技を受けてもらうぜ



ユウヤは隣の部屋から大きな鏡を運んできた。
壁に立て掛けるとユウヤは楽しそうにコッチを見た。

ラブホみてぇじゃねぇ?

ニッ!と笑うユウヤ。
おもむろに近付いてくるとユウヤはオレの髪の毛を無造作につかんだ。

オーシ!!休憩シューリョー!!

中腰になる頃、ユウヤはヘッドロックに移行。

次ぎはなにカケっかなぁ?

ユウヤの軽口とは別にヘッドロックがキツク極まる。

ヘッヘェ。キメタ!

ユウヤはヘッドロックを解いた。
次の瞬間首筋に衝撃!

ユウヤの右エルボーが振り落とされた。
オレは中腰の体勢のまま耐えるように身を縮めた。

オラァッ!もうイッパァッツ!!!

垂直に落ちてきたユウヤのエルボーにカラダが崩れた。

ウッシャァァアッッ!!!イクぜッッ!!

床にうつ伏せに転がるオレのカラダにユウヤが馬乗りになった。
アゴにユウヤの両手が回された。

次ぎはコレで痛めつけてやるぜぇ?!

背後でユウヤの声が響く。

センパイ?この技ナンダぁ??

目の前にユウヤが用意した大きな鏡の世界が広がる。

オレが写り、ユウヤが写る。

ユウヤの楽しそうな、意地悪そうな瞳と目があった。

オラァ!ナァアンダァアぁあ???!!!

急激にオレのアゴがユウヤの両手で引き寄せられる。

ガハァッッァア!!キャメルッッ!!
キャメルッッッ!!!!

あったりィ!!
キャメル地獄の始まりだッッッ!!!!

ガガガッハツッッ!!!!
 ヌヌンウヌヌウゥゥゥウウガがああ!!!!
ユウヤ!!
カンベン!!カンベンしてくれ!!

ユウヤは舌先を尖らせて突き立てた。目が笑っていた。

ッッゥウゥウラァッッッ!!!

気合い一発受け身を取った。
ユウヤの背中にとった受け身の衝撃が四の字に伝わる。

ガッッァアッハッッ!!!

ユウヤはじらすことなく、オレの叫び声の余韻を楽しむことなく受け身を取り続ける。

ッゥゥラッッ!!!

ッガァッガアハググぅぅ!!!!!

オォゥウラッッ!!!

ァアアッッガアッ!!

ユウヤのボコボコの腹筋が四の字に固められたオレの両脚の向こうに見える。

ッフゥウラァア!!!

アアガガ!!ギャッッ!!

ォゥウラァッ!!ァァアア??!!

ぅはぁァア!!!ググぐうガッ!!

オレは痛みで気が狂いそうだ。

折れる!!折れる!!!

ああぁ!!折るぜぇッッッ!!!!

受け身を取るのを止めたユウヤ。
ユウヤはオレの右脚を両手で持ち直す。

ガキッッ!!!とキメルぜッッッ!!!

ユウヤのデカイ両足の裏がビッタリと床に固定された。
ユウヤの腰が天井に向って突き上げる。
オレのクロスされた両脚の接点にこれまでにない痛みが襲う。

ァアアア!!ギブゥウウ!!!ギブッッッ!!!!!

ググッ!ググッ!!!とユウヤの腰が突き上がる。
ユウヤは大きな肩と足の裏でまるでブリッジをするかのような状態だ。

終わることが想像できない連続した激痛。

ッゥァアハァッッハァアアッ!!
ユウヤッ!!やめてくれッッ!!

ユウヤはもう何も言わない。
オレに掛ける四の字にチカラを入れ続ける気合いの息がときおり漏れるだけだった。

ンンッウッフゥウァァアッ!!!!

ユウュヤァッ!!!ギブっ!!ギブだぁっっ!!!

ユウヤはもうオレの顔も見ていないようだった。
トランス状態で、バネのような全身の筋肉を伸縮させて掛ける足四の字。

ッゥゥゥウウウラァアアッッッッッ!!!!!

ガァアッガッ!!マジ!!
マジでヤバイ!!放してくれ!!
放して下さい!!

オオゥゥウラァアァッッッッ!!!

