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●プロレス(G)萌え ●名作プロレス小説のアーカイブ ●作者不詳の作品も保管します。 ●イケテル画像の保存活動(笑)
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翔の腕をレイジはロープに絡め… わざと… ゆっくり… 絞め上げ… 激痛に苦しむ翔から呻り声を搾り出させた。

「ぐあぁぁぁぁぁ… う・腕がぁぁぁぁ…
やめろぉ〜や・やめ… 嗚呼ぁぁぁ ぁぁぁ ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……… 」

じわじわと襲いかかるレイジの締め上げに翔は髪を乱しながら喘ぎ左右に頭を振 った … チョーク攻撃から逃れようとしても逃れられないジレンマと… そしてその激痛 に我を忘れ足掻き狂う… ベビーフェイスなイケメンも… 醜く歪んみあわれな 顔となるしかなかった…

「レ・レフリー…… ぐえぇぇぇ…… レ・レフリー……… 」

翔は大声でレフリーを呼ぶが… チョークは止まらない。

もがき狂う翔が面白くて堪らないレイジは… おらぁ〜 おらぁ〜とそれまで以上に翔の腕を絞り上げる… が、レイジは… 急にその力を緩めた。

翔は激痛に全身から汗が吹き出し、ぜぇ〜ぜぇ〜と音をたて息を吐きながらロープへ と寄りかかった… 翔はこの間に逃れようと考えたが… レイジは掴んだ腕を離そうとはしない…

チョークをやめたのではなかった。 ゆっくりと手を伸ばしたレイジは、逃れようと暴れる翔の… 振り乱した髪を… そ の前髪を鷲掴みにしたかと思うと… おもむろに観客のへと向け、イケメン翔のみじ めな顔を見ろとばかり晒したのだ。

「いいぜぇ!レイジ もっと痛ぶってやれやぁ〜〜」

観客はレイジを囃し立てた。

レイジはその声にニヤリと口を歪まし、再び観客を見渡すと… 期待に答えるかのように… 今度は翔の腕を一気に締め上げたのだ。

「NOォォォォォォ〜〜〜 NOォォ〜〜 ぎえぇぇぇぇぇぇ……… 」

そう… レイジは… 観客が喜ぶことをよく知っている。それは…S=サディズ ム( 加虐性)が満々としたチョーク攻撃をただ自分のためだけに満足し、面白がっているのでないのだ。それを見る観客達が喜び興奮するように痛振る… それはレイジ にとってたまんない快感のひとつなのだ。

ゲイなら誰もが一度は愛撫し… 抱いてみたいと思うスジ筋野郎…翔を… 鳶職の厳く張った筋肉を持ったレイジが痛めつけるのであるから… 超ヨダレものである。

「おいおいそんな情けねぇ〜顔すなよ〜〜 俺様のチンコがビンビンになっちまうぜおらぁ〜 客にそのイケ顔 よ〜く見てもらえやぁなぁ〜新人〜〜 へへへ ぇ〜 〜 痛てぇ〜か? 痛てぇ〜ならもっと叫べやぁ〜 」

更に髪を掴み観客に向けた…

「う・うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」

翔はただただ… イケ顔を歪ませ、わめき過ぎた声を擦らし… 口からはだらしなくよだれを垂らし喘いだ。

そして誰に向かって伸ばしているのか… もう一方の手を弱弱しく前に出すと、届くはずもない観客に向かって助けを求め… 足掻いた。

レイジは弱りきった翔の喘ぎ声と… 観客の興奮している声に大満足である… そして更にS本能を噴出したのだ… 観客に向かって歯を剥き出し口を大きく開けると … 何を考えたのか… そのまま翔の耳へ噛み付いた…

「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…… やめろ〜〜〜〜 は・離せ〜〜 ぐえぇぇぇぇぇ ぇぇ …… 」

その狂気めいたレイジの噛み付きから逃れようと翔は首を狂い振った。

が… 耳 元で ぐちゃぐちゃと唾を鳴らし…

「ウガァァァ〜〜〜旨めぇ〜〜 旨めぇ〜ぜ おめぇ〜の耳〜〜
おらぁ〜もっ と〜 もっと喚めけやぁ〜〜〜 」

レイジの低い声は翔だけではなく観客へも響いた。

屈辱的な攻撃に… 観客達は股間を摩りながら目をギンギンにさせている。

と、レフリーであるJJキングは翔からレイジを引き離そうと2人に割り込んだ。

が、 レイジの噛付きはそう簡単には離れない。翔は狂いそうに暴れレフリーに早くしろと 声を上げるがレイジはそんなことにかまっちゃいない。

レイジに向かってJJキ ング はカウントを始めた…

「7… 8… 9………」

レイジは「…10」ぎりぎりで… 翔の耳からようやく離れた。そして牙を剥いレフリーを睨んだ。 観客達も… 「馬鹿野郎〜止めんな〜」 「ちぇっ 面白かったのによ〜」 「この〜ヘボレフリー」 一斉にブーイングが場内に響いた。

そう… エロレスファイティング倶楽部にはフェアーな試合など必要はないのだ 。

チ ョーク攻撃も反則も… 痛振られるレスラーが喘ぐから面白いのであって、それを止める公正なレフリーなどは目障りそのものなのだ。

「おいっ!レフリー 何〜邪魔してんだ〜 おめぇ〜は黙って見てりゃいいんだ って 〜
必要ねぇ〜んだよぉ〜 」

レイジはレフリーに向かって吐いた。

「このぉ〜負け犬野郎が前はチャンピオンだったかしんねぇ〜けどよぉ〜
ヒ ィ〜 ヒィ〜言って俺様にギブったんだよなぁ〜 へへへぇ〜
なさけねぇ〜よなぁ〜 本物 のプロレスラーがよぉ〜 素人の俺様に負けたんだぜ…
で、今度はレフリーってかぁ 〜 おらぁ〜客からブーイングの嵐だぜ
やっぱおめぇ〜は超ダセぇ〜負け犬野 郎だ ぜぇへへへぇ〜 」

JJキングは黙っていた。

そう… レイジはエロレスファイティング倶楽部初戦で当時チャンピオンであったJJキングを、その天性であるサディズム的チョークを使いギブさせたのだ。

プロレスラーであるJJキングをだ… プロレス技で闘うフェアーな試合というものではなく … 鳶の世界で通用する喧嘩じみた、すれたヤンキーが施す残酷ないじめともいえる陰湿なチョークで… 本物のレスラーを… 倶楽部チャンピオンの座から引きずり落とし… 新チャンピオンとなったのだ。

それまでフェアーな技を掛けられ喘ぐレスラーを見て喜んでいた観客達は… レイジのその残虐かつチョークに歓声をあげ興奮 を覚えた。そして試合を重ねる内に覚えたプロレス技とサディズム的チョークを使いこなすレイジは、今やカリスマ的存在となっていたのだ。

リングに倒れていた翔も今の話を聞いていた。

俺に… 付き合えと迫ったJJキン グは 前チャンピオンだったとは… レイジはキングを罵り笑うとリングに倒れこんだ翔に向かって次なる喘ぎ声を聞いてやろうと足音を立てロープへと走り出した。

ロープの反動を使い戻ってきたところで翔にエルボーをブチ込もうと考えたのだ。

翔は痛めつけられた腕と肩をカバーしながら… 近づいてくるレイジを判ってはいるのだ… カラダが動かない… と、翔の手前で大きくジャンプしたレイジは肘を突きたてエルボーを炸裂… だが…

「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…………………… 」

叫んだのはレイジだった。

油断したのだ。 不発に終わったエルボーの代償はたまったもんではない。

動かないと思っていた翔がまさかリングを半転しエルボーから逃れるとは… 全然考えてなかった。レイジの肘は不発に終わった惨めさとともに激痛を倍増させた。 そのまま転げロープまでたどり着いた翔は立ち上がると呻るレイジに… お返しとばかり… サッカーゴールキックを背中にぶち込んだのだ。

レイジは再び呻りを上げて叫んだ。そして慌て背中を押さえながらロープへと逃れようするが… 翔はそんなレイジを逃がしはしない。

後ろから近づき首を両手で掴むと両足を首に絡め首四字を掛けたのだ。

「ぐうあぁぁぁぁ… はぁ〜 はぁ〜〜〜 ぐぐぅぅぅぅぅ………」

足に絡みついたレイジの顔はさっきまでの勢いがなくなり… 焦りとやばそうな表情へと変わった。 翔は両手を広げ自ら後ろにカラダをたたきつけた。

「ぐえぇ ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ… 」

締め付ける足を必死に掴み外そうと抵抗するが無駄な足掻きだ。

「ぐえぇ〜〜 く・苦しい〜〜 ぐえぇ〜〜〜〜〜〜」

リングサイドからは仲間である鳶野郎が「早く逃れろ」と騒ぐがレイジは助けを求めようと手を伸ばすことしかできない。 こんなレイジを見るのはめったとない。無敵を誇りカリスマを思いのままにして いた レイジが首四字ごときでそれも新人の攻めに必死に足掻いている。

観客たちも始めは驚きを見せていたが… 所詮エロレスを楽しんでいる奴らなのだ。 今度はレイジの喘ぐ姿に喜んでいる。 翔は茶髪セミロンのレイジの髪の毛を両手で掴んだかと思うと… 絡めた足と同時に 激しく上下に動かし…リングに叩きつけた。

「ぐえええええええ… ぐえ ぐ・るし〜 い………… 」  



*連載はこれで終了。このプロレスの結果知りてぇ!!!

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ゴングが鳴り響いた……………

翔はカラダ全体の筋肉を硬直させ… リングへと振り返った…

が、しかし… レイジはゴングなどまったく気にもせず、ロープの向こう… セコンドについている鳶仲間3人と大声を上げて笑っていた…

「昨日の現場で、すげぇ〜イケてる奴見たぜ! チョ〜モロタイプでさ〜食いてぇ 〜っ… 」

レイジはロープを掴んで腰を前後に動かし、

「やりてぇ〜」、「やりてぇ〜」と 連呼し叫んでいる。

腰振るい狂うレイジに観客達も歓声を上げたが… レフリーであるJJキングはゴ ングが鳴ったとレイジに警告した。

が、一瞬振り向き「うるせぇ〜」と睨み吠えると … またもや仲間としゃべりだした。

「今からそいつんとこ行って告りてぇ〜 でさぁ ラブホ連れ込んで〜〜!ズボ ズボ! ヒィ〜ヒィ〜〜 でも…もし〜拒否りやがったら… そん時はお前ら押さえつけろよ … いいなっ!みんなしてヒィ〜ヒィ〜言わしちまおうぜ!」

そう言うとレイジは奇声をあげて笑った。

だが…その直後…仲間3人に向けていた視 線をだるそうにリングへと向け替えロープにもたれ掛かると指差し…

「その前に… あのヘボ野郎… ちょっとからかってくるわ〜 あぁ〜ぁっなんで俺様があんな新入り相手にしなきゃなんねぇ〜んだ… マジィだりぃ〜〜〜 」

そう言うと完全に舐めた目付きで翔を見下げたのだ。

そしてロープにもたれたまま右手を邪魔臭そうに振ると

「ほらぁ〜掛かって来いよ」

と手招きを始めた。 翔はそんな挑発に乗るべきか… と考えたが… これ以上レイジに舐めた面をさせる のはプライドが許さなかった。

ゆっくりとロープ越しを歩き出した翔は自らレイジに近づこうと考えのだ。

ニュートラルコーナーを横目に角度を変えたその先… まだロープにもたれたまま余裕綽々のレイジが… 目前まで距離は近づいた。

ようやく試合が始まりそうな気配に観客達の視線は息を飲み、動きに比例して静かに移動している。

翔は目前にしてなおも動こうとしないレイジに苛立ちとある種の戸惑いを感じた。それは動こうとしない相手ほどやりにくいものはない。仮に攻撃を仕掛けたとしても… どんな反撃が待っているのか…読めないからである。

「こいつ何考えてんだ… 」

翔の苛立ちも極限まで到達した… が、翔は… クールな目付きでロープにもたれかかるレイジの前に無防備にも立ちはだかると… 無言でレイジを睨み返した。

レイジはそんな翔を鼻で笑うと…

「なんだぁ〜 俺様におじけ付いて手もだせねぇ〜のかヘヘッ笑わすぜ…
おめぇ〜みたいな新入りはお呼びじゃねぇ〜んだって ど〜せ勝てっこねぇ〜んだし〜 帰れよ〜 」

「……………。」

「大人しく帰れって〜〜〜 おらぁ〜帰れや… ん…そぉ〜か!
さっきの客みてぇ 〜に俺様のとろけるディ〜プなKISSが欲しいのか〜 」

そう言うとようやくレイジはロープから離れ立ち上がると… 翔の肩に手を回した。

しかし翔はそれでも微動だせず… ただ目を睨んでいる。

「俺様のKISSはなぁ〜 お・め・ぇ〜みたいなゲス野郎には…
し・ね・ぇ・ 〜〜 〜・ん・だ・よ・ぉ〜〜〜〜〜」

レイジはいきなり大声を上げたかと思うと… さっき肩へまわした手を後頭部に持ち替え髪の毛を掴むと、翔の頭を固定させ… その顔面に向かって… 重く鈍い音 をさ せて頭突きを炸裂させた。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

翔は頭突きを食らった激痛に思わず喉を鳴らし叫んだ。

そしてその場から逃げる よう にふら付きながら額を両手でカバーし、さまよい歩いた。

するとまたもや後頭部 を掴まれたかと思うと…

「おいおい… 俺の頭突きはそんなに気持ちいいか〜〜
へへへぇ〜〜1発食ら った くらいで… そんな遠慮すんなよ〜〜
おらぁ〜気持ち・い・い・ん・だ・ろぉ 〜〜 〜〜 くれてやるぜおらぁ〜〜 」

またもや鈍い音がリングに響いた。

「ぐあぁ… ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

ダメージが残るする額にまたもや頭突きを見舞われてしまった翔は、たまらずその場に倒れ込み額を押さえ割れてしまいそうな激痛に足をバタつかせ呻り声を上げた 。

喘えぎ狂う翔を指差したレイジはリングサイドにいる仲間達に笑いながら

「こいつ馬鹿じゃねぇ〜 俺様にKISSしてもらえるとでも思ってやんの〜〜
ヒ ヒヒィ〜〜 痛てぇ〜〜痛てぇ〜〜ってさぁ〜〜 」

仲間3人も腹を抱え大声で笑った。

それでも額を押さえ立ち上がろうとする翔だが…、頭がぐらつき足元までがよろけてしまう。そんな翔へレイジは容赦などない。起き上がろうとしている翔の腹目掛 けサッ カーボールキックをぶちかました。

「うっ・ううぅぅぅぅぅぅ… ゲボッ うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅっぅぅぅ ぅうぅ ぅぅぅ………」

翔は鍛えた腹筋でカバーはしたものの… レイジは急所をよくわかっていた… そのつま先をみぞおち目掛け食い込むようにキックをぶちかましたのである。

嘔吐しそうに口を開けてのた打ち回る翔の髪の毛を鷲掴みにすると引っぱり上げ その 顔に向かって…

「なぁ〜 もうギブしろやぁ〜 そのイケた面で俺様のチンポ舐めたら許してやっからよぉ〜
おらぁ〜舐めさせてやっから〜 ギブしろってなっ! ギブって言 えよ 」

そういうと翔の顔面を股間に押し当て擦り付けた。

「おらぁ〜 舐めろやぁ〜 おめぇ〜ここが好きなんだろぉ〜 」

翔はその屈辱にされるがままである… レイジは抵抗できない翔をそのままロープまで連れて来ると、今度は腕をロープ に絡 ませ締め上げたのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁ〜 う・腕ぇ…… ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

翔はなんの抵抗もできない… ただ…ただ…客席に向かって喘ぎ叫び、レイジはその喘ぎ声を聞きたさに締め付けるのだ。




〜〜 うっ… なんだこの眩しい光は…

暗い廊下からいきなり明るい光を浴びたせいで翔は一瞬前が見えなくなってしま った …

反射的に顔をそむけ手で目を覆い、その光を避けるように… 薄っすらと目を開け前を見ようとした… すると… その目に写った光景は… 翔は思わず息を飲み込み… 目を疑った… 確か… ここは… あの廃墟となった… 元ボクシングジムのはず… ついこの間エロレスをやった… あの場所のはずなのに… そう… その目に飛び込んできた… 光景は… 幾台もの大型ライトがリングを煌々と照らし… リングを囲む人間達が罵声を吐いて … 異様な熱気で場内が蒸せ返る… あの元ボクシングジムであるが… 翔は唖然とした…

