●プロレス(G)萌え
●名作プロレス小説のアーカイブ
●作者不詳の作品も保管します。
●イケテル画像の保存活動(笑)
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鏡に映った姿は… 競パンにエルボーガード、リングシューズにレガース インディーズプロレスなら新人選手と言っても通用するぜ! と、翔は満足げにささやいた。
高校から始めた水球で鍛え上げたカラダが一層レスラーとしての姿を引き立てていた。
胸の厚みと盛り上がり、激しい練習で絞り込まれた腹筋、人よりも数倍発達した広 肩幅と形のいい尻はカラダ全体のバランスを逆三角形体系へとシルエットさせている。
… 確か何かの雑誌で “プロレスラーはナルシスト” だと載っていたよな… レスラーぽく装飾した自分のカラダを鏡で眺め、なんとなくわかる気がすると納得する翔であった。
そもそも、プロレスとはナルシスト的レスラーのマスターベーションなんだろう か… 勿論彼らは勝つことを目指し相当な練習を繰り返してる… しかしその反面… 観客に見せるため… 見られるため… そして見て欲しい… と言う個人的な心理 があるようにも思える。
興行として観客から金を取り、自分へのギャランティが発生するのだから見られるってのはあたり前であるが、リングの周りにいる大勢の観客はその強さと巧みに展開される試合を楽しみ、そしてそれに答えリングに立つのがレスラーとしての使命である…
しかしレスラー自身、本当にただ勝つということだけなんだろうか… 自分の持ってるカリスマ的な要素をひけらかし、鍛えぬいたカラダをこれよがしに見せつけ… 言うなれば自己満足的なナルシストと言ってもいいのではないだろうか…
レスラーは、同じく陶酔している対戦相手へ美的な技を掛け、それに喘ギ苦しむ相手をサディズム的な部分で感じながら征服感を味わう。と、その真逆 で、技を掛けられ悶え声を上げる自分を… いわゆる受身の美学と称しながらマゾヒズムな部分をくすぐり、その苦痛が大きければ大きいほど… リアクションが激しければ 激しいほど観客を喜ばせ、その実…痛めつけられている自分に酔って満足してい るの ではないだろうか…
これってナルシストな男同士が絡む合う「SM」… なのかもしれない。
翔は鏡に映った自分へ… 今からどんな相手と闘うのだろう… と、考えながら … 段々とナルシスト的レスラーに成りきっていた。
ドン・ドン… 再び入り口のドアをたたく音がした。
目線をドアへと動かすと智也であった。
「便所探すのに手間がかかっちまったぜ… 」
智也はちょっと言い訳がましく翔に話した。そして
「…うぅ〜ん お前! マジ!レスラーみたいだぜ… 俺とこれから一緒のときはいつもその格好しろよ」
にやけながら翔をちゃかした。
「馬っ鹿じゃねぇ〜 でも…智也がその格好でバイト出るんならいいぜ!
俺もレスラー翔でいてやっても! おまけに!惚れ直してやっからさ(笑)
でもこれ借り物だからなぁ〜!もしかして俺にレスラーグッズ!プレゼントしてくれるとか〜?」
支離滅裂である。 そんなことを言い合っている2人は次第に向き合い… カラダとカラダを合わせ競パ ンがもっこりと膨らんだ股間を擦り付けキスをしようとした…
と、その時、大きな音をたてドアが開いたと思うとアキラが入ってきた。
「おいっ!出番だ……… な・なにやってんだお前ら… こんなところでいちゃつきやがって…
まぁ〜いい おらぁ!出番だぜ そっちの智也!お前からだ 」
アキラは智也だけを指差し指名した…
「お・おれひとりって… 翔も一緒じゃねぇ〜のか?」
翔と顔へと目線を向けた。
「ああぁ〜〜 デビュー戦はシングルマッチって決まってんだつべこべ言わずに … 智也!行くぜ 」
かすかな反抗をしたつもりの智也だが、あっさりとアキラに振り切られてしまった。
「翔〜 どうする? お前もシングルマッチってことだぜ… 」
翔の顔を覗き込んだ。
「かまやしねぇ〜って シングルだって… ダブルだって… やってやろうぜ!