ユウヤの無精髭のとがった顎が天井を見上げる。
首筋に太い血管が張り詰める。

ギギギィイブッ!!
ギィブウアァアッップゥウ!!!!

大胸筋が腹筋がボコッ!ボコッ!と音をたてるように波打った。

オレの右足がしっかりとユウヤの両手で固定されている。ユウヤの下腹部がミシッミシッ!と上方へ突き上げる。

ギイィイブゥウッッ!!!
ギッッィッブゥウッ!!!

四の字を固めるユウヤの両脚に筋肉のスジがビッ!!と入る。『く』の字に曲がるユウヤの両脚が今にもまっすぐに伸びてしまうような勢い。

イクッ!!イクかぁあ!!??
ラァアアッッァアア!!!!!

ぁっぁあっうぁあ!!!折れるっ!!
っッウッ!!
ギイィイブウッ!!
アァアアッウウッップゥウゥウ!!!!!!!!

ユウヤの両足首がオレのケツ下でクラッチ!!!

ンヌガガッァア!!!

っらぁぁ!!!!
マジで外れねぇぜっ!!!
完璧足4じゃねぇっっ!!!??
ギチギチイッチまうぜっ!!!

ガぁぁ!!!!
ヌヌヌううううガァァア!!!!!!
ギィィィイブウウウゥゥウ!!!!!!!
ニュースが終わった。
ユウヤはテレビを消した。

ワリーなぁ!
四の字の途中でな!

ハァッッガッハァッッ!!!

ユウヤは四の字の体勢のまま、まっすぐに伸びるオレの右脚にアキレス腱固めを掛けてきた。

ユウヤは無理な体勢でアキレス腱固めを仕掛けてきたために、オレの左脚は更に『く』の字に曲がっていく。

ユウヤの左脇にオレの右足の甲が挟み込まれた。
ユウヤの左手首がオレの右足ふくらはぎの下の部分に固定された。

センパイ!!コワシ覚悟だぜっっ!!!!
ッッッゥラッッァ!!!!!

っっッッンンンッっぁぁああァアァアアア!!!

ちぎれるような痛み!!
オレの上体が衝撃に反応するように起き上がる。
オレはなんとか逃れようと、四の字を掛けるユウヤの左膝にエルボーを叩き込む。

ヘッッ!!さすがセンパイ!!
反撃??燃えるぜぇっッッ!!

ユウヤはまるでひるむことなかった。むしろ楽しそうだった。

ユウヤの大胸筋がバーン!!!と大きく張る。

ガァァッッ!!!

ユウヤの上体がのけ反る!!

っッツツッッ!!!!

ユウヤの左手首がオレの右足首でぐるりと回転した。

オレの上体はバチッッ!!と電気ショックを受けたように後ろに倒れた。

センパイ!!ギブ!!!???

ッッッッ!!ッッツツッグッッ!!!!!!

ンンァァア??わかんねぇっっ!!!

ィイッブッッ!!!ギィィッツヴゥゥッ!!!!

ギブるんだなぁ!!!??
オオゥウッラァアアァッッッァアア!!!!

ツッブッ!!!!ギブアァアァアッツプッ!!!

ユウヤはアキレス腱固めを解いた。
けれどオレは四の字に固められたままだった。
もうドコが痛いのかも判らない感じだ。

ユウヤはまたビールに手をやる。
うまそうにノドが鳴った。

ユウヤ!!四の字から解放してくれ!!

ユウヤは楽しそうに笑顔を見せた。

あ、ビール飲んじゃった!
センパイのまだあんの?
くれねぇ?

オレの言葉が聞こえないかのように無邪気に笑った。
オレはユウヤにビールを渡した。

うまそうにグビグビと飲んだ。

ユウヤ!!!オレの脚、マジにヤベぇよっ!!

ンダヨぉセンパイぃ
最初から言ってたろ?
コワス気マンマンだってよっ!!

ユウヤはビール缶をクシャリと握りつぶすとカランと後ろに放った。

ヤッパ正統派足四の字固めでよぉ!
バッキバキに極めてやんぜッッ!!!

もう無理だ!!ムリムリムリ!!!!!