な・なんなんだ… リングにむかってエキサイトしている人間達… こ・こいつら… もしかして… 観客? 観客なのか…

その通りである。まさに今リングで行われている試合に向かって… エロレスを楽しんでいる観客であった。

翔は観客がいることに驚いたが… それよりもリングで行われている試合の方が気になったのだ。

リング上では… すでにダメージを食らわされているのだろう… 青のコーナーで両腕をロープに広げ、 ぐったり、今にも崩れ落ちそうな体制の覆面野郎がいた… そいつの覆面は不気味にも目も鼻も口もなにもない… 顔面すべてがまっ黒なマスクで覆われたレスラーだった… 肩で小刻みに「はぁ〜はぁ〜」と息をたて、その場から動こうとはしない 。

そんな弱りきっている覆面野郎へ観客達は… 「おもしろくねぇ〜ぞ」「なにやっ てん だ〜」「もぉ〜終わりなんかよ〜」などと罵声を浴びせ、面白がって笑っている …

それとは逆に対角線上コーナーでは、弱りきった獲物を今度はどう料理してやろうかと余裕をふかしている坊主頭のレスラーが… 観客に向かって大きく腕を上げると顎の下へ動かし、親指を逆さに横へと動かした… そして急にバカでかい奇声を喚くと 黒覆面野郎に向かってダッシュしたのだ。

「ぐぅぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…………」

覆面野郎は坊主頭の体当りにのけぞり… そしてその反動でフラフラと前へ1歩 、2 歩… ゆっくり歩き出したが… そのままリングへと崩れ落ちたのだ… もう力尽きている黒覆面野郎はうつぶせ状態で動く気配はまったくない。

坊主頭はそんな黒覆面野郎を指差し大声で笑うと… 倒れこんだ奴の背中をゆっくりと跨ぎ、両手を大きく広げ座り込むと… そのまま黒覆面の顎を掴み、一気に持ち上げ引き起こした…

「ぎぇぇぇ… う・うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……… 」

これにはたまらない黒覆面野郎だ。

必死に顎にかかる手を退けよう足掻くが… 坊主頭の手は黒覆面野郎の顎をガッチリ捉え… 容赦などなくグイグイと引っ張り続けた。

多分…S気があるんだろう… 坊主頭は余裕にも笑いながら… 足掻き苦しむ黒覆面野郎へ

「おらぁぁぁおらぁぁぁ〜」

と声を上げ、キャメルクラッチを楽しんでいる。

その苦しみに黒覆面野郎はロープに向かって必死に手を伸ばし指の先を動かのだが… エスケープは不可能だ… リング中央でキャメルを食らったもんだから… その手は届かない…

「ぐえぇぇぇぇぇ… NOォォォォォォォォ〜〜〜 NOォォォォォォォォォ〜 〜〜 」

真っ黒な覆面に包まれ表情はわからないが… そのロープへと伸びた手先の振る えと … もう片方の手で顎に張り付いた手を必死で退けようとしている姿でその苦し みが 充分わかる。

「おらぁ〜〜 ヒヒヒィィィ〜〜もっと喘げやぁ〜〜 」

坊主頭は笑いながら罵った。そして喘ぐ黒覆面野郎を更に大きく反らすとその両腕を 自分の膝へと引っ掛けた。そう…もう逃れることは出来ないのだ。

坊主頭は顎からようやく手を離したのだが、腕が膝に掛かってるのでカラダは反ったまま… 黒覆 面野 郎はもうどうすることもできない。その苦しさから早く逃れようと必死なのだが 、腕を拘束され動けない状態では助けを請うにも首を… 情けなく横に振るのが精々である。

坊主頭は首を振って喘ぐ黒覆面野郎の耳元に顔を近づけると…

「おらぁ おらぁ もっとかわいくわめいてみいやぁ〜〜
助けてくださいってお願 いしろやぁ〜〜 それともギブかぁ〜 ギブすんのかぁ〜
えっ?どうなんや言うてみぃ〜! 」

「NOォォォォォォォ… NOォォォォォォォォ… ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ …… … 」

坊主頭はもう面白くてしょうがない…

「ギブしてぇ〜んだろ〜〜 でもなぁ〜その前にお前のその覆面の下…
ヘヘヘ ェ〜 〜素顔がみてぇ〜んだよ〜〜」

坊主頭はそう言うと黒覆面野郎の顎の下からマスクに手をねじ込み… 剥がし始 めた。

観客は立ち上がり、その素顔を見てやろうと「やっちまえぇ〜」「やれぇ〜」「 剥が しちまえぇ〜」と煽り立てる。

「うぅっ… やめろ〜 や・やめてくれぇ〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁ… やめてくれ ぇ〜 〜」

首を振って抵抗するするが、そんなものは足しにもならない… 坊主頭は口元までじわじわマスクを剥がすとその手を一旦止めた。

そして…

「おめぇ〜 ちゃんと口 あるんや… じゃあ鼻もあるのか見てやっからな 」

大笑いしながら黒覆面野郎をからかう坊主頭。

「や・やめてくれぇ〜 たのむ〜〜 たのむからマスク剥がすな〜〜
やめろぉ ぉぉ 〜〜嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜 お願いだからやめてくれぇ〜〜」

「うるせぇ〜 お前はもう終わったんだ
今まで無敵と言われたお前は今日で終わるんだ〜〜 おらぁ〜鼻が見えたぜ…
次はその泣きそうな目も見てやるって…」

「NOぉぉぉぉお〜〜〜 やめてくれぇ〜 ギブ!ギブ! ギブ〜〜〜〜〜」

黒覆面野郎は大声で叫んだ。しかし…

「遅せぇ〜んだよ〜〜 オレ様はおめぇ〜の素顔がみてぇ〜んだ 素顔を晒してやるぜ 素顔をな〜〜」

そう言うと坊主頭は両手で鼻まで剥がされたマスクをグイグイ捲り上げ… 首を振って嫌がる野郎を完全に無視… そして…ついに… マスクを剥ぎ取った。

マスクを剥がされた野郎はその屈辱に錯乱し

「見るな〜、見るな〜」

と大声で叫 ぶが …、坊主頭は更に拷問と言うべき屈辱を与えるべく素顔となった野郎の髪の毛を 掴み、 観客達に見せまわったのだ。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

泣きそうな声で叫ぶ… その無様な敗者の… 正体が明らかになった… その素顔は … そう… 某ジャ●ーズ●務所の●6というグループの「●宅健」だった。

翔は驚いた… あのTVに出ているアイドルがここで闘っていることに… な・なんでここでエロレスしてんだ… あいつは… 理解ができなかった… いったいここは… エロレスファイティング倶楽部とは … 翔の頭の中は疑問で渦巻いてしまった。

と、その時リングの方から大声が飛び込んできた。

それは坊主頭が勝利の雄たけびを上げている声であった。

キャメルから開放されたが… リング上で顔を手で隠しうずくまる●宅健を横目に坊主頭は両手を挙げ勝利に浸っていた。そして坊主頭は再度、●宅健の髪の毛を鷲 掴みにすると、勝者として観客から歓声を受けながら、奴隷と化している●宅健を引きずり、リング上をロープに沿って歩き出した。

その姿に観客はニヤニヤしながら●宅健を見つめている。

●宅健は悲壮な表情で坊主頭にされるがままに歩くだけだった… 坊主頭は髪の毛を掴んだまま、●宅健をリングから降ろすと、今度は観客の座っているところまで連れ出した。

すると観客は品定めするかのように… 間近まで来ると●宅健に向かって…

「いままで無敵やったお前の正体は… ●宅健かぁ〜 」

「いいカラダしてると思ったら●宅健とは… ヒヒヒィ〜 」

「後から… 後から楽しみにしてるぜ… 」

翔は観客がニヤケながら言っている言葉が理解できなかっいた。

後から??… 後からなにがあるんだ…?

●宅健はそのまま入り口近くの壁へと歩かされたかと思うと… 天井から吊るさ れているロープに手首を縛られ、そのまま引き上げられた。そう…両手を上に自由を 奪われてしまったのだ。

それは… 狩猟で仕留めた獲物を吊るすように… と… その隣には既に3人の獲物が吊るされているのが見えた。その一人は… 顔をうな垂れているが… もしかして… 智也… 智也の姿だった… なんで… なんで…智也が… 翔は駆け寄ろうとしたが… 翔の腕をアキラが掴んだ。そしてアキラは…

「おめぇ〜も あぁ〜なりたくなかったら エロレスに勝つんだな… 」

「……………………。」

「始まるぜ… お前の番が… おらぁ〜 早く行けよ… 」


鏡に映った姿は… 競パンにエルボーガード、リングシューズにレガース インディーズプロレスなら新人選手と言っても通用するぜ! と、翔は満足げにささやいた。

高校から始めた水球で鍛え上げたカラダが一層レスラーとしての姿を引き立てていた。

胸の厚みと盛り上がり、激しい練習で絞り込まれた腹筋、人よりも数倍発達した広 肩幅と形のいい尻はカラダ全体のバランスを逆三角形体系へとシルエットさせている。

… 確か何かの雑誌で “プロレスラーはナルシスト” だと載っていたよな… レスラーぽく装飾した自分のカラダを鏡で眺め、なんとなくわかる気がすると納得する翔であった。

そもそも、プロレスとはナルシスト的レスラーのマスターベーションなんだろう か… 勿論彼らは勝つことを目指し相当な練習を繰り返してる… しかしその反面… 観客に見せるため… 見られるため… そして見て欲しい… と言う個人的な心理 があるようにも思える。

興行として観客から金を取り、自分へのギャランティが発生するのだから見られるってのはあたり前であるが、リングの周りにいる大勢の観客はその強さと巧みに展開される試合を楽しみ、そしてそれに答えリングに立つのがレスラーとしての使命である…

しかしレスラー自身、本当にただ勝つということだけなんだろうか… 自分の持ってるカリスマ的な要素をひけらかし、鍛えぬいたカラダをこれよがしに見せつけ… 言うなれば自己満足的なナルシストと言ってもいいのではないだろうか…

レスラーは、同じく陶酔している対戦相手へ美的な技を掛け、それに喘ギ苦しむ相手をサディズム的な部分で感じながら征服感を味わう。と、その真逆 で、技を掛けられ悶え声を上げる自分を… いわゆる受身の美学と称しながらマゾヒズムな部分をくすぐり、その苦痛が大きければ大きいほど… リアクションが激しければ 激しいほど観客を喜ばせ、その実…痛めつけられている自分に酔って満足してい るの ではないだろうか…

これってナルシストな男同士が絡む合う「SM」… なのかもしれない。

翔は鏡に映った自分へ… 今からどんな相手と闘うのだろう… と、考えながら … 段々とナルシスト的レスラーに成りきっていた。

ドン・ドン… 再び入り口のドアをたたく音がした。

目線をドアへと動かすと智也であった。

「便所探すのに手間がかかっちまったぜ… 」

智也はちょっと言い訳がましく翔に話した。そして

「…うぅ〜ん お前! マジ!レスラーみたいだぜ… 俺とこれから一緒のときはいつもその格好しろよ」

にやけながら翔をちゃかした。

「馬っ鹿じゃねぇ〜 でも…智也がその格好でバイト出るんならいいぜ!
俺もレスラー翔でいてやっても! おまけに!惚れ直してやっからさ(笑)
でもこれ借り物だからなぁ〜!もしかして俺にレスラーグッズ!プレゼントしてくれるとか〜?」

支離滅裂である。 そんなことを言い合っている2人は次第に向き合い… カラダとカラダを合わせ競パ ンがもっこりと膨らんだ股間を擦り付けキスをしようとした…

と、その時、大きな音をたてドアが開いたと思うとアキラが入ってきた。

「おいっ!出番だ……… な・なにやってんだお前ら… こんなところでいちゃつきやがって…
まぁ〜いい おらぁ!出番だぜ そっちの智也!お前からだ 」

アキラは智也だけを指差し指名した…

「お・おれひとりって… 翔も一緒じゃねぇ〜のか?」

翔と顔へと目線を向けた。

「ああぁ〜〜 デビュー戦はシングルマッチって決まってんだつべこべ言わずに … 智也!行くぜ 」

かすかな反抗をしたつもりの智也だが、あっさりとアキラに振り切られてしまった。

「翔〜 どうする? お前もシングルマッチってことだぜ… 」

翔の顔を覗き込んだ。

「かまやしねぇ〜って シングルだって… ダブルだって… やってやろうぜ!
おらぁ 〜智也行けよ! 俺がリング下から応援してやっからさ!」

やる気満々の翔にはおくびなどなかった。

智也の肩に腕を回し一緒に部屋を出ようとしたがアキラは止めた。

「おめぇ〜はここにいるんだ… ここで待ってろいいな! 試合前に呼んでやっか ら」

と、翔を控え室に押し戻した。

「ハァ〜〜?何ほざいてんだ… うるせぇ〜
智也の試合なんだぜ 見に行くってのが当たり前だろ 離せっ離せって言ってんだろ 」

翔はアキラの手を払おうとしたがさっきのエレベーターホールのようには簡単に引き下がらないアキラだった。

「まぁ〜おとなしく待ってろってお前には最高の相手用意してっから… いいな!
ここで待ってんだ後で呼んでやっから… 」

そう言い残すと智也を引き連れ部屋を出た。

と、その瞬間… いきなり外から鍵を掛ける音がしたのだ。

「…な・なんだ〜〜 何してんだ〜〜 おらぁ〜開けろよ〜〜
開けろって!俺 が逃 げるとでも思ってんのか〜〜 くそぉ〜〜 何なんだぁ〜 」

翔は何度もノブを回したが… ドアは開かない… 最後にはドアを思いっきり蹴ってみたが反応はなかった。 翔はその扱いに腹を立てたが… どうすることも出来ない状況に仕方なく部屋で待つことにした。

それから30分40分くらいが過ぎただろうか… 鍵のかかったドアが開いたのは… 部屋に閉じ込められていた翔は置いてあったベンチでふて寝をしている振りをしていた。

「へへへぇ〜 ほらぁ〜出番だぜ… 何してんだ〜〜 おらぁ〜おきろっおきろって 」

声を掛けても反応しない翔を揺さぶろうとアキラは手を出した。

すると…

「気安く触るんじゃねぇ〜〜 」

アキラの手を振り払い、ゆっくりと上半身を起き上がらせた。

「そぉ〜 ふてんなって 決まりだから仕方ねぇ〜だろ… ほらぁ〜お前の番だ ぜっ!
早く俺に付いて来なっ!」

その偉そうな命令口調にキレそうになる翔だが、先に部屋を出て行った智也のことが知りたいと、その場は抑えた。

催促されるがまま翔はもう一度自分の姿を鏡で確かめ部屋を後にした。

レスラー 姿の翔をアキラが先導し部屋の前にある長い廊下をどこに向かうのかもわからず歩き出したのだ。

その廊下には人影はなく… アキラ2人だけであった。

「おいアキラ… 智也は… 智也はどこにいるんだ 」

「……………………。」

「黙ってねぇ〜で言えよ 智也はどこなんだ 」

立ち止まりアキラの肩を掴むと正面に向かせもう一度聞いた。

「うるせぇ〜奴だな… そんなこと心配するよりも…
おめぇ〜自身のこと考えたほうがいいんじゃねぇ〜のか ケケケェ〜
久しぶりにおもしれぇ〜試合になりそうだだからな… 」

アキラは含み笑いをしながら言った。

「なに勝手なこと言ってんだ… 俺がききてぇ〜のは と・も・や・ はどこなんだ 」

激しい顔つきでアキラに言い正した。

「うるせぇ〜なぁ〜 ちぇっ あいつならホールにいるぜ おらぁ〜そのドアの向こうにな 」

指差したドアは長い廊下の突き当たりにあった。

それまで智也のことだけ考えていたのに… アキラがさっき言った“久しぶりにおもしれぇ〜試合”という言葉が気になり始め緊張感が襲ってきた。

俺はこれから試合するんだ… 試合なんだ… あのドアの向こうには何があるのか… そしてどんな相手と闘うのか… 智也はホールにいるとは言っていたが… なぜ今ここに顔を出さないのか… 疑問が多いこの状況… 目の前に迫っている扉… 今、翔は得体の知れない“エロレスファイティング倶楽部”へと踏み込もうとし てい る… そしてそれは今までの翔を… 変貌させてしまう… 第一歩であるのか 薄汚れた鉄の扉が… ゆっくりと押し開けられ 突き刺さる眩しい光が翔のカラ ダに 反射した…