おらぁ 〜智也行けよ! 俺がリング下から応援してやっからさ!」
やる気満々の翔にはおくびなどなかった。
智也の肩に腕を回し一緒に部屋を出ようとしたがアキラは止めた。
「おめぇ〜はここにいるんだ… ここで待ってろいいな! 試合前に呼んでやっか ら」
と、翔を控え室に押し戻した。
「ハァ〜〜?何ほざいてんだ… うるせぇ〜
智也の試合なんだぜ 見に行くってのが当たり前だろ 離せっ離せって言ってんだろ 」
翔はアキラの手を払おうとしたがさっきのエレベーターホールのようには簡単に引き下がらないアキラだった。
「まぁ〜おとなしく待ってろってお前には最高の相手用意してっから… いいな!
ここで待ってんだ後で呼んでやっから… 」
そう言い残すと智也を引き連れ部屋を出た。
と、その瞬間… いきなり外から鍵を掛ける音がしたのだ。
「…な・なんだ〜〜 何してんだ〜〜 おらぁ〜開けろよ〜〜
開けろって!俺 が逃 げるとでも思ってんのか〜〜 くそぉ〜〜 何なんだぁ〜 」
翔は何度もノブを回したが… ドアは開かない… 最後にはドアを思いっきり蹴ってみたが反応はなかった。 翔はその扱いに腹を立てたが… どうすることも出来ない状況に仕方なく部屋で待つことにした。
それから30分40分くらいが過ぎただろうか… 鍵のかかったドアが開いたのは… 部屋に閉じ込められていた翔は置いてあったベンチでふて寝をしている振りをしていた。
「へへへぇ〜 ほらぁ〜出番だぜ… 何してんだ〜〜 おらぁ〜おきろっおきろって 」
声を掛けても反応しない翔を揺さぶろうとアキラは手を出した。
すると…
「気安く触るんじゃねぇ〜〜 」
アキラの手を振り払い、ゆっくりと上半身を起き上がらせた。
「そぉ〜 ふてんなって 決まりだから仕方ねぇ〜だろ… ほらぁ〜お前の番だ ぜっ!
早く俺に付いて来なっ!」
その偉そうな命令口調にキレそうになる翔だが、先に部屋を出て行った智也のことが知りたいと、その場は抑えた。
催促されるがまま翔はもう一度自分の姿を鏡で確かめ部屋を後にした。
レスラー 姿の翔をアキラが先導し部屋の前にある長い廊下をどこに向かうのかもわからず歩き出したのだ。
その廊下には人影はなく… アキラ2人だけであった。
「おいアキラ… 智也は… 智也はどこにいるんだ 」
「……………………。」
「黙ってねぇ〜で言えよ 智也はどこなんだ 」
立ち止まりアキラの肩を掴むと正面に向かせもう一度聞いた。
「うるせぇ〜奴だな… そんなこと心配するよりも…
おめぇ〜自身のこと考えたほうがいいんじゃねぇ〜のか ケケケェ〜
久しぶりにおもしれぇ〜試合になりそうだだからな… 」
アキラは含み笑いをしながら言った。
「なに勝手なこと言ってんだ… 俺がききてぇ〜のは と・も・や・ はどこなんだ 」
激しい顔つきでアキラに言い正した。
「うるせぇ〜なぁ〜 ちぇっ あいつならホールにいるぜ おらぁ〜そのドアの向こうにな 」
指差したドアは長い廊下の突き当たりにあった。
それまで智也のことだけ考えていたのに… アキラがさっき言った“久しぶりにおもしれぇ〜試合”という言葉が気になり始め緊張感が襲ってきた。
俺はこれから試合するんだ… 試合なんだ… あのドアの向こうには何があるのか… そしてどんな相手と闘うのか… 智也はホールにいるとは言っていたが… なぜ今ここに顔を出さないのか… 疑問が多いこの状況… 目の前に迫っている扉… 今、翔は得体の知れない“エロレスファイティング倶楽部”へと踏み込もうとし てい る… そしてそれは今までの翔を… 変貌させてしまう… 第一歩であるのか 薄汚れた鉄の扉が… ゆっくりと押し開けられ 突き刺さる眩しい光が翔のカラ ダに 反射した…