ユウヤは点検するかのように四の字を微調整していく。
オレはモガイテ脱出しようとするのだが、長時間の四の字固めで下半身が重い荷物のような状態だった。

今度はクラッシュまでノンストップだぜっ!
ヌヌヌがガァァァアア!!!

暗い部屋でオレのさけび声が響く。


へっへぇ!!
オレさ!
四の字掛けんの好きなんだよねぇ
ンッゥゥウウァアラッ!!!

両脚にガツン!!と衝撃が走る。
ユウヤが更に絞り込むために反動をつける腹筋運動を始めた。

ッッ!!アアッ!!ッッ!!
ッゥァァアアッあああ!!!!!

叫べ叫べ!!
ゥゥゥウウっっッッツラァぁあっッッッ!!!!

ぁあっ!!ぁ!!!

ユウヤは四の字でコントロールしたまま、上体を起こしてぶざまなオレの姿を見つめた。ユウヤの両腕が床に手をつき、バランスを保っていた。

センパイの脚、ヤロークセー脚してんぜっ!
ギンギンに感じるぜっ!!
いいスネ毛してんぜっ!!
たまんねぇぜっ!!
ンっッウウらっ!!!!

あっ!!がぁあっっ!!

ユウヤはオレのまっすぐに伸びる股間に挟まる右脚を両腕で自分の方向に引き寄せた。

こんなゴツイ脚ならよぉ!
オレの全力四の字でも耐えられるよなぁ?!!
たまんねーぜっ!!!!
ギッチギチにいくぜぇ??
ゥウオッラァ!!

ガッッハァッアツッ!!!!

ユウヤの両脚がオレの両脚を小さく畳み込む。

イクぜっっ!!!!

小さく『くの字』に曲がっていたユウヤの両脚が気合いとともにイッキに伸び上がった。オレの四の字に固められた両脚が悲鳴をあげる。

ガッガッガツッギャッッ!!!

まっすぐ伸びる右脚にクロスするオレの左スネがボキリと折られそうな勢いでユウヤの両脚のパワーが炸裂!!

ユ!ユゥヤッっ!!ギブ!!ギブっっっ!!!!

ヘヘッッッ!!ギブっっ???!!!

オレの股間に挟まるユウヤの右足がオレのケツの下に潜る込む。
オレの左足の甲をキープしたままのユウヤの左足が床方向に力を掛ける。

ユウヤのデカイ足の裏が床にビタッと固定された。

オウアラ!!!どうだこれで!!うらっぁっ!!!

ギブギブギブギブッッッッ!!!!!!!!!!!

センパイっッッ!!??
ギィィブゥウッッッッウウ!!!?????

ッッッ!!ギッィィッブッッッ!!!!!

オーッシッ!!!

ユウヤは楽しそうにオレのゆがんだ顔を見た。
少しずつ締めが薄まっていった。

ユウヤは思い出した風に缶ビールを握ると、一息いれるようにゴクリと飲んだ。

オレはユウヤの四の字にコントロールされたままだった。

脚がシビレテいた。

センパイ?寝てんの?!!

ガキッ!と締まる四の字にオレのカラダが反応した。

ァアアッッ!!!

ユウヤはオレの弱々しい叫び声に満足したふうにビールを飲んだ。

リモコンでテレビを入れた。
7時のニュースを見るユウヤ。
上体を支えるためにクッションを腰にあてた。

オレはそんなユウヤに足四の字を掛けられたままの状態だった。

スッゲー!近くで火事あったみたいだぜ!

ユウヤは普通にオレに話しかけてきた。
長く四の字を掛けられているうちにオレの脚の感覚がなくなってくるようだ。

ユウヤは床に散らばる雑誌や新聞を無造作に手を伸ばして取ろうとした。その度に不意に四の字が締まってオレの息が情けなく漏れた。

そんな状態もユウヤには楽しい様子だった。

ニュースが終わった。
ユウヤはテレビを消した。
ユウヤが500のビール缶を床に置いた。

ユウヤが仰向けに寝転がるオレの左脚を持ち上げた。
ユウヤの動きは早かった。
オレの左スネがユウヤの右スネに巻き込まれていく。
絶妙なタイミングでオレの左スネが右スネに乗せられてクロス。
流れる動作でしりもちをつくようにユウヤが床に転がる。
ユウヤの左ふくらはぎがギロチンのようにオレの左足の甲に降りおろされた。

ンンンンンンつツツつうぅぅぅぅ!!!!
ガァァアァァっっッツツツッッ!!!!