白と黒のツートンカラーであしらわれた都会派スポーツジム。

ここには様々なマ シン が用意されカラダを鍛える会員でいつも賑わっている。

専属トレーナーがメニューを考え会員をサポートしたり、また入会間もないビギナー会員へマシンの取り扱いを教 えたりするこの担当が翔と智也のバイトであった。

従業員ロッカーからスポーツウエアに着替えホールに出てきた智也は、本来会員が利用する胸筋チェストマシンに座ってトレーニングに励んでいる翔がいるのに気が つい た。

「おいっ なにやってんだよ!ちゃんと仕事しろよ 」

黒く日焼けした額、肩、胸から汗が吹き出ている翔に向かって言った。

「よぉ〜智也!今からバイト? ご苦労ご苦労!で、何?何だって?俺のこと!
へへぇっちょっとマシンの具合を確かめてるってことで…見逃せよ
それに俺がデ モンストレーションしてると客達もやる気が出たとか声掛けてくるし!
いいモデルやって んだって! でもその実態は…今夜だぜ!今夜のためにカラダ調整しねぇ〜とな 」

翔はマシンから立ち上がると笑顔で言い返した。

智也は翔のそのうれしそうな姿に半ばあきらめるしかなかった。

「はいはい」

と 適当 に頷き智也はその場を去った。

翔は再びマシンを動かしカラダの各部位、いきり立つ筋肉をあらわにトレーニングを始めた。

その姿を遠目よりゲイ的視線で眺めているのはいうまでもなく智也だった。

バイトが終った翔は一旦家に戻り約束した時間になったので出掛ける事にした。 外はすでに夜の風がゆっくりと漂い静まり返っていた。出掛け様に携帯電話を持ってくるのを忘れ再びマンションに戻ったせいで智也との待ち合わせ時間がぎりぎりに迫っていた。

焦りながら小走りに待ち合わせ場所であるカフェに急ぐと店の前で智也の姿が見えた。

「智也ぁ〜〜〜 すまんすまん待った? 」

「ああぁ〜 俺も今着いたとこ… 」

智也は翔を見つめ言った。

「なぁ〜なぁ〜智也!!ここ触ってみぃ〜 ここ!俺の胸触ってみぃ〜!
すげ〜いい感じだろ昼間の成果かなぁ〜 」

無邪気に胸を突き出し触れと強要する翔に… やっぱこいつが好きだと智也は思った。

「なぁ〜翔… 今更だけど… マジ!エロレスやりに行くか?
シカトしても俺はいいと思ってんだけどな!
行かなかったときはお前との関係をバラすとか言って たけど…
俺、お前と付き合い続けれるならこの関係が世間にばれても平気だぜ!
俺 、お前のこと愛してってから… 変な脅しなんか乗らずにこのまま俺の部屋に直行しねぇ〜か 」

本心だった。翔とならゲイだってことがバレてもいいと思ったのだ。

「何言ってんだよ!バレたらどうすんだよ〜 俺も智也が好きだけど… やっぱ マズイって!
それにお前と俺は最強だぜ。たかがエロレスだろ〜この間みたいにひぃ 〜ひぃ 〜言わせてやろうぜ!もしかしたら今日も本物のプロレスラーとやれるかもだぜ 」

翔はノリノリだった。

唯一、翔の口から「好きだ」と聞けたことは嬉しかったが … 確かに翔は並みの奴より数段運動神経はある、格闘技のセンスも持ってるとは思う。 そういう俺も勝つ自信くらいはあるが… 例の噂… 噂がどうしても気になるのであった。

古びた雑居ビルの前。2回目であったので今度は迷うことなくたどり着いた。

2人は無 言で正面入口に向い横並びで立ち止まった。

「着いたな!智也 入るぜ 」

翔は言葉数少なく声を掛けてきた。

「ああぁ〜 入るか…」

智也もここまで来たことで決心したのか翔に同意した。

相変わらず薄暗いエレベーターホールへと進み地下へと階段を降りようとした時 、前回レフリーと称したアキラが壁にもたれながら立っていた。

「よぉ〜 お二人さん 約束どおり来たんだ… へへぇ逃げるかと思ってたけどな 」

舐めた口調で話し出したアキラへ翔は飛び掛り胸ぐらを掴んだ。

「ほざくな!うるせぇ〜 …
ん〜〜待てよ そうか またこの前みたいにシコシコ嗚呼ぁ〜〜んってやって欲しいってか 」

翔の悪舌は絶妙だった。

智也もアキラに近づき面を切った。

「わ・悪かった… 離せよ… む・迎えに来たんだお前らを 」

手が離れるとアキラは一瞬ホッとし話し出した。

「今から控え室に案内するから俺に着いて来い …はぁ〜しかし… 翔〜お前マ ジ!力強ぇ〜なぁ〜」

首を摩りながらアキラは歩き出した。

エレベーターホールをさらに奥へ、この間降りた階段を横目に進んだ。古びたビルは見た目はそう大きくないのだが奥へ奥へと伸びるビルであった。その一番奥、行き止 まりとなった右側に地下へと通じる別の階段が現れた。

地下に降りるとそこには 長い 廊下が正面に伸び、一番手前の部屋へとアキラは2人を案内した。コンクリートに囲まれ6畳くらいの広さである部屋は、ボクシングジムとして使われていたときはロッ カールームだったのだろう。壁に禁煙だとか、整理整頓、新人戦の対戦成績が書かれた紙なんかがセピア色に変色し今にも剥がれそうであった。

グローブを掛けるためのフックが複数あるのもここがボクシングジムであった証だろう。

「ここで着替えるんだ。
いいなそこのダンボール箱にシューズとか入ってるから好きなの使えばいいぜ 」

「あっ!それから着替えたらそのままこの部屋で待ってろよ 試合前になったら呼び にくるからな 」

そう言うとアキラは部屋を後にした。

「…なんかすげぇ〜本物ぽいよな選手控え室なんかがあるってさ智也!
見ろよほらっこの箱の中いろんなものがはいってるぜ」

翔はダンボール箱からリングシューズやそのほかにも入ってるものを出してはしゃいでいる。

智也はそんな翔へ返事は返さず、じーっとその様を眺めていた。

そして

「翔〜 着替えるぞ お前競パン持ってきたんだろうな? 」

智也はおもむろにジーンズを脱ぎだし競パンに穿き替えた。

「おおぉ〜すげ〜 やっぱお前とは気が合うぜ! 俺もブルーの競パン持ってきたんだぜ」

智也・翔ともにブルーの競パン… である。

「なぁ〜これ着けるか?」

と、ダンボール箱から取り出したのは、エルボーガードやニーサポーター、レガ ース、リングシューズだった。

翔はすでにリングシューズを履きだしレガースをつけていた。

「智也も選べよ〜 こんなのつけるの初めてだけどな 」

そう言われ智也も適当に装着してみた。

「どぉ〜? うぉ〜〜すげぇ〜智也!本物のレスラーみたいだぜ!」

翔は智也の姿をみて絶賛した。

「なぁ〜Tシャツ智也!Tシャツ脱いでくれよ!
すげ〜 すげ〜かっけぇ〜よなぁ〜お・俺はどう?」

着ていたタンクトップを脱ぎ捨て智也に見せた。

翔の言う通りだ。智也は翔の出来上がったカラダにジャストフィットして、JJキ ングと引けを取らないレスラーぽい姿にもう釘刺しになってしまった。

「いいぜ!いい〜 お前のレスラー姿見れて俺!最高な気分だぜ! 」

それまで黙っていた智也も思わず声を上げた。

「翔〜〜 俺ちょっと…ションベンしてくるわ トイレ適当に探すからお前ここで待っててくれな 」

OK!と返事すると智也は部屋を出て行った。

ひとりになった翔は壁にちょっとくすみ掛けた鏡に自分の姿を映してみた。

する と不思議とナル気分に陥ってくる自分があるのに気がついた。

鏡に映った目線は頭の先から顔、首、胸、腹、股間と徐々に下がり胸元辺りを見つめたときには右手を股間にあて摩っていたのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁ………… 」

左手で髪を掻き揚げポーズなんかを取りはじめ酔っていた。

ドン・ドン ドン・ドン ドアをノックする音がし、翔は智也だと思い

「入れよ!」

と声を掛けた。

すると鏡越しに映っているのは… キング… JJキングだった。

ハッと振り返った翔にキングはいきなり抱きついたのだ。

「よぉ〜メールの返事聞きに来たぜ… 俺の男になるだろ…」

耳元でそうささやいた。 急に抱きつかれ驚いたのもあるが… 正直このままキングに抱かれていたいと思う気 持ちが片隅にあった、

メールを見たときは馬鹿にするなと思ったが… こうして前からあこがれていたキングのカラダが自分のカラダと密着… 鍛えたキングのカラダ… あのイケメンの面が頬にあたっているこの状況… 翔は腕をキングの背中に回し抱き合いたいとまで思ってしまった。

「お前のレスラー姿いいぜ!俺の好み通りだ。 なぁ〜付き合おうぜ俺様と… 」

キングの低くしゃがれた声が翔の意思を迷わせた…

「キング… 俺には智也がいるんだ。智也の存在がなければキングと付き合いたかっ た… 」

翔はそう言い切った。

するとキングは翔のカラダから離れ、目を見つめて再度聞きなおした。

「もう1度言うぜ 俺様と付き合え 俺様と… 」

しかし翔の気持ちに変化はない。首をただ横に振るだけであった。

「そぉ〜か… いいんだな… じゃぁ〜今夜の試合楽しませてもらうわ… お前の喘ぐ姿をな… 今日の試合相手は… 相手は… クックックゥ… 楽しみにしとれや… 」

意味有り気な言い方が気になった… が、キングはそう言うともう一度翔を抱きしめ唇に軽くキスをし部屋を出て行った。

マジ…智也の存在がなければキングと付き 合ってたんだろうなとドアをみて考えた。

「翔」( 183centimeters // 70kilograms. // 19years old )

プロレスに興奮と性欲を覚え… 次第に自分自身も闘ってみたいという願望へ… 智也から聞いた“ゲイ”のエロレス掲示板に相手を求め投稿… すると送られてき たメー ルの相手、それが英明だった…

「智也」( 184centimeters // 66kilograms. // 19years old )

スポーツジムでインストラクターをする翔を一目で好きになった… 近づきたい 一心で翔と同じバイトを始め… そしてついには翔と付き合う関係に… 偶然見た翔 のメー ルで英明と闘うことを知りその現場に来ると…

「英明」( 178centimeters // 68kilograms. // 25years old )

エロレス掲示板で翔へアプローチをかけ、廃墟となったボクシングジムに呼び出 した … だが現れた姿は覆面で素顔を隠していた。その正体はWDWのイケメンレスラー 「JJキング」だったのだ…

「アキラ」( 179centimeters // 62kilograms. // 23years old )

レフリーと称し英明とともに現れ、翔のカラダを見ると興味を示し参戦してきた …ホスト風で危険な香りのする巨根の持ち主… 英明(JJキング)と付き合う仲のようだが…


元に戻りつつ…しな垂れたJJキングのペニスはまださっきの余韻が残っているのか … にじみ出てくる薄い精液がリングを汚し、再びロープで拘束されてしまった 腕が自由を奪い身動きが取れない状態でうなだれていた。

その正体を覆面で隠していたにもかかわらず無残にもマスクを剥がされ… おまけに喘ぎ乱れた姿を晒し… 現役レスラーとしてのプライドもなにも… 今はなくしていた。

というよりも2人から受けた屈辱的な快楽をもう1度… もう1度感じて興奮したいとまで思っていたのだ。

智也はそんなJJキングに向かって声を荒げた… それはこの廃墟となったボクシングジム、リングまでが用意されているこの場所は… 単なるエロレス好きなやつがプレイするには出来過ぎている… これにはきっと何か裏があるはずだ… そう思う智也はJJキングから吐かせようとした。

「おらぁ〜 何で翔をここに呼んだんだぁ…」

キングはうなだれたまま身動きすらしない。いつもTVで見ている粋がったイケメンレスラー、観客の女たちにキャーキャー騒がれ、それに答え自慢のカラダを見せ付けているヒーローJJキングの姿ではなく… 目の前にいるのは… SEXに燃え終わり、 力尽きた虚脱感に溺れるだけの… ただのヤリマン… ハッテン場にでも転がっている … ただの男に成り下がっていた。

「なんとか言えよぉ〜 おらぁ〜〜言えってんだ〜〜 」

智也は何も言わないキングに苛立ちを感じると強引に髪を鷲掴みし顔を上げさせ ようとした…

「クックックックゥゥゥゥゥゥゥ… クックックックゥゥゥゥ…
ヴァッハァハ ァァァ … うるせぇ〜 遅せぇ〜んだよ… もう遅せぇ〜んだよ…
けけけけぇぇぇぇ ぇ… ………」

肩を震わせ不気味な低い声で笑い出した。

「もうお前ぇ〜たちは bag GAME… 獲物になっちまった… けけけぇ〜〜
獲物になっちまったんだ………」

わけのわからんことを言い出したキングに智也はさらに苛立った。

「何言ってんだ… こいつ… さっきのが気持ちよすぎて頭??いかれちまった のか」

智也はマジ狂ったのかと顎を掴みキングの顔を揺さぶった。

キングは口を半開きに智也を睨むと

「お・遅ぇ〜んだよ… も・もう〜お前ら…
マークされてんだぜ… ここに来た 時からず〜っとな… 」

「てめぇ〜何が言いてぇ〜んだ… マーク?
何がマークされてんだ〜 おらぁ〜 言え よ〜 言ってみろよ…」

智也の声は目の前にいる相手には充分すぎる音量だ。

「お前ら… ここが… この場所が何なのか知んね〜のか? 」

「知るか!そんなこと… だからお前に聞いてだろ〜〜」

怒りが更に声を大きくした。 …何かある智也はそう感じた。

キングは首を振って顎を掴まれてる手を振り払おうとした。

「言ってやるからこの腕外せよ… 痛てぇ〜んだって… おらぁ〜 もういいだ ろ…」

智也はキングの要求を聞いてやることにした。

その横で同じくロープに絡まって いる アキラが智也を見つめ無言で訴えていたが… キングだけ外してやった。

「痛ぇ〜 乱暴にすんなよ〜 ふぅ…… くそぉ〜 お前らやりたい放題しやがって … 」
しかし… お前…いいカラダしてんな〜 なんかやってんのか?運動系?」

ロープから外れた腕を回しながら急に馴れ馴れしくしゃべりだした。

「関係ねぇ〜だろ… ロープ外してやったんだから早くしゃべれよ…」

智也はせっついた。

「あぁ〜わかったって… ここは… 「エロレスファイティング倶楽部」…
エロレス好きなら名前くらい知ってんだろ… 」

薄ら笑うように言った。

智也のとなりで聞いていた翔は、「エロレスファイティング倶楽部」っていう名前を始めて耳にした。

「智也?知ってんのか?その… 何とか倶楽部ってやつ?」

「あ・あぁ………………………………」

短く返事すると智也の視線はキングへと向けられ… 静かに睨んだ。

「エロレスファイティング倶楽部」

噂でしか知らないのだが… 智也はゲイ相手に「売り」をやってる奴から前に聞いたことがあった。 ゲイにもいろいろな人種がいて、そん中でも半端じゃない程の金を持ってる奴らが自分の好みのゲイをレスラーに仕立てて闘わせる。古代ローマのレスリングのように奴 隷と化して己が楽しむためにだけ…どこかで試合させる… 倶楽部があると… 智也の人脈は人並み以上に広かった。

家がそれなりに金持ちなんでノンケ社会で付き合う範囲も広い… ましてゲイの世界は中学生からデビューしている分、知り合いも多く顔は広かった。

しかしその倶楽部についてはこのくらいにしかわからない。

「噂くれぇ〜は知ってんだろ… 謎めいた…う・わ・さ くれぇ〜 けけけぇ〜
その噂の倶楽部におめぇ〜は踏み込んだ… ってことなんだわ〜」

キングは智也の肩を抱いて耳元でそう言った。

その馴れ馴れしい態度に動じず… いや… 急に恐怖感が智也のカラダを走った …

「おいっ 智也? どうしたんだよ〜 おいっ… なんか言えよ……… 」

急に黙り込む智也… 翔は何が何なのかわからない。

しかし… ただ… 何かが起こりそう… いや起こっているということは… わかった。




アキラが飛び散らしたイカ臭い…精液は… 今だロープに腕を獲られ身動きができない英明の口元へと放射され… 力尽き、うな垂れる顔面からゆっくり… 自慢の大胸筋へと… 滴り… 落ち… べっとり汚している。

