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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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〜〜 うっ… なんだこの眩しい光は…

暗い廊下からいきなり明るい光を浴びたせいで翔は一瞬前が見えなくなってしま った …

反射的に顔をそむけ手で目を覆い、その光を避けるように… 薄っすらと目を開け前を見ようとした… すると… その目に写った光景は… 翔は思わず息を飲み込み… 目を疑った… 確か… ここは… あの廃墟となった… 元ボクシングジムのはず… ついこの間エロレスをやった… あの場所のはずなのに… そう… その目に飛び込んできた… 光景は… 幾台もの大型ライトがリングを煌々と照らし… リングを囲む人間達が罵声を吐いて … 異様な熱気で場内が蒸せ返る… あの元ボクシングジムであるが… 翔は唖然とした…

な・なんなんだ… リングにむかってエキサイトしている人間達… こ・こいつら… もしかして… 観客? 観客なのか…

その通りである。まさに今リングで行われている試合に向かって… エロレスを楽しんでいる観客であった。

翔は観客がいることに驚いたが… それよりもリングで行われている試合の方が気になったのだ。

リング上では… すでにダメージを食らわされているのだろう… 青のコーナーで両腕をロープに広げ、 ぐったり、今にも崩れ落ちそうな体制の覆面野郎がいた… そいつの覆面は不気味にも目も鼻も口もなにもない… 顔面すべてがまっ黒なマスクで覆われたレスラーだった… 肩で小刻みに「はぁ〜はぁ〜」と息をたて、その場から動こうとはしない 。

そんな弱りきっている覆面野郎へ観客達は… 「おもしろくねぇ〜ぞ」「なにやっ てん だ〜」「もぉ〜終わりなんかよ〜」などと罵声を浴びせ、面白がって笑っている …

それとは逆に対角線上コーナーでは、弱りきった獲物を今度はどう料理してやろうかと余裕をふかしている坊主頭のレスラーが… 観客に向かって大きく腕を上げると顎の下へ動かし、親指を逆さに横へと動かした… そして急にバカでかい奇声を喚くと 黒覆面野郎に向かってダッシュしたのだ。

「ぐぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…………」

覆面野郎は坊主頭の体当りにのけぞり… そしてその反動でフラフラと前へ1歩 、2 歩… ゆっくり歩き出したが… そのままリングへと崩れ落ちたのだ… もう力尽きている黒覆面野郎はうつぶせ状態で動く気配はまったくない。

坊主頭はそんな黒覆面野郎を指差し大声で笑うと… 倒れこんだ奴の背中をゆっくりと跨ぎ、両手を大きく広げ座り込むと… そのまま黒覆面の顎を掴み、一気に持ち上げ引き起こした…

「ぎぇぇぇ… う・うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……… 」

これにはたまらない黒覆面野郎だ。

必死に顎にかかる手を退けよう足掻くが… 坊主頭の手は黒覆面野郎の顎をガッチリ捉え… 容赦などなくグイグイと引っ張り続けた。

多分…S気があるんだろう… 坊主頭は余裕にも笑いながら… 足掻き苦しむ黒覆面野郎へ

「おらぁぁぁおらぁぁぁ〜」

と声を上げ、キャメルクラッチを楽しんでいる。

その苦しみに黒覆面野郎はロープに向かって必死に手を伸ばし指の先を動かのだが… エスケープは不可能だ… リング中央でキャメルを食らったもんだから… その手は届かない…

「ぐえぇぇぇぇぇ… NOォォォォォォォォ〜〜〜 NOォォォォォォォォォ〜 〜〜 」

真っ黒な覆面に包まれ表情はわからないが… そのロープへと伸びた手先の振る えと … もう片方の手で顎に張り付いた手を必死で退けようとしている姿でその苦し みが 充分わかる。

「おらぁ〜〜 ヒヒヒィィィ〜〜もっと喘げやぁ〜〜 」

坊主頭は笑いながら罵った。そして喘ぐ黒覆面野郎を更に大きく反らすとその両腕を 自分の膝へと引っ掛けた。そう…もう逃れることは出来ないのだ。

坊主頭は顎からようやく手を離したのだが、腕が膝に掛かってるのでカラダは反ったまま… 黒覆 面野 郎はもうどうすることもできない。その苦しさから早く逃れようと必死なのだが 、腕を拘束され動けない状態では助けを請うにも首を… 情けなく横に振るのが精々である。

坊主頭は首を振って喘ぐ黒覆面野郎の耳元に顔を近づけると…

「おらぁ おらぁ もっとかわいくわめいてみいやぁ〜〜
助けてくださいってお願 いしろやぁ〜〜 それともギブかぁ〜 ギブすんのかぁ〜
えっ?どうなんや言うてみぃ〜! 」