高校から始めた水球で鍛え上げたカラダが一層レスラーとしての姿を引き立てていた。
胸の厚みと盛り上がり、激しい練習で絞り込まれた腹筋、人よりも数倍発達した広 肩幅と形のいい尻はカラダ全体のバランスを逆三角形体系へとシルエットさせている。
… 確か何かの雑誌で “プロレスラーはナルシスト” だと載っていたよな… レスラーぽく装飾した自分のカラダを鏡で眺め、なんとなくわかる気がすると納得する翔であった。
そもそも、プロレスとはナルシスト的レスラーのマスターベーションなんだろう か… 勿論彼らは勝つことを目指し相当な練習を繰り返してる… しかしその反面… 観客に見せるため… 見られるため… そして見て欲しい… と言う個人的な心理 があるようにも思える。
興行として観客から金を取り、自分へのギャランティが発生するのだから見られるってのはあたり前であるが、リングの周りにいる大勢の観客はその強さと巧みに展開される試合を楽しみ、そしてそれに答えリングに立つのがレスラーとしての使命である…
しかしレスラー自身、本当にただ勝つということだけなんだろうか… 自分の持ってるカリスマ的な要素をひけらかし、鍛えぬいたカラダをこれよがしに見せつけ… 言うなれば自己満足的なナルシストと言ってもいいのではないだろうか…
レスラーは、同じく陶酔している対戦相手へ美的な技を掛け、それに喘ギ苦しむ相手をサディズム的な部分で感じながら征服感を味わう。と、その真逆 で、技を掛けられ悶え声を上げる自分を… いわゆる受身の美学と称しながらマゾヒズムな部分をくすぐり、その苦痛が大きければ大きいほど… リアクションが激しければ 激しいほど観客を喜ばせ、その実…痛めつけられている自分に酔って満足してい るの ではないだろうか…
これってナルシストな男同士が絡む合う「SM」… なのかもしれない。
翔は鏡に映った自分へ… 今からどんな相手と闘うのだろう… と、考えながら … 段々とナルシスト的レスラーに成りきっていた。
ドン・ドン… 再び入り口のドアをたたく音がした。
目線をドアへと動かすと智也であった。
「便所探すのに手間がかかっちまったぜ… 」
智也はちょっと言い訳がましく翔に話した。そして
「…うぅ〜ん お前! マジ!レスラーみたいだぜ… 俺とこれから一緒のときはいつもその格好しろよ」
にやけながら翔をちゃかした。
「馬っ鹿じゃねぇ〜 でも…智也がその格好でバイト出るんならいいぜ!
俺もレスラー翔でいてやっても! おまけに!惚れ直してやっからさ(笑)
でもこれ借り物だからなぁ〜!もしかして俺にレスラーグッズ!プレゼントしてくれるとか〜?」
支離滅裂である。 そんなことを言い合っている2人は次第に向き合い… カラダとカラダを合わせ競パ ンがもっこりと膨らんだ股間を擦り付けキスをしようとした…
と、その時、大きな音をたてドアが開いたと思うとアキラが入ってきた。
「おいっ!出番だ……… な・なにやってんだお前ら… こんなところでいちゃつきやがって…
まぁ〜いい おらぁ!出番だぜ そっちの智也!お前からだ 」
アキラは智也だけを指差し指名した…
「お・おれひとりって… 翔も一緒じゃねぇ〜のか?」
翔と顔へと目線を向けた。
「ああぁ〜〜 デビュー戦はシングルマッチって決まってんだつべこべ言わずに … 智也!行くぜ 」
かすかな反抗をしたつもりの智也だが、あっさりとアキラに振り切られてしまった。
「翔〜 どうする? お前もシングルマッチってことだぜ… 」
翔の顔を覗き込んだ。
「かまやしねぇ〜って シングルだって… ダブルだって… やってやろうぜ!