そんな英明なのに淫乱なケツ穴は… さっきの興奮が忘れられないのか… それともアキラの巨根がそうさせてしまったのか… 大きく口を開いては閉じながらピンクのヒダをヒクヒクさせ次の刺客を待っていた。

智也は倒れこんでいるアキラを横目に、うな垂れる英明の髪を掴み、マスクを剥ぎ取られ素顔を晒している顔面を持ち上げた… すると英明は智也の言いなりにうつろな目つきで口の周りについた精液を舐めながら…… そ・その正体を…見て… 智也は無言になった。

「えっ?……………… 」

呆然としてしまってる智也の顔を不思議そうに覗き込んだ翔は英明の素顔へと目線を移した。

そして…

「えぇ…?こ・こいつ… も・もしかして… あのWDWの… JJキング??」

そうインディーズ団体であるがイケメンレスラーが多い… 最近女たちがキャー キャー 騒ぎ人気のある… その中でも飛びぬけて人気の高いレスラー… 智也とエロレスをした日にビデオで見ていたあのJJキング… そして翔が大ファンでもあるWDWのJJ キ ング… なのだ。

2人は顔を見合わせ驚きを隠せなかった。

「なんで… どういうことなんだ… なんでこいつが…ここにいるんだ…」

「…ただ似てるだけのニセモノか???」

智也の言葉はたどたどしかった。

「いいや… こいつ本物だぜ… 俺大ファンだからわかる… 」

そう紛れもなくWDWで呻らせてる「JJキング」そのものだった。

英明…いやJJキングは自分の正体がバレてしまい… 開き直った態度で…

「くそっ〜 ばれちまった… そうさ!お前たちがいうとおり…
俺はJJキング さ… それがどうしたったってんだぁ〜 う・うぅ〜くそぉ〜このロープ…
おらぁ 〜外せよもういいだろ…」

カラダを揺さぶり訴えた。

しかし翔と智也は何もせず、そのまま見下ろした。

「くそぉ〜何だぁ〜 てぇめ〜ら… 早く外せって言ってんだろ… 」

JJキングは怒鳴り声を上げるとまだなんとか自由が利く足で智也を蹴ろうとした 。

しかし智也はその足を掴むと翔の顔を見て… そして唇を歪ませにやけると…

「けけけぇ〜 こいつ本物だぜ〜〜なぁ〜翔おもしれぇ〜 あのJJキング様が 〜
俺 たちにロープ外せって頼み込んでるぜ! どうする??外してやるか?
それとも憧れのイケメンレスラー様がさ〜〜まだイッてないっつうのは… 失礼じゃん…
レ イプ でもすっかぁ〜 けけけけぇぇぇ…」

JJキングは一瞬青ざめた… 2人の目がさっきよりもギラついていることに気づいたのだ。

「なぁ翔〜〜 おめぇ〜が大好きなJJキング様が気持ちよくなりてぇ〜って!
けけけぇ 〜〜 やさしくレイプして差し上げようぜ!なぁ〜」

完全に目がイってしまってる智也。

そして翔は…

「ま・まじっすかぁ〜 JJキングをレイプ… いいっすねぇ〜 お・おれマジ …やりてぇ〜 」

JJキングはその展開にひるんだ。

レスラーとしては軽量級であるが、それなりに鍛えた筋肉… 特に形が浮き出ている肩と大胸筋、割れた腹筋が自慢のカラダ、ちょっと危険な香りのするベビーフェイスなイケメン顔… 乳首とケツ穴が超敏感な実はゲイであるJJキング… しかしプライドが…

「おい!翔〜 こいつ脅えてやがるぜ けけけぇ〜
おらぁ〜キングちゃんどこがいいんだよ〜 首筋舐めて欲しいのか〜
その淫乱な乳首いじめて欲しいかぁ〜 それとも翔のちんこしゃぶりてぇ〜のかぁ〜〜! 」

言葉攻めだけでJJキングの股間は膨れ上がった。

ロープに絡まり拘束されてる分も加わり興奮度は絶頂だ。

「う・うるせ〜やめろって… なぁ〜や・やめてくれ〜〜〜 嗚呼ぁぁぁ……… …」

まだ何もしていないのに悶え始めるJJキング… 自ら股間を突き上げしゃぶれと言わんばかしに腰を振った。

しかしその素振りに反して翔は自分の競パンを摺り下ろすと、半起ち状態のちんこをそのままキングの口へと無理やり突っ込んだ。

「おらぁ〜〜 咥えろって 嗚呼ぁぁぁ………
お・おれのちんこうめぇ〜だ ろぉ 〜 嗚呼ぁぁ…… 嗚呼ぁぁ……
そ・そこ… いい… いい… すげぇ〜き・ きも ちいいぜぇ〜 」

翔はヒートした。

汗で光る黒い肌、スパイラルショートの無造作な髪型を茶髪にしているJJキングの頭を掴んだ翔は、突っ込んだちんこを激しく動かした。

「嗚呼ぁぁぁぁ……嗚呼ぁぁぁ……… すげぇ〜キング… 嗚呼ぁぁぁ…… 」

翔の突っ込むスピードがどんどん激しくなる。

「う・うっ… う・うっ… う・うぅぅぅぅうぅぅぅぅぅ………」

「翔〜〜! あせんなよぉ〜〜 おらぁ〜見てみぃ〜
ヨダレでべちゃべちゃだ ぜ けけけぇ〜〜翔のちんこがそんなにうめぇ〜のかよ〜
けけけぇ〜キングちゃ〜〜 ん 」

智也はイケメンがエロってしゃぶる素振りにムラムラし、たまらず翔を押しのけ自分のちんこを差し出したのだ。するとキングは自からちんこに食らいつきしゃぶりだしたのだ。

「おぉぉぉぉ……… すげぇ〜こいつしゃぶんの超〜〜うめぇ〜なぁ〜翔〜〜
う ぉ 〜 うぉ〜〜嗚呼ぁぁぁぁぁ〜〜」

翔はロープに絡まったキングの腕をほどくと、智也がリング中央までちんこを咥えさせながら引きずり動かした。そしてその場に倒されたキングの顔面に覆いかぶさり、 ちんこを口にぶち込むとまたもやしゃぶらせ始めた。

一方、翔はキングの股間でビクビク跳ねるちんこを見つけ舌で舐め始めたのだ。

「うぐぅっ… う・う・うぅぅ… ハァ〜ハァ〜 う・う・うぅぅぅ…
あっ あ・ あ・あ・嗚呼ぁぁぁぁ〜 イイィ〜〜」

咥えながら喘ぐキング…

「すげぇ〜〜すげぇ〜〜キングのちんこ〜〜 たまんねぇ〜〜 たまんねぇ〜 〜よぉ 〜〜」

翔は今までおかずにしていたJJキングのちんこを咥えることができただけでも興奮なのだ。

顔面に押し付けしゃぶらすちんこを智也は一旦抜き取ると、今度はキングの首に足を絡ませた。ネックシザースとでもいうのか、それともカニバサミなのか… とにかくキングの首を締め上げ始めたのだ。 キングはその苦しみとともに翔にちんこをしゃぶられる… エロレスならではの快楽を味わっているのだ…

「おらぁ〜 どうなんだ… しゃぶられながら技かけられるっつうのは気持ちいいだろぉ〜
けけけぇ〜〜 おらぁ〜もっと喜べよ〜〜 あぁ〜〜喘えぐんだよ〜〜 」

智也は声を上げた。

「ぐうぅうぅ…… す・すげぇ〜〜すげぇ〜〜イイィ〜〜 すげぇ〜イイよ〜〜 嗚 呼ぁぁぁぁ……… 」

キングは自分で自分の乳首をいじりだし大声で喘いだ。

翔はしゃぶっていたキングのちんこを手に持ち代え、もう片方の手で自分のちんこをしごいた。そしてキングのヒクヒク動くケツマンへと… ぶち込んだのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……… すげぇ〜〜〜ハァ〜はぁ〜ハァ〜 気持 ちいい…
はぁ〜はぁ〜 もっと… もっと… 突いてくれぇ〜 嗚呼ぁぁぁ… すげぇ 〜〜〜もっと… もっと… 」

締め上げれれている智也の足を掴みながら首を激しく振り… 絶叫しながら喘ぎまくっている。

ケツマンを攻める翔に誰かが後ろから手を回し乳首をいじりだしてきたのだ。腰を振りながら振り向くと… さっきまで倒れていたアキラが知らぬ間に後ろに回っていた のだ。

「おらぁ〜 おらぁ〜 気持ちいいのかキング〜〜 あ?あ?あっ… イイ ィ〜 〜
そのち・ちくびぃ〜 アアァ〜〜すげぇ〜〜 ア・アキラ〜〜イイィ〜〜ぜ
〜〜 アアァ〜〜嗚呼あぁぁぁぁぁぁ………」

アキラは翔の乳首を攻めた。

「すげぇ〜〜 すげぇ〜〜 ハァ〜ハァ〜 ぐぅぅぅ〜〜 ああぁ〜 すげぇ〜 〜
あ・あ・嗚呼ぁぁぁぁ… イキそう〜〜 あ・嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………… …」

「イイィ〜〜 もっと突いてくれぇ〜〜あ・嗚呼ぁぁぁ〜〜 イイィ〜〜 もっ と…
もっと… もっと〜〜〜〜〜〜」

「あ・嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

翔はキングの6っに割れた腹へ精液をぶち撒いたのだ。

すると…

「お・おれも… おれも… イッていいかぁ〜〜〜 嗚呼ぁぁぁ〜〜 イ・イ・ イク 〜〜〜〜〜
嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

キングは溜まりまくっていた精液を… 腰を躍らせ一気に噴き出した… キングの首を締め上げていた智也は足をほどくと、キングの精射を見ていたアキラを捕まえ、髪の毛を掴み無理やりちんこを咥えさせた。

そしてそれまで以上に強烈なピストンを繰り返し… 快楽だけを提供する口となったアキラは、あまりにも激し いピストンにえづきながらも尻をつかみ… 智也のちんこへ奉仕を続けた。

「うおぉぉぉぉぉ… ぐぅ・うぅ・うぅぅぅぅぅ…
はぁ〜はぁ〜はぁ〜 うぅ ぅぅぅ 〜〜〜 はぁ・はぁ・はぁ〜〜〜
い・い〜〜〜うぅ〜〜〜 はぁ〜〜はぁ〜〜 はぁ 〜〜
い・いく〜 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜 いくぅ〜〜〜〜〜〜」

ちんこを口から抜き取るとアキラの顔面に向かって射精したのだ。

精液でべたべたになったアキラをリングに捨てると智也は息を荒げながらJJキングに近づき… そのぐったりしているカラダを引きずりロープまで持って来ると腕を絡ませまたもや拘束した。

JJキングは抵抗もせず従うようにロープへカラダを支えるかのように座り込んだ。そしてアキラも同じようにロープに絡ませ座らせたのだ。

「おいっ てめぇ〜〜ら 翔になにしようとここに呼んだ〜〜
エロレスだけってんじゃねぇ〜んだろぉ〜〜 えっ?なんかほかに目的あんだろ〜〜
おらぁ〜〜言 えよ 〜〜〜 言えってんだ〜〜〜〜」

智也はキングに向かって叫んだ… キングは智也を見上げ…

「そ・それは………… 」
「や・やめろ… ううっ 離せ…… 離せって言ってんだろ〜〜〜」

マスクに手を掛けられてしまった覆面野郎は呻り声をあげた… 両腕はロープに絡まり抵抗するらできない。 出来ることはただ…正面に立った智也を睨みつける… それだけだ… 翔はマスクの隙間から指をねじ込むと一気にマスクを剥がしてやろう考えた… が… ただマスクを剥ぐだけってのも面白くないと思った翔は…

「おらぁ〜 英明〜 叫んだって無駄だぜ ケケケェ〜〜 お前のマスク剥がしてやっからなぁ〜〜 」

そう言うと翔はマスクにねじ込んだ指を更に奥へと突っ込んだ。英明はそれでも顎を突き上げ顔を左右に振りながら必死に抵抗するが…

「情けねぇ〜なぁ〜 ケケケェ〜 そんなに暴れんなよ〜〜 おらぁ〜剥がれるぜ… マスクが…」

と、翔はニヤついた顔でゆっくり鼻下までマスクを剥いだ。

「うぐぅぅぅ… やめてくれぇ〜〜 」

顎と口をさらけ出した覆面野郎… それを眺めている智也が…

「翔〜〜そんなにいじめてやんなよ〜 かわいそうだぜ英明ちゃん… けけけぇ 〜〜
見てみぃ〜や 口をパクパクさせて けけけぇ〜みっともねぇ〜顔してるぜ 」

覆面野郎を指差し笑っているのである。その智也の視線が… 英明の筋肉で盛り上がった胸に張り付いた小豆のような乳首を見つけ、

「うまそうな乳首…」

と小声でつ ぶや くと大きく舌舐めし… さっきアキラに乳首攻めをしたのと同じように両手を差し出 した。 すると… 智也の指が乳首にふれた瞬間「ビクッ」とカラダを震わし…

「あっ……… あっ・あぁぁぁぁぁぁぁぁ… や・やめ・やめてくれ… 嗚呼ぁ ぁぁぁ ぁ…」

喉から搾り出た悶え声が…めっちゃエロく響いた。

その喘ぎ声に興奮を憶えた智也は… 乳首攻めをやりながら膝を英明の股間に押し当てると… そのままゆっくり上へ… 下へ…と動かした。

「うぉおぉぉ〜〜あ…んっ 嗚呼ぁ〜 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜〜〜」

英明はもうその快感に…声を上げずにはいられない。見る見る間に競パンに張り付いたチンコはギンギンに反り起たった。 そして押し上げられるように膝が上へと 動いたその瞬間… 反り起ったちんこが競パンから飛び出し亀頭をあらわにしたのだ 。

「うぉ〜翔 こいつさぁ〜ちんこ攻めて欲しいみたいだぜ
ほらぁ〜見ろよ亀頭がペロンって見えてやんの けけけぇ〜〜」

「うぇ〜マジっすかぁ〜 そんなに屈辱を味わいたいならご要望通り淫乱に攻めてやろうぜ 」

翔はそう言うとコーナーで倒れこんでいるアキラに目線を向け智也に合図した…

「えっ… あっ・あぁ〜 あっちでおねんねしてるアキラちゃんにやらせろって !
けけけぇ〜冴えてんなぁ〜翔〜 じゃあ〜アキラくんにお願いしちゃいましょっ 〜 けけけぇ〜 」

翔はニヤつきながら頷いた。 智也はコーナーでまで行くとアキラの髪を掴み立ち上がらせ、足がヨタつきヘロヘロ になっているアキラをそのまま英明の股間へと押し当てたのだ。

「おらぁ〜 だ〜いすきな英明ちゃんがちんこを舐めて欲しいって言ってるぜ〜
アキラぁ〜〜ナメナメしてやれよ〜」

更に英明のちんこへ顔面をグリグリ押しつけられるアキラは嫌がるどころか嬉しがって舐めはじめたのだ… アキラは智也の乳首攻めだけですでにメロメロになってしまったようだ… もう闘うことよりもヤリたいモードにスイッチは切り替わり… 旨そうに… 淫乱に… 欲しくってたまんない状態… ギャル男系ホストなイケメンエロレスラーもこうなるとただのSEXマシーンだ。

そんなアキラは英明のちんこを競パンから完全に引きずり出すと、唾をたっぷり塗りたくり… そのままうまそうにしゃぶりだしたのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁ… なにしてんだぁ〜アキラ… 嗚呼あぁぁぁぁぁ〜〜
てめぇ〜しゃぶってる場合じゃねぇ〜だろ… は・はやく…た・たすけろよ〜〜〜」

アキラに向かって吼える英明。しかしアキラはそんなことを聞こうともせず、ちんこを旨そうにしゃぶり続けたのだ。

「何だぁ〜こいつ さっきの乳首攻めでいかれちまってるぜ けけけぇ〜アキラ 〜
ちんこうめぇ〜だろ… もっとエロエロにしゃぶれやぁ〜」

アキラは唾をベチャベチャ音を立てながらしゃぶりながら、自分の競パンを脱ぎ 捨てると… 例の巨根をブラブラ露出した。 乱雑な血管が模様のように浮き上がり… 太長く反り上がった竿の先には…カリ が厳つく張り出し… 亀頭が肥大したちんこを右手でしこりだしたのだ。 リング下から真正面に目にした翔は思わず…