ユウヤの足四の字固め!!!!!

さっきまでぼんやりとしていた現実が一気に痛みとなってオレの目を覚ます。

っらぁぁ!!あぁぁ!!??
どうよっ!!??

ユウヤは楽しそうに笑うと、床に置いたビールをゴクリと飲んだ。

四の字もイッテーだろ?

グビグビとビールをあおった。
唇のはしからこぼれたビールがしたたる。

正直、あんまり痛い四の字ではなかった。

オレの余裕の表情を読み取ったのか、ユウヤはヘッと笑った。腕でビールをぬぐった。

最初ッからトバしたらヤベぇだろぅぅ??
ジワジワな!

手に持つビール缶を床に置いた。

さぁて!四の字地獄の始まりだっ!!

ユウヤは今まで甘く掛かっていた足四の字固めをキツク極めていった。

ッッガぁぁ!!!ッッ!!!

オレの叫び声なんか完全に無視だ。

ああっっ!!!!ガああっ!!!

オレの左ふくらはぎが自分の右脚膝頭の上にまで無理やり押し込められれた。

っッッ!!ぁガァアぁああっっ!!!!!

キマルぜぇっッッ!!!!

ユウヤの両脚の膝裏が一気にオレの四の字に固められた両脚に負荷をかけてきた。

ッアァアアアぁああ!!ッッッ!!!!

オレの右脚を股間に挟んだユウヤは余裕のある不敵な笑みを浮かべて厚い上唇をベロリとなめた。

オラッ!返してみろやっ!

挑発してくるユウヤ。

オレはプロレスのセオリー通りに四の字をひっくり返す動きをとった。
転がるように体重を移動した。
ユウヤの脚が絡まるオレの両脚はギシギシと締まる。
返す直前がものすごく締め付けられる。

オラオラァ!!もう少しで返んじぇねぇ?!!

オレは決死の思いでカラダを捻った。

オッ!オッ!!返るかっ!??

グッッ!!ッグゥッグググッ!!

ダぁメだっ!!返させねェっっ!!

ッッッッッ!!!
ッァアッァぁぁぁあああああ!!!!!

ユウヤが一気に体重を移動。気合いもろともオレは完璧四の字の体勢に戻された。
•••••••••••••••••••••••••

•••••••••••••••••••••••••

•••••••••••••••シャワーの音が聞こえる。

•••••••••••••••••••••••••

オレはなんだか夢の中にいるようだった。
ぼんやりと目を開ける。
ココはユウヤの部屋のようだ。
オレは大の字で自分の部屋じゃない天井を見つめた。

コブラツイストから解放されたオレは、どうやら気を失うように寝てしまったらしい。
なんとも言えない疲労感がガタイに残っている。

音をたててバスルームのドアが開いた。
タオルでカラダをふきながらユウヤが出てきた。

ペタペタとフローリングにユウヤの歩く響き。

キッチンで冷蔵庫のドアが開く。
缶ビールの炭酸がはじけた。
ユウヤのノドがゴクリとなった。

オレの転がる方へユウヤが近付いてきた。
オレは黙って大の字のまま。

へへっっ。
センパイ?グロッキー?

笑いが含んだ、そんな聞き方だった。
パンツもはかずに髪を無造作にタオルで拭いた。

オレは寝たフリのまま。

ユウヤはゴクリゴクリとビールを飲んだ。

オレさ
ケッコウさ
センパイのこと好きなんだぜっ!?

ビール缶をオレのほほにくっつける。

起きてんだろぅ??

ユウヤはアゴで飲めよとうながした。

オレはユウヤの飲みかけのビールを受け取った。
ノドがカラカラのオレゴクゴク飲んだ。うまかった。

キッチンからユウヤは自分用のビールを手に取り戻ってきた。500のビール缶を床に置いた。
っッアアァぁあああっがっガガ!!!

