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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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智也は翔の顔を見つめ… …まさかエロレスファイティング倶楽部って本当にあったんだ… 今まで息巻き叫んでいた姿から… 逆に実態がつかめない何かが襲いかかり… 智也 のカラダを渦巻きはじめた。

「けけけぇ〜 そんな湿気た顔すんなよ… 好きなんだろ… エロレス…
それが楽しめるファイターになれたんだぜ! もっと光栄に思えよ クックックゥゥゥ 〜」

キングは、ロープに絡まってるアキラを解き放ちながら横目で言った…

「今闘っていたのを… おらぁ〜そこにあんだろ〜隠しカメラ…
あれで見られてたんだぜ… 俺たちのオーナーにな…
ケケケェ〜〜 で、お前たちは… 気に入られたんだ… オーナーにな… 」

廃墟となった元ボクシングジムの片隅を指差した。

よく考えれば… キングはインディーズとは言えどもプロである。さっきみたいに簡単にやられたのは… あの屈辱を受けてた姿は… 俺たちを試す芝居だったとい うことだったのか… 智也は心の中でつぶやいた…

「お前たちは俺たちと同じオーナーの下で…
エロレスファイターとして闘うんだ… エロレスファイターとしてな…」

翔はそれでも… なにがなんなのかさっぱり理解できなかった… エロレスファイタ ー? オーナー? ただメールで知り合った相手とエロレスごっこをやってただけだろ… ごちゃごちゃぬかすキングに段々苛立った。

「うるせぇ〜 ふざけたこと言いやがってなんでお前たちが勝手に俺たちのことを決めれるんだ〜
訳わかんねぇ〜こと言うんじゃねぇ〜よ〜 」

怒鳴った… が、しかし智也はそんな翔を静止させた…

「翔〜 あいつらの言う通りだ… ちょっと気づくのが遅すぎたかもな…
今、 キン グが言ってたろ〜奴らは隠しカメラで… さっきの試合をビデオに撮ってたんだ …
俺らがゲイであるって事実をな… 逆ったってネタにされて強請られるだけだ… 」

クールに声のトーンを下げ、智也はつぶやいた。

「おぉ〜わかってんじゃん そうさ…その通りだぜ お前たち2人の関係をバラされてもいいんなら…
シカトしてもかまやしねぇ〜けどな… ケケケェ〜〜」

弱みを握られたときの感触ってのはこんなものか… と、智也は開き直った。

「で、手短に言うぜ!お前達のデビュー戦だけどな… 来週の土曜午後23時だ。
いい な!2人揃ってここに来るんだ逃げやしねぇ〜だろうけど… 来なかった時はわかってるよな…
ケケケェ〜〜」

そう言うとキングとアキラはリングから降り立ち、元ボクシングジムから出て行った … 翔と智也 2人は人気のないビルの間を無言で歩いた。 智也は歩いてる前方、そのず〜っと遠くを見つめながら… 一方、翔は智也の顔をちらちら見ながら、さっき言っていたデビュー戦のことを考えていた… あの場所 でエ ロレスをやる… ってことはその相手は?さっき絡んだキングとアキラ?それと も… 違う相手なんだろうか?翔は短絡的な考えを智也に問いかけてみた。

「なぁ〜 とも…や …………」

すると同時に智也が…

「翔〜あのな〜 ………」

2人は同時に声を発したのだ。

「…… っん あっ何? ………」

「翔こそなんなんだ?……… いいからお前から言えよ…」

智也は翔に言葉を譲った。

「あっあぁ〜 あのさぁ〜来週の土曜日にデビュー戦とか言ってただろ…
相手ってどんな奴なんだろうな…」

智也はちょっと面食らった… 天性というのか、それとも今まで危ない橋を渡ったことのない翔らしい質問だったからだ。

「……………………。」

「だからぁ〜 相手ってどんな奴なんだろうな…」

「しらねぇ〜 そんなこと… つうかさぁ〜 お前もっと基本的なこと考えろよ …
わかってんのか?俺らはさっきやった試合のビデオを撮られちまって強請られてんだぜ
お前との関係をバラされたくねぇ〜から… 奴らの言う通りにするしかねぇ 〜状況なんだぜ…」

智也は翔が短絡的なのも仕方ないことだと考えた。エロレスファイティング倶楽部の噂を知らない翔にとってはそこがどんなところなのか… ただ来週…エロレスごっこで闘うだけだと多分そう考えてるんだろう… でも現実は… そんなものではない。普段は通常の生活なのだが… 試合の召集がかかるとそれに従いリングに立つ。そして1回でも闘えば勝敗がどうであろうと、その次、そしてまたその次と対戦相手を変えられ永遠と闘い続け… 毎試合ごとに負けたファイターはそのペナルティとして観客席に連れ出され性の餌食となるらしい… そんなことが嫌で足抜けしようと逃げても… すぐに見つけられてしまい… またリングに立たされるってことも… 智也はそんな噂を聞いていた。

確かに… プロレスというかエロレスっていうのか… どっちにしろ男が裸体で闘うことに興奮し性的欲求を満たしてくれるということは智也も翔も同じであったが 、しかしそれも趣味程度であって… 強制されるってとことには不快を感じる… 2人は言葉数が少ないまま、お互い自分の家へと帰るため分かれたのであった…

翔は部屋のドアを開けると汗が染み込んだタンクトップを脱ぎ捨てた。

そしてメ ール チェックするためPCの前に座ったのだ。

すると何通かのメールが届いているのに気がついた。 順番に開けようとしたが、その中でも1番新しく届いたメールに翔は目が走った。

さっき試合したJJキングからだ。

/// おもしれぇ〜試合だったぜ!それに俺を気持ちよく感じさせ、おまけに精射までさせてくれて礼を言うぜ!マジきもち〜かった! なぁ〜翔!一層のこと俺と付き合わねぇ〜か?お前のそのカラダに惚れちまったぜこのキング様好みのカラダになお前の乳首も首筋もこの俺のテクと舌で愛撫して喘ぎ声…聞いてやるし、俺のチンコで突きまくって泣き叫んで興奮させてやるからさ。今なら間に合うぜ 俺の男になれや〜 それとも…あのリングでエグイ相手と闘い、観客におもちゃにされるか … お前次第だ… デビュー戦までに返事しろよな ///

翔は一気に読んだが、馬鹿にすんなと心の中でつぶやき画面を閉じた。

確かに今までキングは、どんなエロDVDよりもマスターベーションするときのおかずだった。イケてる面とスジ筋なカラダでSMショーじゃないけど技かけられて苦しむ姿がたまんなくてビンビンになったチンコをシコッたけど… 俺が好きなのは智也であってキングではない。

翔は自分にそう言った。 まだ実態がわかっていない翔は、ベットに横たわると今度の土曜日に試合する相 手がどんな奴だろうと考え、目を閉じたのだ。
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