「すげぇ………… 」

智也も後ろから見ていて同じように声を漏らした。

アキラはもう見方とか敵とか関係なくただ気持ちよくなりたいだけなのだろう… 英明の競パンを剥ぎ取るとると… そのまま両足を掴み股を大きく広げ… ケツに自分のちんこを押し当て腰を振り出したのだ。

「ア・アキラ〜〜〜やめろって てめぇ〜なにやってんだよ〜
おれが晒し者になってんだぜ おいっ どうしちまったんだよ〜
あ・嗚呼あぁぁぁぁぁぁ… そ・ そいつ智也を襲えよ〜〜 」

競パンを脱がされてしまった英明は必死にアキラに訴えている。

「てめぇ〜うるせ〜んだよ〜 おめぇ〜とやりてぇ〜んだよこのアキラちゃんは
けけけぇ〜 おらぁ〜気持ちよくしてもらえやぁ〜〜
こいつのデカチンでヘロヘロになっちまうまでな… けけけぇ〜 」

智也は英明の顎を引き上げ顔面にむかって罵声を浴びせた。

そして股の間で腰振ってるアキラの後ろに立つと、またねっとりと乳首を刺激しはじめた。

「嗚呼ぁぁぁぁぁ… 嗚呼あぁぁぁぁぁ〜 い・いぃ〜 い・いぃ〜 ち・ちく び… 」

アキラは胸をのけ反り…悶え… 乳首の快感に合わせちんこが勢いよく何度も上下に跳ねている。

「もっと… もっと… はぁ〜〜 はぁ〜〜 嗚呼あぁぁぁぁ〜我慢できねぇ〜我 慢できねぇ〜よ〜〜〜」

乳首が感じる分まで興奮すると絶頂におっ起ったデカチンの肥大した亀頭を英明のケツ穴にあて… …ぶち込んだのだ。

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ ぉぉぉ ぉぉぉ」

「うおぉぉぉぉぉ… ひぃぃぃぃ… ひぃぃぃぃ… うおぉぉぉぉおぉぉぉ…… …」

英明は狂ったように激しく首振って叫び声を上げ… 喘いだ。
あのデカチンが… ゆっくりならまだしも… 容赦なく… 一気にぶち込まれ…
それも腕をロープで固定され… 身動きが出来ない状態で…

「す・すげぇ〜〜〜〜〜〜〜〜」

「ヒィ〜 ヒィ〜 嗚呼ぁぁぁぁ〜〜 ヒィ〜〜〜〜嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜 」

アキラの腰は止まらない。英明のケツマンコはどうにかなりそうだ。

奥に…奥に … 繰り返し突っ込まれ… そしてアキラは…

「嗚呼ぁぁぁ〜〜 き・きもちいいぜ〜〜 はぁ〜〜 はぁ〜〜〜 はぁ〜〜〜 〜〜」

ちんこの刺激に声をだしている。 翔は喘ぎ続ける英明を見て、さっき剥ぎ取ったマスクから露出した口へ指を近づ けた。 すると英明は飢えた狼のように食らいつきむしゃぼりはじめたのだ。

指に舌を絡 ませ… ちんこを想像し… 愛撫した。

「けけけぇ〜〜見ろよ 智也〜〜 こいつすげぇ〜淫乱だぜ 俺の指〜しゃぶってや がるぜ!
アキラに突っ込まれるだけじゃものたりねぇ〜ってか〜
おらぁ〜ちんこしゃぶりてぇ〜のかよぉ〜〜」

そう言いうと英明は翔のマラを見つめ咥えたそうに首を必死に近づけよう動いた 。

智也は翔を見てこのままだと英明にマジでちんこを咥えさすんじゃないかと感じ 、アキラから離れ翔を後ろから抱きしめたのだ。 と、その時… アキラが呻り声とともにデカチンを急に荒っぽく連打しはじめた かと 思うと… 吐き出す息を荒くし… 「

嗚呼ぁ〜〜 嗚呼あぁ〜〜 すげぇ〜〜〜 はぁ〜〜はぁ〜〜 す・すげ〜〜 うぅぅ 〜〜 」

今まで以上にピストンするスピードを上げ絶叫しながら…

「嗚呼嗚呼嗚呼あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜
嗚呼嗚呼嗚呼ああぁぁぁ ぁぁぁ ぁぁぁぁ〜〜〜〜」

アキラのデカチンに悶える狂う英明… アキラは咄嗟になにを考えたのか英明の鼻下まで剥ぎ取られたマスクを… 両手で掴むとそのまま… 一気に剥がし顔面を露出させた。そして………

「はぁ〜はぁ〜はぁあぁあぁぁ〜〜〜 い・い・いく〜〜 いく いく いく〜 〜〜 〜〜〜」

アキラはデカチンをケツマンから抜くとそのままマスクが剥がれた英明の顔面へ … 白く生暖かい精液をぶち撒いた。 ……………………。

白い精液は1回では収まらず、2回、3回、4回、5回… ビクビク亀頭からどろどろの精液をぶっ放し… 精液が出尽くしたにもかかわらずアキラはリングに倒れ込み、その場でカラダをビ つかせ放心した。

翔と智也は顔射され… マスクが剥がされ…

素顔を晒した… 英明を見て… 思わず…


智也は前に突き出したアキラの股間を見て… 目を奪われた…

「…こ・こいつの… マ・マラ… すげぇ〜 」

それはピンと張った競パンからムクムクと突き上げるマラの形に… 思わず唾を飲み込んでしまったのだ… どっちらかというと細身でボクサー体系をしたアキラからは… 想像もつかない股間の膨らみ… それはまさに… 巨根… 巨根そのもの…… その大きくなった巨根は止まることを知ない… 更にビクッビクッと跳ねながら暴れ … 今にも亀頭がピチピチの競パンから頭を出しそうなのだ。

「こいつ… このマラにケツマン突かれたらたまんねぇ〜だろなぁ
腰振ってひ ぃ〜 ひぃ〜泣いちまいそうだぜ…」

智也は掘られる自分を想像してしまう。

翔のマラも大きいがアキラの亀頭の大きさには負けるだろう… そう思うと智也の指は… もっと… もっと淫乱にさせてや ろう と… アキラの乳首を更にいじりだしたのだ。

するとアキラは淫乱に悶え喘ぎ… 呻りを上げ…

「嗚呼ぁぁぁ〜 嗚呼ぁぁぁぁ〜〜 嗚呼ああああああああ〜〜〜〜」

両腕を拘束され、首は智也の脇に巻きつけられ、脇の下からしみ出る生男の汗を嗅ぐともうろうとし… それでも感じまくる乳首をいじられるのだ…

もっと… もっと… 喘げ〜〜〜 智也はアキラの硬く起った乳首をいじりまくった。

「嗚呼ぁぁぁぁ… や・やめろ〜〜 す・すげぇ〜〜かんじる……
はぁ〜・は ぁ〜 あ・嗚呼ぁぁぁぁぁぁ… 」

智也の乳首攻めは相手をよがらす術をよ〜く熟知している。それはただ乳首を掴んでグリグリ動かすような単純なものではない。 乳首の突起した先端を… ふれそうで… ふれないギリ線で指腹をあて… ゆっくり … 焦らしながら… もったいつけて… 精神的に感じさせるのだ。

アキラはもう狂いそうである… 巨根のマラは「俺にも刺激をくれ」といわんばかし にビンビンになり、先端から噴出したガマン汁が競パンを濡らし始めた。

相手コーナーに近く… 後ろには翔が睨みを効かせている状態では助けにも行けない覆面野郎は… ロープを狂ったように揺らし苛立っている。

エロレスのパートナーと言うだけではなしに、自分の男という存在のアキラが襲われているだけに… その苛立ちは尋常ではなかった。

「おらぁ〜〜 気持ちいいんだろぉ〜 けけけぇ〜 そんな声出すなよ〜〜
お 〜ぃ 覆面野郎よぉ〜〜見ろよこいつのザマぁ〜 いつもこんなにあえぐのかよぉ〜〜 」

智也は苛立ち狂う覆面野郎を挑発した。

「えぇえぇ〜 今度はマラをいじって欲しいってかぁ〜 いじって欲しいんだよなぁ 〜〜
ケケケェ!いいぜ!おらぁ〜この手っ この手がみえるかぁ〜覆面野郎よぉ〜 〜 」

智也は今まで乳首をいじってた手を覆面野郎に向けて見せると… そのまま… 股間 を… 握ったのだ。

「ぐうぁぁぁぁぁぁ……… ひぃ〜ひぃ〜 あ・あ・嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ぁぁぁ ぁ……… 」

アキラはマラを握られた拍子にカラダをのけ反り… よがり声をリング中に響かせた。

「おらぁ〜〜 おめぇ〜のアキラちゃんが気持ちいいてっさぁ〜 ケケケェ〜〜
ひぃ 〜ひぃ〜泣いてるぜぇ〜〜」

翔は後ろ越し、ロープから見ていたが股間を握られるアキラを見たくて思わずリング に入った。

そして攻めまくってる智也の顔を見るとアキラの乳首を攻めろと目で合図するのがわかった。

翔は無防備になった乳首を両手でいじりだすと…

「あ・嗚呼ぁぁぁぁぁぁ… や・やめろぉ〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁ…
やめてくれ よ〜 〜 感じるぅ〜〜 感じちまうぅ〜〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁぁ………」

すでにドラゴンスリーパーの締め付けは揺み… 逃れようと思えばいつでも逃れられる状態なのに… アキラはそのままの体制で智也と翔に攻め続けられていた。 智也は急にエロ攻撃を止めるとリングにひざまついてしまったアキラの髪の毛を 掴み 持ち上げた。そして覆面野郎に見えるようにアキラの顔を自分のマラに押し当て擦りつけ始めたのだ。

アキラはエロ攻撃を受けてヘロヘロ状態であった。両手は力が抜けてだらりと下がり、 虚ろな目をして… こんな屈辱を受けているのにやられるがままなのだ。

智也と翔は笑いながら掴んだ髪の毛を今度は翔に持たせると向きを変えアキラの顔面を翔のマラへと押しあてた。

「ううぅぅぅぅ〜〜〜〜 はぁ〜〜はぁ〜〜 ううぅぅぅぅうぅぅぅぅぅ……」

翔はアキラを自分のコーナーに引きずると両腕をロープに引っ掛け、アキラの顔面 跨ぎ自らのマラをグリグリ押し付けだしたのだ。 智也はもう笑いが止まらなかった。イケメンもこうなっちまえばただの性処理人形だ。

今度は覆面野郎を潰す番だな… ニヤリと青コーナーを睨むと覆面野郎もロープ越しに智也を睨み返した。

「おめぇ〜もこうなりてぇ〜か ケケケェ〜〜 相手して欲しいんだろーーー」

そう言い捨てると覆面野郎は智也の様子を伺いながらロープを潜り、リングに出てきた。 調子全開の智也は覆面野郎に怯まず近づくと… サッカーで鍛えた屈伸力を生かし何の反動もなしにその場から飛び上がるとそのまま覆面野郎の大胸筋へドロップキックをぶち込んだ。

苛立ち過ぎて咄嗟にぶち込まれたドロップキックをかわすことが出来なかった覆面野郎はそのまま自分のコーナーに背中から激突し崩れ落ちた。 智也はロープを両手で掴むと覆面野郎の首を目掛け足をめり込ませた。

「しけた野郎だぜぇ〜 おらぁ〜〜 苦しいんだろぉ〜〜 けけけぇ〜〜〜」

覆面野郎は智也の足首を掴み力を集中させると押さえつけられていた足が段々と首元から離れだした。

智也は焦った。このままだと足を持っていかれる… ロープを強く引き足へ力を入れるが… 覆面野郎の方が強かった… そのまま立ち上がった覆面野郎は智也の膝にエルボーを叩き込んだのだ。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

智也は膝を抱えリングに転がり倒れた。

と、そんな智也を逃がすわけがない。覆面野郎はエルボーを放った足を持ち上げるとロープに引っ掛け、膝を目掛けて大きくジャンプすると体重を掛け飛び降りたのだ。

「ぎえぇぇぇぇぇぇぇ………………」

智也のサッカーで鍛えた自慢の足に激痛が走った。

膝をカバーしようと手を伸ばすが、届こうとしたその時… 覆面野郎は両足を掴んで股を開けると智也に向かって…

「舐めたことしやがってこの野郎ぉ〜
アキラがやられた分 お前の急所に仕返 ししてやるぜぇ〜 おらぁ〜〜〜」

と言い放つと覆面野郎は智也の股間にストンピングをぶち込んだのだ。

「や・やめろ や・やめろ… ぎ・ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ …」

頭ん中が一瞬真っ白になったかと思うと無意識にマラを両手で掴んだ智也はくの字にカラダを曲げ喘いだ。 覆面野郎は智也の動きが止まったと思い、コーナーで捕まっているアキラを助けに行こうと歩き出したが… その足を智也は片手で掴み力任せに引っ張った。

すると油断していた覆面野郎は足を取られ重心を崩しそのままリングに顔面を打ちつけたのだ。

「ううぅぅぅぅぅぅぅぅ…」

しかし智也はまだ急所の痛みがとれず、すぐには反撃に出れない。

そんな内に覆面野郎が起き上がると… くの字になった智也を無理やり立ち上がらせ、そのまま大 きく ロープへ振った。そして自分もロープへ走ったその時… 場外から回り込んだ翔は覆面野郎がロープに背中をつけたと同時にパンチをぶち込んだのだ。

「ぐえぇぇぇぇえぇぇぇ〜〜〜」

覆面野郎はその場に倒れこんだ。

そして翔は頭を掴むと場外へと首までを引きずりだしエルボーを振り落とした。

「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇ………」

堪らずロープを掴んで起き上がろうとする覆面野郎を翔は腕を取り3段目と4段目のロープに挟むと戻ろうとするロープの力で覆面野郎は両腕を広げた状態で動けなくなってしまったのだ。

アキラはまだコーナーでヘロヘロ状態… そして覆面野郎はロープに絡まり捕ま って しまってる。

翔はそんな覆面野郎を場外から睨むと… いきなり自分の手を覆面野郎の顎に突き刺しそのままマスクを剥ぎだしたのだ。

「きたねぇ〜ぞ てめぇ〜なにしやがる やめろ やめろ〜〜〜」

覆面野郎は首を振って抵抗するがロープに腕を捕らえられててはどうしようもない。

智也もようやく急所の痛みが治まったのか近づくと翔を見て…

「いいザマだぜだぜ! 翔〜俺もこいつの顔みてぇ〜よ早く取っちまえよ〜〜 」

「だよなぁ〜初めからこいつ〜〜 顔もみせねぇ〜って生意気なんだよな〜
どんな 顔してんのか楽しみだな… 悪く思うなよなぁ〜英明さんよぉ〜〜」

しつこく首を振って抵抗するが…

「なぁ〜やめてくれ〜 やめてくれよ たのむマスクとるな〜」

翔と智也は、このつかまった覆面野郎の正体がどんな奴なのか楽しみでしょうがなかった。

こいつの顔がどんななのか…


「ぐうあぁぁぁぁぁぁぁぁ……… う・う・うぅぅぅぅぅぅ………」

咽喉の奥から唸り声をあげるアキラは、その度に口元からヨダレをダラダラ流している。 もうイケメン顔は歪み… 腰の激痛に耐えるしかなかったのだ。

「なぁ〜なぁ〜かっけぇ〜ホストちゃんよぉ〜 もうギブすんのかぁ〜?
ギブ すん のかよぉ〜 げぇ〜〜こいつ汚ねぇ〜野郎だぜ
なんだぁこのヨダレうぇ〜臭ぇ〜 んだよぉ〜 やっぱこいつへたれ野郎だぜぇ…
なぁ〜翔〜見ろよこいつの泣きそうだぜ〜 ケケケェ〜〜〜〜」

智也は喘ぐアキラに向かってなじりまくっている。

その逆に白目を見せて泣き叫けぶことしか出来ないアキラ。

「ひ・ひであ…きぃ〜〜 ぐあぁぁぁぁぁ……
ハァ〜ハァ〜ハァァァァァァァ 〜〜 ひであ…きぃ〜〜〜〜〜〜」

相方の名前を必死に呼んで助けを求めている。

そんな声を邪魔するかのようにアキラの大きく開いた口に指を突っ込み引っ張ってイケメン顔を更に歪ます智也であった。

「いいぃ〜〜 いいぃ〜 こいつのこの顔イケてるぜ〜ケケケェ〜〜〜〜
アキ ラぁ 〜〜おめぇ〜喘ぐのうめぇ〜〜なぁ〜 ケケケェ〜〜〜〜」

もう智也は面白くてしょうがない。 とその時、後方にいる翔の方から「バシッ」と湿った鈍い音がした。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