肩口でクラッチされたユウヤの腕がギン!!と張る!!
オレのカラダを正面に投げ飛ばすような勢いだ。けれど、オレのカラダはユウヤの左脚で絡められてビクともしない。

オレのガタイは腰で肩で首で捻り、絞り上げられる。
これまで掛けられたことのないコブラツイスト!!

ッッッラァぁぁぁ!!!ッブッゥウ!!??

ぶゥッブフふぅうウグゥギィュっつつッッ!!!

ここまでコブラ掛けたことないぜっ!!
ッアァぁ!!??
ギィィブゥゥゥアアアッップウ!!!???

があっっ!!!
ンンガッっ!!!
っぶゥッ!!!ギッィイブッウゥウっッツッ!!!!

聞こえねぇッ!!
聞こえねっっッツっツッッ!!!!!!!

ッギブッッ!!!
ュウッヤッア!!ギブ!!ギブだっッッ!!!

ユウヤはコブラを緩めるようなそぶりを見せた。

アァぁっっっ??
センパイ?ギブすんの?

ギブっっっ。。。。。
まいったッッ。。。。

オッケ!解放してやるよ。

そう言ったユウヤのコブラはさっきとは逆方向にチカラが向った!

ンンがガがアアアーー!!!
ギブ!ギブ!ユウヤ!!ギブしたろ?!!

もういっちょイクぜっッッ!!!!

ユウヤのチカラはオレのカラダをのけ反らせる方向へ働いた。オレのガタイは胸筋が大きく開く状態になった。
密着する脇腹がビーンと張った。

ユウヤは何度も大きく伸びをするようにオレのカラダを揺らした。

ッブッッ!!ギブッッッ!!

ユウヤはオレの発する叫びのような『ギブアップ』の声に更に興奮するようだった。

ヘヘヘッ!!
オオッゥウラアァァァアアアアア!!!!

ギブギブギブギブ!!!
ウウウッッッッ!!!!!!!!!!

ユウヤはクラッチしていた手をほどいた。
瞬間、コブラのキシミが薄らいだ。
間を置かずにユウヤの右コブシがオレの張り詰めた腹筋にモロに入った。

ヤッパ、キモちぃぜっっ!!
鍛えてるヤツにおもいっきし技掛けるのっっ!!  
コーフンすっぜっ!!

ユウヤは容赦なく腹にコブシを入れた。
オレはブザマにもナキのはいった声がもれた。

センパイの鍛えたムネキン、カッコイィー!!

ユウヤはオレの胸にもコブシを撃ちつけた。

ユウヤっ!ギブだっ!ギブアップだっっ!!!

オレの情けない声音に反応したユウヤ。

ユウヤの筋肉が再びコブラツイストを極めるために緊張していく。

ユウヤの左脚が床にびったりと固定された。
オレの右脇から回されたユウヤの長い左腕がオレのムネを大きく開かせた。
オレのムネはビビーンを無理矢理に伸ばされる。
ユウヤの右腕がオレの目の前を横切る。
肩口で再びクラッチ!!!

ガチッ!
ガチッッ!!!
ガギギィィ!!!

そんな音をたててオレのカラダはコブラツイストに極められていった。

ゥラァアア!!ギブかっ?
ギブするかぁ??アァァアああっア??!!!

ギブ!!ギブだ!!ユウヤっ!!
ギブだっっっッッ!!!!

参ったな??センパイ!!
参ったなぁァァアアアアアラアァぁあああっっ!!?
ーセンパイ、オレんち来いよ。プロレスしようゼッ!ー


ユウヤからのメールに誘われて、オレはのこのことユウヤの部屋のドアの前にいた。

ドアが開いた。ユウヤだ。

オレよりも幾分細いガタイだが、背は5センチ程高かった。絞り上げたガタイを見せつけるように黒のボクサーブリーフ一枚のユウヤはへの字クチで生意気な笑みを浮かべていた。

オレのこと見てたろ?

オレとプロレスしてぇか?

オレのこと好きなんだろ?

始終余裕のあるユウヤ。オレはただ黙ってユウヤの肉厚な唇をみていた。

来いよ!プロレスしようぜ!!