「NOォォォォォォォ… NOォォォォォォォォ… ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ …… … 」

坊主頭はもう面白くてしょうがない…

「ギブしてぇ〜んだろ〜〜 でもなぁ〜その前にお前のその覆面の下…
ヘヘヘ ェ〜 〜素顔がみてぇ〜んだよ〜〜」

坊主頭はそう言うと黒覆面野郎の顎の下からマスクに手をねじ込み… 剥がし始 めた。

観客は立ち上がり、その素顔を見てやろうと「やっちまえぇ〜」「やれぇ〜」「 剥が しちまえぇ〜」と煽り立てる。

「うぅっ… やめろ〜 や・やめてくれぇ〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁ… やめてくれ ぇ〜 〜」

首を振って抵抗するするが、そんなものは足しにもならない… 坊主頭は口元までじわじわマスクを剥がすとその手を一旦止めた。

そして…

「おめぇ〜 ちゃんと口 あるんや… じゃあ鼻もあるのか見てやっからな 」

大笑いしながら黒覆面野郎をからかう坊主頭。

「や・やめてくれぇ〜 たのむ〜〜 たのむからマスク剥がすな〜〜
やめろぉ ぉぉ 〜〜嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜 お願いだからやめてくれぇ〜〜」

「うるせぇ〜 お前はもう終わったんだ
今まで無敵と言われたお前は今日で終わるんだ〜〜 おらぁ〜鼻が見えたぜ…
次はその泣きそうな目も見てやるって…」

「NOぉぉぉぉお〜〜〜 やめてくれぇ〜 ギブ!ギブ! ギブ〜〜〜〜〜」

黒覆面野郎は大声で叫んだ。しかし…

「遅せぇ〜んだよ〜〜 オレ様はおめぇ〜の素顔がみてぇ〜んだ 素顔を晒してやるぜ 素顔をな〜〜」

そう言うと坊主頭は両手で鼻まで剥がされたマスクをグイグイ捲り上げ… 首を振って嫌がる野郎を完全に無視… そして…ついに… マスクを剥ぎ取った。

マスクを剥がされた野郎はその屈辱に錯乱し

「見るな〜、見るな〜」

と大声で叫 ぶが …、坊主頭は更に拷問と言うべき屈辱を与えるべく素顔となった野郎の髪の毛を 掴み、 観客達に見せまわったのだ。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

泣きそうな声で叫ぶ… その無様な敗者の… 正体が明らかになった… その素顔は … そう… 某ジャ●ーズ●務所の●6というグループの「●宅健」だった。

翔は驚いた… あのTVに出ているアイドルがここで闘っていることに… な・なんでここでエロレスしてんだ… あいつは… 理解ができなかった… いったいここは… エロレスファイティング倶楽部とは … 翔の頭の中は疑問で渦巻いてしまった。

と、その時リングの方から大声が飛び込んできた。

それは坊主頭が勝利の雄たけびを上げている声であった。

キャメルから開放されたが… リング上で顔を手で隠しうずくまる●宅健を横目に坊主頭は両手を挙げ勝利に浸っていた。そして坊主頭は再度、●宅健の髪の毛を鷲 掴みにすると、勝者として観客から歓声を受けながら、奴隷と化している●宅健を引きずり、リング上をロープに沿って歩き出した。

その姿に観客はニヤニヤしながら●宅健を見つめている。

●宅健は悲壮な表情で坊主頭にされるがままに歩くだけだった… 坊主頭は髪の毛を掴んだまま、●宅健をリングから降ろすと、今度は観客の座っているところまで連れ出した。

すると観客は品定めするかのように… 間近まで来ると●宅健に向かって…

「いままで無敵やったお前の正体は… ●宅健かぁ〜 」

「いいカラダしてると思ったら●宅健とは… ヒヒヒィ〜 」

「後から… 後から楽しみにしてるぜ… 」

翔は観客がニヤケながら言っている言葉が理解できなかっいた。

後から??… 後からなにがあるんだ…?

●宅健はそのまま入り口近くの壁へと歩かされたかと思うと… 天井から吊るさ れているロープに手首を縛られ、そのまま引き上げられた。そう…両手を上に自由を 奪われてしまったのだ。

それは… 狩猟で仕留めた獲物を吊るすように… と… その隣には既に3人の獲物が吊るされているのが見えた。その一人は… 顔をうな垂れているが… もしかして… 智也… 智也の姿だった… なんで… なんで…智也が… 翔は駆け寄ろうとしたが… 翔の腕をアキラが掴んだ。そしてアキラは…

「おめぇ〜も あぁ〜なりたくなかったら エロレスに勝つんだな… 」

「……………………。」

「始まるぜ… お前の番が… おらぁ〜 早く行けよ… 」


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