翔はそれまで智也の背中に密着しキャメルを食らってるアキラの腕を引っ張っていたのに、鈍い音とともに背中を押さえリングに倒れこんだと思うと転げまわりながら呻いをあげた。

そう、さっきロープぎわで餌付いていたはずの覆面野郎が、知らない間に場外から回り込み翔にサッカーボールキックを見舞ったのだ。

智也は一瞬何が起こったのかわからなかった…
翔が突然呻き声を出している方へと … 振り向いたその瞬間、智也の顔面に覆面野郎の蹴りが炸裂した。

「ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………」

智也はアキラの首から手を離すと激痛が襲う顔面を押さえ、堪らず場外へと転がり逃 げた。

すると追いかけてきた覆面野郎が場外で倒れている智也の髪を掴み起き上がらせ 、両手で頭を掴みなおしたと思うとそのままリングへ思いっきり叩きつけたのだ。

「ぐわぁっ〜〜 ぐうぅぅぅぅ… 」

智也はまたもや場外に倒れこんでしまった。 ダメージを食らった智也はそれでもゆっくり起き上がろうとしたが覆面野郎は背中へストンピングを打ち込んだ

「ぐあぁ〜」

声上げ這いずり逃げる智也 しかし覆面野郎は逃げようとする智也の髪をまたもや掴むとそのまま鉄柱にたた きつ けたのだ。

「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…………」

上向きに倒れこんだ智也は頭を押え首を左右に振りながら足をバタつかせ喘いだ 。

覆面野郎は顔面を押さえ喘ぐ智也をそのままリングに押し込むと、そこに待っていたのはさっきまでキャメルを掛けられヨダレを垂らしていたアキラがまだ首をカバ ーし 押えているが、今まで痛めつけられた仕返しとばかり転がり込んできた智也をロ ープへと振った。

智也はロープの反動でリング中央まで押し戻されるとそこには…アキラのエルボーが 待っていた。

「ぐえぇっ…」

まともに食らってしまった智也はリングに背中から倒れたが、すぐに起き上がったと、その瞬間… アキラは智也の後方に回り右腕を大きく振ると智也の首へと巻きつけスリーパー を掛けた。

「がぁぁぁぁぁぁぁぁ…」

思わず両手を前に出した智也は巻きついたアキラの腕をつかむとスリーパーを外 そうとするが締め上げてくる力に喘ぎ声を上げることで精一杯。

智也の苦しさは片手を前にかざし人差し指を起て指を振ることでわかる。 そんな智也にアキラは…

「さっきはナメたことしやがって… この野郎〜〜〜〜
調子こくりやがって俺のスリーパーで落としてやっからなっ 」

アキラは、はぁ〜はぁ〜息を荒立てながら智也の耳元で叫んだ。

しかし智也はそんな言葉に惑わされなかった。体制を斜めに動かしたと思うとスリー パーからすり抜け、そのまま掴んだアキラの腕を背中に折曲げるとアキラを立ち 上が らせ引き締まったアキラの胸筋へサッカーで鍛えた膝をぶち込んだのだ。

ようやく攻撃を仕掛けたアキラだったが… 胸を押さえリングに座り込んでしまい今度は智也の腕がアキラの首へと巻きスリーパーを掛けたのだ。

「だせぇ〜野郎だぜっ おらぁ〜〜 またおめぇ〜が ひぃ〜ひぃ〜泣く番だぜ 」

そう言うと智也はアキラの顔を脇に挟み込みドラゴンスリーパーへと体制を変えた。

「うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…」

アキラの顔は智也の生々しい汗が染み出る腋毛に押し付けられ、股を無防備に広げている。上へと反り出したスジ筋の胸にはすでに乳首が突起し起っている。 智也は目の前にある大胸筋を目掛けパンチをぶち込んだ。

するとアキラは

「ぐえぇぇぇっ 」

わきの下から呻き声を上げた。

空いた片手を持て余した智也は、アキラの乳首を見つめると反射的に指でいじりだしたのだ。

「ぐっぐっぐっ… あ・ あ・ 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」

アキラは締め上げられる苦しさに出していた声が、指が乳首に触れると悶え声にかわった。

「あぁ〜 あぁ〜 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

智也のその指は反応するアキラの声に合わせ動き出した。

「や・やめ…ろぉ〜〜〜 な・なにしやがる〜〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁ〜〜〜」

自由が利かないアキラは脇の下から… 感じてしまう乳首をいじる手を退けることも出来ずに声をあげた。 すると大きく開いた足… そこにビッチリ張り付いた競パンが… 見る見る間にマラの形をあらわに盛り上がってきた。

「この淫乱ホスト〜〜 おめぇ〜俺の指で感じてんのかぁ〜
そんなに乳首が気 持ち いいのかよぉ〜〜 おらぁ〜
今度は左の乳首いじってやるぜ ここかぁ〜ここ がいいのかぁ〜〜 ケケケェ〜〜
こいつチンポびんびんになってやんの 恥ずかしい野郎だぜ〜 」

智也はアキラの悶えるカラダをもっといじめたくてしょうがなくなってきた。

翔はロープ越しに智也がアキラを襲っている姿を見て自分も襲われてるかのように競パンが膨らみマラがおっ起ってきている。 智也の乳首攻めは止まりはしなかった。競パンに収まってるアキラのマラが大きくな るに従いその亀頭の形をはっきりさせてきた。 そして…


ロープを使いカラダをほぐし始めた翔は妙に興奮している自分を落ち着つかそうとした。

それは本物のリングで闘うエロレスに… 思わぬ展開でタッグマッチとなったことに… 自分のパートナーが智也という最高の連れであることに… そして相手は自分たちと同じ…いやそれ以上かもしれないカラダをしている英明とアキラにだ… ついこの間まで空想し想像を膨らませながらベッドでセンズリしてた場面が、今 目前にあるという事実にカラダは熱くなり、ムラムラと興奮しているのだ。

この現実に翔のマラは… 競パンの中でムクムクと半起ち状態になろうとしている。

正直このままだと本能に逆らえきれず、人目を気にせず競パンに手を突っ込み激しくしこり、その快楽から喘ぎ声を出してしまいそうであった。

翔をこんなに激しく淫乱にさせることは今までなかった。

智也ん家でやったエロレスも確かに興奮したが… それとは違う本物、そうリングに立ち闘う前だけ味わえるこの興奮。

試合の前にだけ味わえるこの興奮 。

翔が求めている興奮はこれだったのだ。

もう我慢の限界を通り越しそうだ… とその時、智也が翔の耳元に声を掛けた。

「なぁ〜翔… お前あの2人のどっちがタイプだ?」

智也はいきなりタイプを聞き出し始めた。

「あのアキラっての…俺は許せねぇんだよなあいつさっきお前を痛めつけてたろぉ
あいつから先に沈めねぇ〜か?」

智也はさっき翔がやられていたことを相当根に持っているみたいだ。

「俺が先発でダメージ与えっからさぁ お前はとどめ刺すってのでどうだ…」

プライドと闘争心を人一番強く持っている智也はそう言うと… 同意しろと言わんばかりに翔のカラダを引き寄せ強く抱きしめると、さっきみたいに翔の唇を奪い濃厚な キスした。

キスを堪能した智也は唇から離れると余裕な素振りでリング中央まで出て行き…

「そっちは誰から痛めつけられテェ〜んだ??
覆面野郎か?それとも浮かれたホスト野郎か〜 まぁ〜ちゃらけたホスト野郎は眼中にねぇ〜けどな〜 おめぇ〜はハッテン場でチンポでもしゃぶっとれやぁ〜 けけけぇぇぇぇぇ〜」

智也はあからさまにアキラを挑発した。

すると急に奴の顔が変り…

「てめぇ〜 ざけんじゃねぇ〜俺からやってやる… 俺様が相手してやるっ… 」

そう言い放つと苛立ったのかリングを無造作に歩き出した。

翔は智也の背中を見つめながらリングの外へと出るとロープに寄りかかり、これから始まるエロレスタッグマッチがどんな展開になるのだろうかと考えた。

智也が言った通りアキラを沈め、あの覆面野郎も潰し… その後… 智也とSE Xで もするか… そう思うと競パンの中でちょっと落ち着いていたマラがまたもや元 気を取り戻しムクムク大きくなってきた。

第1ランド アキラはさっきの挑発が頭から離れないのだろう。苛立ちながら自慢の茶髪ロン毛を時おりかき上げリングを回るように歩き出した。

それに続くように智也もリングを回りる…

〜〜あのアキラってのは単純だよな… 俺の挑発にまんまと乗りやがったぜ… 〜〜

〜〜 歩きながら智也は思った。 そのアキラは仕切りに智也の出方を伺っている。

1周… そして2週… 4週目に差し掛かろうとしたその時… アキラは自ら急に立ち止まった。

智也も向かい合うように立ち止まりアキラの出方をみた。するとアキラは右手を高らかに挙げ、かかって来いと言わんばかりに指の先を動かしている。 力比べでもしよってか… まぁいいかとゆっくり智也も手を挙げ、触るか触らな いか というところまで手を近づけたその時… アキラは智也の胸へとキックを入れようとした。

しかし智也はそうするだろうと初めから予感している。 すかさずアキラの足を交わすと、隙ができたアキラの頭へ素早くヘッドロックをしとめ、そして脳天へ拳を打ち込んだ。

「ぐぅあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……… 」

アキラは慌ててヘッドロックから逃れようと必死に暴れるが… しっかり頭を捕らえられてしまった。

ヘッドロックは智也の腕がかっしり巻きつき、鍛え抜いた大胸筋にはさまれ押さえつけられている。

こうなると動くことすら出来ない。ましてや何度も腕を回しながら力任せに締め上げてくる智也にアキラは、その度悲鳴を上げるしかできなかった。

「なぁ〜へたれホスト… 俺の腕〜気に入ったか〜 ケケケェ〜
それとも俺の胸筋で絞められてるのがいいかぁ? おらぁ〜苦しいだろぉ〜
もっと声出してわめけや 〜〜 おらぁ〜 もっとわめくんだよぉ〜〜〜」

智也はアキラになじると更に締め上げた。

「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇ……… NOォォォォォ… NOォォォォォォォ……… … 」

アキラは情けない声を張り上げ智也の腰に腕をまわし食らいついていることだけで精一杯だ。

智也の肩に手をまわそうとするが、智也は更に締め上げてくる。

アキラはロープにエスケープしようと手を伸ばすがリング中央で掛けられているため届きもしなかった。何をやっても無駄である。

智也は青コーナーにいる覆面野郎の方向に正面を向けると、腕に力を入れ更に締め上げた。それはわざとアキラの喘ぐ姿を覆面野郎に見せつけるためだ。

「おらぁ〜 助けてやれよ… おめぇ〜の相棒が苦しいって言ってるぜ ケケケ ェ〜 」

そして智也はアキラの脳天に拳をあてるとグリグリねじ込むようにまわし始めた 。

「ぐああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……… ヒイィィィィ…… … 」

逃げ出せないアキラは口元から垂れ伸びるよだれで智也の腕と自分の顔面をべとつかせヌルヌルさせている。そしてそのヨダレはリングまで滴り落ちているのだ。

アキラは息を荒くさせながらもう限界だとこの状態から逃れるために必死に抵抗した。

しかしだからといって離すはずはない。智也はヘッドロック状態で前に走り出すと急に飛び上り、そのままリングにアキラを叩き付けた。

「ぎえええぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ…」

試合開始からなにも攻撃できないアキラは叩きつけられたリング上で転げまわり叫んでいる。

智也に容赦などない。さっき翔が受けた屈辱を仕返しする為に間髪を入れずアキラのロン毛を掴むと立ち上がらせ、そのままロープへと振った。 反動でアキラは智也にむかって走ってくると待ち受けてたのはボディスラムだった。

軽々と持ち上げられたアキラのカラダはその勢いとともにマットにたたきつけられたのだ。

「うえええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ ぇぇ」

叩きつけられたアキラはその痛みで跳ね起き背中を反らしてうなり声を上げた。

智也はもう1回泣けとばかりアキラの背中にキックをぶち込んだ。

アキラは叩きつけられたときの背中の痛みと、回復するまもなくぶち込まれたキックに息が止まる思いをした。

智也は倒れこみ弱ってきたアキラの顔面をまたもや覆面野郎に向け、アキラの背中にまたがりしゃがむと両手を自分の脚にかけ、顎を掴んだと思うとそのまま力任せに重心を後ろへ引き上げたのだ。

そうアキラの顔面は青コーナーに向けられキャメル クラッ チを掛けられたのだ。

「ぐええぇぇぇぇぇぇぇ……… ぐえぇ NOぉぉぉぉ… NOぉぉぉぉぉぉ… ぐ わぁぁぁぁぁぁぁ… 」

喘ぎ声は出せるが言葉にはならないアキラは、青コーナーにいる覆面野郎の方へ 顔面 を向け目だけで助けを求めているが、それは哀れな醜態を覆面野郎に晒しているだけなのだ。

リング中央でキャメルを食らってしまっているアキラは両手も使えず、まして覆面野郎が伸ばす手も届かず… ただただ喘ぐしかない。 覆面野郎はリングに入りアキラを助けようと動き出した。が、それを察知していた翔はその前にリングをダッシュすると、ロープを潜ろうとしている覆面野郎の腹を目掛 け膝蹴りを入れた。 覆面野郎はまともに食らった膝蹴りで思わずその場にうずくまり餌付いている。

翔は そんな覆面野郎の後頭部にもう1発ストンピングをぶち込むと覆面野郎は動けなくなった。翔は自分のコーナーに戻ろうとしたがリングで喘ぐアキラの顔をみると無性に興奮を覚え、もっと苦しめと心の中で叫ぶと両手でアキラの顔を覆いそのまま毟しり取ったのだ。

「ぎやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」

アキラは毟られた顔面へ手をあてる事も出来ず呻り声を上げた。

翔はアキラを見下し含み笑うと、智也の後ろに回りアキラのカラダにまたがりそのまま智也の筋肉が浮き出るカラダに抱きつくと智也の腕を持って同じく後ろに反り返ったのだ。

ダブルでキャメル食らってしまったアキラ… もうギブ寸前であった。


古びたビルの地下1階… 深夜1:30

青白い蛍光灯の光が無音に近い金属音を立て廃屋となったボクシングジムを照らしていた…

フロアに置きっぱなしになったサンドバッグやパンチボールは白い粉をかぶり、 廃品同然となった今も…どこか男臭い匂いが… 勝利に野心し過酷なトレで流した男臭い汗の匂いが鼻に漂ってくる気がする。

唯一整然と建ち誇る4本の鉄柱… たるむことなくしなり伸びる太いロープは四角いリングとして生きていた。

この空間に入り込むと闘いは始まる。絡まりつく技に喘ぎそしてのたうち悶え、勝者となるかそれとも敗者と成り下がるか… 四角いリングはどちらかの答えがでるまで逃さない… ところどころシューズがこすれ付き黒く跡を残しているが…それでもマットは白く目に焼きついてくる。

そんなリングの青く塗られた鉄柱のコーナーには、この場所を指定し呼び寄せた英明が余裕をにじませ、にやついた目付きで獲物を物色していた。

不気味な黒い覆面をつけ素顔は現さず、筋肉で張った胸を自ら鷲掴みにし、ゆっくりと指先だけを曲げ 、その硬さを試すように揉みながらこっちを見つめている。奴の大胸筋は腹筋との境目で乳首がその頂点となり急なカーブをつけて盛り上がり、6つに割れた腹筋へとその段差をつけている。

よだれを垂れ流し嘗め回したい胸そのものだ その英明の肩に腕を回し生意気な態度でやはりこっちを向いているのが、レフリーと称し翔に手を出してきたアキラだ。

茶髪のセミロングの毛を垂らしながら、男の色気で女を騙す夜のホストそのもの … その危険な香りがする悪ぶったイケ顔と、肩幅の広い逆三角形のカラダはパーツパーツに筋肉を盛り上げスジ筋だと十分に言えるものである… 多分やつらも付き合っている関係なんだろう… お互いこっちを向いてはいるが… アキラは肩に伸ばした指の先で英明の敏感そうな乳首をいじっている。そして英明はアキラの競パンに形取られたマラをもう片方の手でまさぐっているのだ。