おらぁ 〜智也行けよ! 俺がリング下から応援してやっからさ!」
やる気満々の翔にはおくびなどなかった。
智也の肩に腕を回し一緒に部屋を出ようとしたがアキラは止めた。
「おめぇ〜はここにいるんだ… ここで待ってろいいな! 試合前に呼んでやっか ら」
と、翔を控え室に押し戻した。
「ハァ〜〜?何ほざいてんだ… うるせぇ〜
智也の試合なんだぜ 見に行くってのが当たり前だろ 離せっ離せって言ってんだろ 」
翔はアキラの手を払おうとしたがさっきのエレベーターホールのようには簡単に引き下がらないアキラだった。
「まぁ〜おとなしく待ってろってお前には最高の相手用意してっから… いいな!
ここで待ってんだ後で呼んでやっから… 」
そう言い残すと智也を引き連れ部屋を出た。
と、その瞬間… いきなり外から鍵を掛ける音がしたのだ。
「…な・なんだ〜〜 何してんだ〜〜 おらぁ〜開けろよ〜〜
開けろって!俺 が逃 げるとでも思ってんのか〜〜 くそぉ〜〜 何なんだぁ〜 」
翔は何度もノブを回したが… ドアは開かない… 最後にはドアを思いっきり蹴ってみたが反応はなかった。 翔はその扱いに腹を立てたが… どうすることも出来ない状況に仕方なく部屋で待つことにした。
それから30分40分くらいが過ぎただろうか… 鍵のかかったドアが開いたのは… 部屋に閉じ込められていた翔は置いてあったベンチでふて寝をしている振りをしていた。
「へへへぇ〜 ほらぁ〜出番だぜ… 何してんだ〜〜 おらぁ〜おきろっおきろって 」
声を掛けても反応しない翔を揺さぶろうとアキラは手を出した。
すると…
「気安く触るんじゃねぇ〜〜 」
アキラの手を振り払い、ゆっくりと上半身を起き上がらせた。
「そぉ〜 ふてんなって 決まりだから仕方ねぇ〜だろ… ほらぁ〜お前の番だ ぜっ!
早く俺に付いて来なっ!」
その偉そうな命令口調にキレそうになる翔だが、先に部屋を出て行った智也のことが知りたいと、その場は抑えた。
催促されるがまま翔はもう一度自分の姿を鏡で確かめ部屋を後にした。
レスラー 姿の翔をアキラが先導し部屋の前にある長い廊下をどこに向かうのかもわからず歩き出したのだ。
その廊下には人影はなく… アキラ2人だけであった。
「おいアキラ… 智也は… 智也はどこにいるんだ 」
「……………………。」
「黙ってねぇ〜で言えよ 智也はどこなんだ 」
立ち止まりアキラの肩を掴むと正面に向かせもう一度聞いた。
「うるせぇ〜奴だな… そんなこと心配するよりも…
おめぇ〜自身のこと考えたほうがいいんじゃねぇ〜のか ケケケェ〜
久しぶりにおもしれぇ〜試合になりそうだだからな… 」
アキラは含み笑いをしながら言った。
「なに勝手なこと言ってんだ… 俺がききてぇ〜のは と・も・や・ はどこなんだ 」
激しい顔つきでアキラに言い正した。
「うるせぇ〜なぁ〜 ちぇっ あいつならホールにいるぜ おらぁ〜そのドアの向こうにな 」
指差したドアは長い廊下の突き当たりにあった。
それまで智也のことだけ考えていたのに… アキラがさっき言った“久しぶりにおもしれぇ〜試合”という言葉が気になり始め緊張感が襲ってきた。
俺はこれから試合するんだ… 試合なんだ… あのドアの向こうには何があるのか… そしてどんな相手と闘うのか… 智也はホールにいるとは言っていたが… なぜ今ここに顔を出さないのか… 疑問が多いこの状況… 目の前に迫っている扉… 今、翔は得体の知れない“エロレスファイティング倶楽部”へと踏み込もうとし てい る… そしてそれは今までの翔を… 変貌させてしまう… 第一歩であるのか 薄汚れた鉄の扉が… ゆっくりと押し開けられ 突き刺さる眩しい光が翔のカラ ダに 反射した…
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