オレは勢い込んでユウヤにかかっていった。
ユウヤは半笑いでオレを押さえ込んだ。ユウヤにコントロールされるままにオレはバックをとられた。

フルネルソンの体勢でオレの左脚を絡めとるかのようにユウヤの長い左脚が後ろから差し込まれた。

長い左腕がオレの右脇をかすめ取る。

コブラから味わってもらうぜぇ?

右耳にユウヤの声が響いた。と同時に強烈な痛みがカラダを襲った。

へっへぇ!ギブぅぅぅ?

バカにするかのような挑発。

ふりほどくようにオレはもがいた。

オレのコブラはこんなもんじゃないぜぇっ!?

ユウヤの左脚の甲がビッタリとオレの左ふくらはぎを固めた。ユウヤの右コブシが容赦なくオレの腹を打った。
次ぎの瞬間、ユウヤの右手と左手がオレの肩口でクラッチ!!

グッフゥッッ!!!!!!!!!!!!!!!

痛みで思わず息が漏れた。

ナニガマンしてんだよっっ!!
叫んでいんだぜっ!?
ウラァアァアアアア!!!!!!

ガッ!ァァアッッゥツツウ!!!!!  
ツ!!!!!!!!!!!!

完全にユウヤのコブラツイストがオレのカラダに極まった。まとわりつくようなユウヤのコブラツイスト。

センパイのガタイは壊しがいがあんぜっっ!!
マジに極めてもゼンゼン壊れなさそうじゃん!!
厚い胸してんよなぁぁ!!!!

独り言のようなユウヤのつぶやき。
緩まることのないコブラツイストの痛み。

っらぁぁ!!
センパイ?ギブッ!!??

ニヤけた声とは裏腹にユウヤは左側にじょじょに体重を移動してゆく。ちょうどオレの左腰にかかるユウヤのモモを支点にオレのカラダは折れ曲がるようにぐいぐいと極められてゆく。

あぁぁ!!?? 
ギブぅぅ?ギブぅぅ?ギブぅぅぅ???!!!!

ッゥゥウウッググッガァアハッ!!!!

んだよっっ!!?どうよ?ギブすんのっ??

っっううぐううう!!!
ユウヤのコブラは!!!
こんなもんかぁ?アアぁ??!!

オレの挑発にキレる訳でもでもなく、

ヘヘヘ!!そーこなくっちゃなぁ!!
今夜は帰さないぜっ!!

強烈にオレのカラダが左側に折れ曲がっていく。

がっ!!ッッッハァアアああ!!

ユウヤは重心を低くしていく。

っラァぁっツツッ!!!

今度は逆に伸び上がるような体勢に!次ぎの瞬間、一気にチカラがオレの腰にのしかかる!!

ッッオオおぉううぅうらっっッッッッ!!!!!!!

っッアアァぁあああっがっガガ!!!

オレの目にユウヤが映る。


大学1年後輩のユウヤは生意気な奴だった。

体操部の同年の奴らの中で、いつのまにかリーダー的存在に収まっていた。

かといって、先輩たちにはどうかというと、うまく立ち回り、イイ奴なのだ。


マットを片付ける後輩達の中で、プロレスごっこを始めるユウヤ。

さすがに毎日鍛えている体操部の奴らだけあって、隆々としたガタイが絡み合う。

一際目立つのがユウヤだった。

キリリと整えられたマユゲと鋭い目尻が印象的なユウヤ。とがったアゴには計算された無精髭。他の奴らよりもシャープな体型。

上半身ハダカの姿を見比べていて、以前空手をしていたと言っていたユウヤの笑顔を思い出した。

そのせいなのか、もともと格闘技が好きなのか、他の奴の中でユウヤにかなう奴がいないようだった。

真剣にギブアップを迫るユウヤと目があった。
ペロリと上唇をなめた。
ググッと逆エビを絞りこんだ。
マットを叩く音が響く。ユウヤは更に絞り上げた。

ギィーブゥッ!!ギブッッ!!ギブッ!!

無造作に抱えていた足を脇からふりほどくユウヤ。
うっすらと汗で濡れた前髪をかきあげるユウヤとまた目があった。



ーセンパイ、オレんち来いよ。プロレスしようゼッ!ー
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