翔はその姿を対角線越し、赤コーナーにもたれながらちぇっ!ナメたことしやがる… と、さっき2人に犯されそうになったことを思い出し敵意をもってやつらを睨んだ。

だがゲイの本能のせいか乳首とマラに目が走ってしまうのも事実だった。

翔のパートナーである智也は、タンクトップを脱ぎ捨て競パンだけとなり、プロ級と囃し立てられるサッカーで絞り込んだみごとな裸体を晒し出した。

体育会系の男らしさと垢抜けたセンスをも持ち合わす智也は、焼けた肌をしているイケメンである 。

そんな彼は翔に場所なんか関係ないと言わんばかりアキラ達に背を向け、男らしい腕を水球で鍛えた翔のカラダに巻きつけるとこの間と同じディープなキスを唇に押しあて てきた。 濃厚で官能的なキスは、翔と智也が愛し合ってることを対戦相手に見せ付けるかのように続いた。

アキラと英明は舌擦りしながらその光景を見ている。 智也のキスは最高だ。なにもかもを溶かしてしまいそうなその舌は、翔の舌と絡まりねっとり虜となってしまう。

翔はカラダ中で感じまくりどうにでもなってしまいそうな のだ。

智也は濃厚なキスから唇を離すと翔に向かって

〜〜翔… おまえが何を隠しても俺はわかるんだからな!お前は俺だけのものだからな〜〜〜

低い声で… 今からエロレスを始める前に… それもリングの上で… 闘う相手に見られ… こんなことを言われると… もう智也を離せなくなってしまう翔であった。

お互いのデモンストレーションは、さながらハッテン場で盛り合う野獣と化したゲイそのものにも見える。 そう…このタッグマッチは単なるエロレス好きな奴同士が組んで闘うのではなく 、愛し合うもの同士がタッグを組んだ試合となったのだ。

智也は一旦翔の唇から離れると振りかえり、覆面野郎とホストもどきの方をにらみつ けた… そして翔の肩に腕を引っ掛け、顎を突き出すと相手を小馬鹿にするかのように唇を大きく舌で舐めまわし、にやりと笑った。

そしてリングの中央へと翔を伴い歩き出した。 覆面野郎とホストもどきも同じく向かい合うように歩き出した。

てめぇ〜らずいぶん焦らしやがって… みせつけんじゃねぇ〜よで、マジやるのかタッグマッチ?
おめぇ〜らびびってんじゃね〜のか〜

アキラはそういうと智也の肩を小突いた。

智也は小突かれた肩をチラっと見つめ軽く払うと… いきなりアキラの前髪を掴んだ。

ぐぐぅぅぅぅぅ… な・なにしやがる…

掴まれた手を持ってアキラは暴れ叫んだ。

きたねぇ〜手でさわるんじゃねぇ〜よ おめぇ〜のオナる手が臭せぇ〜んだよと、智也は前髪を掴んだまま持ち上げアキラの顔へ吐いて言った。

そんな状況を覆面野郎はすでに苛ついている2人の間へ分け入るようにやめろって… 離せや〜 そっちは誰から出るんだ お前か?それとも翔なのかよそういきり立ちながら言うと覆面野郎はアキラをリングに残し青コーナーへと立った。

そして後を追うようにアキラもコーナーに戻ると2人は耳元で何かを話し出した。

翔はその姿を横目に智也と目線を合わせ、無言ではあったが智也がリングに残るという素振りを感知した。 翔はそれに従い赤コーナーへ戻り、智也とアキラがいまにも始まるエロレスを前にリングに立つ姿を改めて見つめ… 背中に電気が走った思いをした。

それはTVで見ていたプロレスの光景が今まさに目の前で繰り広げられることに感じたのと、そして自 分がそのエロレスタッグマッチのひとりであることに実感したからだ。

しかしこれから始まるエロレスはそんな生半可なごっこじゃなく、恥辱と屈辱… を味 わう、そしてこれからのめり込んでしまう地下クラブでのエロレスファイターとしての一歩だとは全然気づいていない翔であった。

< 翔・智也 vs アキラ・英明 > エロレスタッグマッチのゴングが鳴ろうとしている。

「嗚呼ぁ… 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………… や・ やめろよ〜〜〜〜〜」

「おらぁぁぁぁぁ… 気持ちいいんだろぉぉぉぉぉぉ〜〜〜 」

アキラの指先は敏感な翔の乳首をいじり続け、指先が乳首にあたるとマラがビク ビクとそり上がりマスク野郎はねっとりじゃぶりついている。

「けけけぇぇぇぇぇぇ… 翔〜 何とか言えよ〜 おらぁぁぁ…
こっちの乳首がいいのかぁ〜〜 それともこっちかぁ〜〜ひひひぃぃぃぃ…
なぁんだぁ… 口なんか開けやがってみっともねぇ〜ぜ!
エロったらイケメンもねぇ〜なぁ〜 ひひひ ぃ… 」

「なぁ〜英明〜〜こいつ俺とキスしてぇ〜んだってよ〜
エロエロのイケメンがキスしてくれって!けけけぇぇぇぇぇぇぇぇ………」

翔はもう自分のカラダが自分のものではなくなり、アキラとマスク野郎にただ… ただ …操られる喘ぎ道具に成り下がりそうだ。 翔の股を広げ旨そうにしゃぶってたマスク野郎はマラから口を離すと手に持ち代え、 今度はねっとりした唾液とガマン汁がしたたるマラをべちゃべちゃと鳴らしながらしこりだした。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………………………」

マスクからニヤ突いた目で翔の顔を見ている英明は唇をひと舐めしたかと思うと … そのまま脇腹へ顔をうずめ、ゆっくりと舌を這わした。

「あぁぁぁぁぁぁぁ……… 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁ……… 」

そして股間に舌を這わしながらゆっくりと移動し金玉の袋を下から上へと舐め上 げた。

アキラはそんな翔の喘ぎ顔をヨダレを垂らしながらキスをしようと舌を出している。

と、その時入り口のドアが音を鳴らして開いた。

「て・てめぇ〜ら 翔になにやってんだ〜〜〜手ぇ〜離せ 」

聞き覚えのあるその声は… アキラと英明は入り口を睨み手を止めるとお互い顔を見合わせ誰なんだと言いたげそうにしている。

「てめぇ〜なんなんだぁ〜〜 」

アキラは翔に掛けてたスリーパーを離し立ち上がるとロープを掴んで入り口に向かって叫んだ。

「おめぇ〜ら 俺の翔になにやってんだ〜 殺されてぇ〜のかぁ〜」

その声は怒りを通り越した何者でもない。殺気に満ちた鋭い声がアキラに突き刺さった。そして言うか否かリングに向かって走り出してきた。

アキラと英明は翔をその場に残してリングの奥へと動き身構えた。 その男はロープに手を掛けるとリングに上がり翔の元へと歩み寄った。

「翔〜〜 お前何されたんだ… えぇ〜〜なんなんだよその格好は…………」

翔はその男を見上げると… それは智也だったのだ。 あきれた顔をしている智也は翔に向かって…

「翔〜〜どっちの奴にやられたんだ… えっ?どっちの奴なんだよ〜 言えよ… ……」

「……………………。」

翔は無言だった。 今までなんにつけてもパーフェクトであった翔にとってエロレスやりたさにここに来て2人に捕まったと思うと犯されかけ、こうしてみっともない姿を智也に晒してる自分へのプライドがそうさせた。

それと… 智也にウソをついてここに来たことへの罪悪感でもあった。

「しゃべれよ〜 …………まぁ〜いいさ… で、とにかくこいつらがお前を犯し… その〜痛振りやがったんだな… そうなんだな翔〜 」

「……………………。」

そう智也は言うと振り返り、アキラと英明を睨んだ。

「おめぇ〜ら 翔をもてあそびやがって… 」

その言葉は殺気そのものだ。

「おめぇ〜のイケメンちゃんが俺たちとエロレスやりてぇ〜って言ってきたんだぜ?
なんか文句あんのかぁよ〜〜〜」

アキラはロープにもたれながら余裕を見せるように言った。

「あぁ〜〜あ!ちょ〜どおもしろくなってきたのによぉ〜 邪魔されちまったよなぁ 〜英明〜〜〜〜」

智也は怒りが込み上げ切れかかっている。

「そのイケメンちゃん〜〜 さっきまで“嗚呼ぁぁぁぁ……”って喘いでたぜ
けけ けぇぇぇぇぇ〜〜〜 おめぇ〜 いいおもちゃ持ってんだなぁ〜 うらやましい ぜぇ 〜〜
けけけえぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜」

智也は完全に切れてしまった… アキラのひと言ひと言が智也自信を馬鹿にしているように聞こえる。

もう智也は殴りかかる寸前だ。

「あめぇ〜 殺されてぇ〜んだな… 」

そう言うとアキラに飛び掛かり髪の毛を掴んだと思うとアキラの顔面を殴ろうと拳を振りかけた。

すると英明が智也の腕を捕まえてそれを止ようとしている。 智也はつかまれた手を振り払おうと暴れるが… 英明が…

「待てよぉ〜 待てってんだ〜 アキラ〜お前も離れろよ〜〜〜 」

英明が大声で叫んだ。

「うぜ〜んだよ〜〜〜〜 離せ 離せってんだろ〜〜〜 」

「智也〜〜〜 やめろよ〜〜〜〜」

翔も止めに入った。そして2人はその場から引き離され共にカラダを押さえつけ た。

「おめぇ〜アキラをそんなにやりぇて〜んだったら エロレスで形つけろよエロレスで〜〜〜〜」

英明はそういうとアキラの方を見てニヤリとわらった。

そう英明はニヤリと笑ったのだ。それはうまくいけばあの2人を両方も犯せると考えたからだ。

アキラと英明は何度かタッグを組んでエロレスをした経験がある。普通エロレス好きなゲイも対相手と知り合ったとしてもシングルマッチをやる。しかしタッグマッチは そうそう経験できないものだ。

だからタッグマッチをやったことのあるアキラと英明は有利だと考えたのだ。

智也はまだぜぇ〜ぜ〜と息を荒立て睨んでいたが

「なんなんだこいつ… 生意気にマスクなんかつけやがって偉そ〜にほざいてやがるぜ んなにタッグマッチがお望みならやてやろうぜ なぁ〜翔〜〜 潰してやろ〜ぜ」

翔は智也に向かって頷いた。

「じゃ〜おめぇ〜らは赤のコーナー 俺たちは青のコーナーでいいな 」

そう言うとアキラと英明は青のコーナーに動いた。

アキラは今まで着ていたタンクトップを脱ぎ、ファスナーを下ろしズボンを脱いだ。

こいつも初めから競パンをはいていたのだ。青の競パンがビッチリ尻に張り付いている。

そんなアキラのカラダは細身なのだが筋肉の形がくっきりしていてなかなかのスジ筋だった。

特に腹筋がバキバキに割れていてボクシング体系だ。

「英明〜! おめぇ〜うまいこと言うよなぁ〜 タッグマッチとは思いつかなかったぜ…
で、翔だけじゃなくて両方ともに犯そうとはなぁ〜冴えてるじゃん けけ けぇぇぇ… 」

マスクの下から覗いている目が笑っていた。

一方赤コーナーで服を脱いでる智也を翔は見つめていた…

「智也… ゴメンな… 俺… 」

と翔は話しかけた。

「ウソつくつもりはなかったんだけど… エロレスくらいだし… 」

智也が翔の目を見ないのが気になってしょうがない。

「なぁ〜〜怒ってんのか〜〜 智也〜〜〜」

智也はそんな翔に…

「あぁ〜 俺をのけ者にしたお前を許すと思うかぁ〜〜
リング使ってエロレスやってたお前を許せってかぁ〜〜〜」

「お前だけおいしい目しやがってさぁ〜〜 俺以外にあんなかっこう見せてたお前を許せるか〜〜〜 」

智也は翔の顎を右手で上げると、いきなり唇を奪いキスしてきた。

「な・なにすんだよ〜〜 」

翔は智也のキスが嬉しい反面、舐めたことしやがるとわざと嫌がる振りをした。

「なぁ〜翔〜〜 タッグマッチなんてそうそうできねぇ〜しおもしろそ〜じゃんさっきはお前!2人に押さえつけられたんだろうが今度はそうはさせねぇ〜って… 逆に 俺たちが奴らを犯そうぜ!」

智也はもう1回翔にキスした。

「おい翔〜〜〜 そいつにもシューズ選んで履かせろよ履き方わかればのはなしだけどなぁ〜〜
けけけぇ〜〜」

英明は挑発してきた。

「おい あいつ見ろよ… なぁ〜英明 あいつも翔とおんなじで旨そうなカラダだぜ見てみろよあのカラダ〜〜〜 ヨダレもんだぜ!!俺たち付いてるなぁ〜 〜 あの掲示板でこんな奴見っけるとは〜〜〜〜」

アキラは思ってたよりも数段いいカラダしてる智也にもう興奮しっぱなしだ。

翔・智也 VS アキラ・英明 のエロレスが始まろうとしている…


「ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇ……………………」

翔は炸裂したキックに嘔吐し、背中をのけ反らした。

だ・だれが俺にキックをぶち込んだんだ… 不意に襲ってきた相手は誰なのか… 翔は確かめようとしたその時 再び頭部にストンピングが炸裂した 。

「ぎえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ… 」

翔はそのままリングに倒れ込み天井を見上げた。

するとそこには冷たく笑う… アキラが翔を見下ろしていた。

「俺の相棒をかわいがってくれて礼を言うぜ…」

と言うと屈辱的にも翔のカラダにまたがり、顔面を片足で押さえつけると

「でもなぁ〜 俺はおめぇ〜が喘ぐとこがみてぇ〜んだよ〜〜 そのご自慢のカラダが締め上げられ泣き叫ぶイケ顔がな〜〜〜」

アキラは押し付けている足を顔面に擦り付けた。

「う・うるせぇ〜 うっ…
おめぇ〜レフリーやってんだろが〜 手〜出すな〜 うっ うぅぅぅぅぅぅ………」

「レフリー??? 何のことだ? へへへぇ〜〜
おめぇ〜夢見てんのかよぉ〜 〜〜 〜へへへぇ〜〜〜」

そう言うとアキラは擦り付けてる足に力を入れたかと思うと一気に回した。

「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

顔面を押さえ叫ぶ翔は、リングに叩きつけるように足をバタつかせ喘いだ。

アキラはそんな翔の髪の毛を鷲掴みにし立たせると片腕をもってロープに飛ばした。 そして跳ね返ってきた翔へドロップキックを浴びせた。

「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

翔はリングに倒れたがすぐに立ち上がろうとしたがアキラはそんな翔を逃すはずはない。 またしても髪の毛を捕まれそのままコーナーポストに走り出すと翔の顔面を打ちつけた。

「ぐあぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………」

コーナーポストに寄りかかり顔面を押さえる翔の背中へ屈辱的にもアキラは爪をたて一気にかきむしったのだ。 翔は両手を挙げてのけ反り、たまらなくリングの方へと向きなおした。するとアキラは対角線上のコーナーから翔目掛けて突進してくるのが見えた。

ダメージがなければ返せるのだが… 今の翔にはその余力はない。 まともにアキラのカラダが翔の大胸筋にぶつかった。

「ぐええぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ………」

前のめりに倒れそうな翔へアキラはヘッドロックを掛けてリング中央まで連れ出し締め上げた。 翔はヘッドロックが掛かったまま腰を落としアキラを持ち上げとするがそう簡単には持ち上がらない。

バックドロップに持ち込もうとしてるのだろうとアキラは気付き阻止しようと逆に腰を落としリングに座り込んだ。 そして全身の力で翔の頭を締め上げたのだ。

「えへへぇぇぇぇ〜〜〜 苦しいか〜〜 へへへぇぇぇ〜〜
おめぇ〜の喘ぎ声 がき きてぇ〜んだよ〜〜 おらぁ〜 叫べよ〜〜〜」

アキラは罵声を飛ばしながら翔の頭を捕まえている腕をそのままチョークスリー パー に変えて更に締め上げた。 その時、さっきまで痛めつけられていたマスク野郎が起き上がりスリーパーを掛けられてる翔の前に立ちはだかると無防備にも大きく開いた股間をみてニヤリと笑った。

そして右手で翔のマラを思いっきり掴んだのだ。

「NOぉぉぉぉぉぉぉぉ……… NOぉぉぉぉぉぉぉ……… 」

これには翔もたまったもんではない。

スリーパーでアキラに捕まり自由がないところでマスク野郎がマラを掴むのだ…

「はぁ〜〜はぁ〜〜〜 いいぜ英明! こいつのチンポを痛めつけろや〜
けけ けぇぇ ぇ〜 気持ちいいだろ翔〜〜 おらぁ〜〜起ってきてるぜ〜おめぇ〜のチンポ」

アキラは息を荒立て興奮しだした。

「アキラ〜〜 こいつの乳首いじれや〜〜 こいつ意外と敏感な乳首してんだぜ !
さっき俺の手があたっただけでビクッてしてたからなぁ〜〜」

マスク野郎はアキラに向かって言った。

「やめろ!や・やめろって〜〜〜〜 ぐぐぅぅぅぅ〜〜 おめぇ〜ら卑怯なんだよ〜 〜〜」

翔は必死に逃れようとするが2人に攻められ不可能だった。

「おらぁ〜〜動くなって気持ちよくさせてやるから〜〜〜 けけけぇ〜こいつもう乳首起たせてやがるぜ感じんのか乳首… どっち攻めてほしいんだよ〜〜右か〜 それ とも左か〜〜〜」

翔はその言葉だけで感じてしまっている。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁ……… 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁ………
や・やめろ〜〜 〜嗚 呼ぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」

翔はもう歯向かう力はない。

「こいつでけぇ〜チンポしてるぜ〜 おらぁ〜アキラみてみろよ〜 すげ〜チンポだぜ」

マスク野郎は競パンをずり降ろしマラを掴んだかと思うとアキラに見せびらかした。

「す・すげぇ〜〜〜 こいつ巨根だぜ それに大きいだけじゃねぇ〜ぜこいつの反り返ってやがる
けけけぇ〜う・うまそ〜 はぁ〜 はぁ〜〜〜〜〜」

アキラが言うと同時にマスク野郎は翔のマラを舐めだした。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…… や・や〜め〜ろ〜って〜〜〜〜〜」

翔はもう限界である。女がレイプされるように襲われ持て遊ばれてることにプラ イド は許さないのだが… しかしカラダが反応してしまい言うことがきかないのだ。

と、その時入り口のドアが大きな音を立てて開いた。 そしてそこに現れたのは…
鍛えぬかれた太い腕がこめかみに巻きつき、厳つく盛り上がった大胸筋に押し付けられると更にじわじわと…翔を苦しめ離そうとはしない。

生々しい汗の匂いが生暖かい肌から放ち、マスク野郎の体臭と混ざり合うと翔の鼻へと漂ってくる。

男の裸体から出るムラムラとする匂いに翔は無性に興奮を感じた 。

〜〜 うぜ〜野郎だぜ離せって〜 早く離せよ〜
…でもこの汗臭せぇ〜匂い … 嗚呼ぁぁぁぁぁ……… たまんねぇ〜 臭せぇ〜〜のに…
嗚呼ぁぁぁ………… 頭 がクラクラしちまうぜ〜〜〜

マスク野郎の腰に手を回し逃れようと喘ぐ翔なのだがその反面、男の裸体の匂いには興奮してしまい… 不覚にも競パンを膨らまし… マラをビクビクさせ官能しまくっている。

1度捕まえた獲物を早々に離す訳はない。しかしまさか翔がそんなに興奮しているとは思ってもいないマスク野郎だった。

巻きつけた腕が汗で緩みかけるとマスク野郎は腕の位置を変え、更に苦しめようと大きく持ち上げ絞り込むのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………………………
ぐうぇぇぇぇぇ ぇぇぇ ぇ………………………… 」

翔は声を上げて苦しさに耐えた。

アキラがそんな翔に向かって… 「ギブかぁ〜〜〜〜??? ギブすんのかぁ〜〜〜〜〜? 」 と、しきりに聞いてくる。

「NO!NOぉぉぉぉぉぉぉぉ………… NOぉぉぉぉおぉぉぉぉぉおぉおぉ …… … 」

翔はまだギブをするほどではなかった。
それよりもマスク野郎のエグい体臭と、 汗で ヌル付きながら触っている鍛えられ割れた腹筋に興奮するくらいの余裕はあったのだ。

マスク野郎は汗でゆるんだ腕を再び絞り上げようと緩めたその瞬間… 翔は腕から抜け出し逃ることができた。そして今まで締め付け苦しめていた腕を掴むと後ろに曲げて捕まえた。

片腕を捕まえられたマスク野郎は大きくのけ反り、捕まえられた肩をカバーしようと叩きながら痛みに耐えている。

翔は腕をぐいぐいと吊り上げ痛みと苦しみを与えた。

「痛てぇ〜のか? 変態野郎〜〜 もっと痛めつけてやるからな〜 おらぁ〜〜 〜!! 」

「や・やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ……… ぎえぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇ…………… ……」

痛さに耐えきれずそこから逃れようと… マスク野郎はそのままリングをさまよい歩き出した。

「おらぁ〜〜〜 おらぁ〜〜〜 おらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

翔は歩きながらもしつこく腕を締め上げた。

マスク野郎はもうたえきないとばかり… 情けなく頭を振って逃れようとしているが、 逆に翔はおもしろくてしょうがない 。

「おらぁ〜〜〜変態野郎〜〜〜 もっとねちっこく攻めてやるぜ! 」

と罵声を浴びせると締め上げている腕だけに飽き足らず、苦しみもがき叫びながら振っている頭に被っているマスクを強く掴んだと思うと…

「NOぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜
ぐえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜 や・ やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜 」

マスク野郎は絶叫したかと思うと、そのままコーナーポストへ顔面をぶち込まれ た。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ………… ヒィ〜ヒィ 〜ヒィ 〜〜〜〜〜〜 」

これにはマスク野郎も溜まらなかった!顔面を押さえリングを転げ暴れた。

翔はそんなマスク野郎に情けなどはない。倒れているところを引き起こし、また腕を捕まえると…

「や・や・やめてくれえぇぇぇぇぇ…………… ぎえぇぇぇぇぇ〜〜〜う・腕が ぁぁぁ 〜〜 」

マスク野郎はさっきの攻めでダメージを食らってしまった腕をカバーして叫んだ 。

そして掴んだ翔の手をもう片方の手で必死に伸ばし外そうとするがそんなことでは到底外れない。もう情けなく首を振り助けを乞うが、翔は無常にも捕まえた腕を大 きく振り上げたかと思うとそのまま全身に力を入れてリング目掛けて振り落とした。

「NOぉぉぉぉぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………………… 」

マスク野郎はその痛みに耐えられずそのままリングへと膝を落とし、今にも泣きそうな声を出して喚めいた。 そんなマスク野郎への攻撃はまだまだ続く… 今度はさっきから痛めつけている腕を背中から持ち上げると自分の肩へと振り落としたのだ。そうアームブレイカーで更に肩と腕にダメージを与えたのだ。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………… ひぃ〜ひぃ 〜ひぃ 〜 」

マスクを付けているだけに表情は読み取れないが、集中して攻められ続ける腕は ボロ ボロになってきている。そんな陰湿にしつこい攻撃がマスク野郎の心理的な部分にもダメージを与えた。

攻められ続ける腕を休めることなどなく、再びマスク野郎の腕を掴みひねると、 後へ と持ってきて締め上げた。 もうマスク野郎は天井に向かって叫ぶか、それとも離してくれないことに半ば諦め、 首をうな垂れることしかできない。

翔はまだ攻めていない片方の腕に今度は目をつけた。今までのダメージでそれどころではないマスク野郎は目を付けられてるとは知らず無防備な状態である。

翔はいきなり後ろから腕を掴んだ! するとその瞬間… しまったと思ったマスク野郎は肩を振り回し逃れようとしたがすでに遅かった。

両方の腕を囚われてしまったのだ。

「この変態野郎〜 抵抗できねぇ〜のか???? あ〜〜〜〜 すげぇ〜〜みっ とも ねぇ〜野郎だぜ〜 」

翔は罵った。そしてそのままリングに座り込むと両足をマスク野郎の腹に蟹ばさみとばかしに巻きつけた。

「はぁ〜〜 はぁ〜〜 はぁ〜〜〜〜〜 おめぇ〜のそんな攻めで俺に利くとは …… …… ううっ…ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ……………」

マスク野郎はせめて言葉で刃向かおうとしたが、翔はうるさいとばかし、足に力を入れると締め上げ言葉を途切らせた。 マスク野郎は口元からはヨダレを垂れ流しグロッキー状態である。

と、その時… 背中に…息が止まるほど鈍く重いキックが翔の背中に炸裂した。

「ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………… 」

それはマスク野郎をはがいじめていた力が抜けるくらいのキックが背中に…


「何してんだぁ?このヘタレ野郎。なんとか言えよ!睨んでるだけじゃわかんねぇんだよぉ 」

無様にも口を開け…首に刺さった足を退けようと喘ぎ暴れるが逃れることは出来ない。

そんなマスク野郎へ更に体重を掛けて足をねじ込んだ。

「 げえぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ 」

「へへへぇ!おらぁ〜お前のお口が…助けてくれぇ〜助けてくれぇ〜って言って るぜぇ??」

そんなマスク野郎をからかうのが面白くてしょうがない翔だった。

生意気にも被っているマスクから覗く目は怯えた羊のようにお願いだから…もう放してくれと言わんば かしに見える。 翔はマスク野郎のお願いを叶えてやろうとねじ込んだ足を一旦離した。

しかし… その瞬間!“これで終わる訳ねぇ〜だろ”と顔面へストンピングをぶち込んだのだ。

「うぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇえぇぇぇ〜〜〜 」

マスク野郎はその激痛に声を上げ、なりふり構わずもがいた。

リングでのた打ち回るマスク野郎を翔は屈辱的に笑った。

「たいしたことねぇ〜野郎だぜ!へへへぇぇぇぇぇぇ 」

するとマスク野郎は足元に転がってきたかと思うと目の前にある翔の足元に食らいつき、そして必死に立ち上がろうともがいてる。もう背中は汗でべっとりと濡れ、 肩で激しく息をし、抵抗すらできない。

翔は余裕なゼスチャーで、ヘタっている奴のマスクに手をかけたかと思うとその場に立ち上がらせ、そして力任せにロープへと投げ飛ばした。

ヨタ付きながら走り出したマスク野郎はロープにぶち当たるとその反動で待ち構えている翔に向かって走ってきた。 すると翔はすかさずマスク野郎の首に腕を巻きつけスリーパーホールドで捕まえた。

「うぇえぇぇぇぇぇぇぇぇっぇ〜NOぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ」

さっきまでの苦しみから開放されたと思っていたのもつかの間、翔の硬い筋肉質の 腕が首を捕らえ、もがけばもがくほど深く食い込んでくる。背中には翔の分厚い胸が密着し、そして耳元辺りにある翔の口元から…

「俺の腕に抱かれて最高だろぅ??ヘヘヘェ〜もっと気持ちよく絞めてやる からなぁ?? おらぁ〜〜気持ちいいのかぁ〜〜〜 どうなんだよ〜〜〜 」

と腕を更に手前に引き上げ罵った。

「NOぉぉぉぉぉぉおぉぉっぉぉおっぉおぉぉぉうぅぅぅぅ〜ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜」

マスク野郎は両手を広げ誰に助けを求めている…が、無駄である… もう叫びまくるしかなかった。

指の先はロープの方へと伸ばすのだがリング中央で捕まっているため程遠い。 次第に立っていることが出来なくなってきたマスク野郎はそのままリングに膝間つき、 そして顔面を両手で覆いかぶせ…

「NOぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜 NOおぉぉぉぉぉぉぉぉぉおっぉ〜〜〜〜 〜」

叫び声が地下室に鳴り響いた。

翔は更に攻撃を休めなかった。声を出すごとにきしみボコっている腹へ足を巻きつけたかと思うとそのまま後ろへと倒れ込んだ。 マスク野郎は両手を天井に伸ばしたかと思うと大きく震わし苦しさをアピール、 翔の 上で海老添りながら狂ったように声を出して喘いだ。 翔の腕はそんなことにはかまわず狙った首は勿論のこと、水球で鍛えた両足で奴の腹を締め上げたのだ。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「へへへぇぇぇぇぇ〜〜〜〜 たまんねぇ〜なぁ〜英明! たまんねぇ〜んだろ 〜〜 なぁ〜〜返事しろよ〜〜 ヘヘヘェェェ返事も出来ねぇのかよ〜〜〜 あぁ〜 〜あ! 最悪だなぁ〜 ギブするかぁ〜〜?してぇ〜んだろ? このヘタレ野郎〜〜 お らあぁ 〜〜ギブしてぇ〜〜〜〜のかよぉぉ??」

翔は笑いが止まらなかった。

締め上げれば締め上げるほど…翔は笑いが止まらなくなってきた。 そんな満足感に浸る翔に、リングサイドで倒れていたレフリー役のアキラが正気を取り戻しリングに戻ったかと思うと、翔の腕と奴の首の間に手を入れ… 翔に向かって反則だとカウントをやり初め、離れるように命令した。

翔は無視して更に力を入れ、カラダを揺さぶりマスク野郎を締め上げた。

「離れろよ〜〜 離れるんだ〜〜〜 ワン、ツー、スリー… 」

翔は一瞬…離れたが… ニヤつきながらすぐにさっきまでのように首に絡み締め上げた。

「NOぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜 レフリー〜〜〜 NOォォォォォォォ〜〜〜〜 〜〜 〜」

マスク野郎はアキラに向かって必死にカウントを取れと怒鳴った。 アキラがあんまりにもしつこくカウントをするので翔は、マスク野郎の首から手を離したと思った瞬間…

「このヘタレマスク野郎〜〜〜〜」 と声を上げると両手を握り締め、そのまま後頭部を目掛けて強烈なパンチを浴びせた。

「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」

マスク野郎は溜まらず頭を押さえてリングを転げまわった。

そんな奴を庇うようにアキラは声を掛けている。

翔は何食わぬ顔して赤コーナーに戻るとマスク野郎が立ち上がるの待った。 後頭部を押さえながら起き上がったマスク野郎は、意識を取り戻そうと頭を左右に振り、ロープ越しにリングを歩き始めた。

まだちゃんと焦点が定まってない目つきなのだが、取り合えず歩きながら体力を取り戻そうとしている。そんなマスク野郎と対角線上に翔も同じく円を描くようにゆ っく りと歩き出した。

1周目… 2周目… 3周目に指しかかろうとした時、マスク野郎は両足を肩幅に広げ力を入れて立ち止まると翔を睨み、おもむろに右手を上げて掛かって来いと言わんばかしに挑発してきた。

翔はそれを待ってたかのように同じくマスク野郎を睨むとゆっくり、ゆっくり奴の右手に向けて手を伸ばした。 手と手が触れると思った寸前… 体制が悪かったのか、それともじらそうとしているのか伸ばした手をマスク野郎は引っ込め、再び円を描きながら歩き出した。

翔はすこしイラついたがしかたなく同じように歩き出したのである。

そして両者は同時に立ち止まったと思うと… 向かい合う体制で睨みあい、両手を挙げると筋肉で被われた上半身の肉と肉が激しく音をさせてぶつかった。

両者は… 拮抗する力で動きが一瞬停まってるようにも見えた…が… マスク野郎の腕が翔の頭を厳つく張った大胸筋の間に挟み込まれた思うと、もう 一方 の手で思いっきり締め上げた

「ぐがぁぁああ〜〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜」

翔は苦しさ紛れにマスク野郎のカラダへ手を回し、絞り上げられる力から逃げようとするが… マスク野郎は執拗に逃がすものかと腕に力を入れて締め付けてくる。

さっきの仕返しとばかりに… マスク野郎の男臭い体臭と汗の生っぽい匂いが翔の鼻を襲い、大胸筋から吹き出ている汗が翔の頬をべっとりと濡らしヌルヌルしている… 汗で滑るとマスク野郎は持ち上げるように締め上げ翔を呻らせた。 時に片方の手を拳にし頭に擦りつけ悲鳴を上げさす。

翔は早くこの場から逃れたい一心だ。

「翔〜〜〜〜〜 ギブか???? 翔〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」

低く呻るマスク野郎の声にムカつく翔であるがどうしても逃れられないのである 。

「これからだぜ!お前を料理するのは!」

一方… アキラは翔のやられている姿を見て興奮してしまい股間がビンビンに大 きくなっていた。

〜〜 英明〜 もっと締め上げろ〜〜 もっともっと〜〜〜〜 あのイケメン顔が歪んで苦しむ翔をもっと俺に見せてくれ〜〜〜〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜 〜〜 〜〜 感じるぜ〜〜〜〜 翔〜〜〜〜〜 もっと喘げよ〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜 〜〜 〜
リングに上がった翔は無性にいきり立っていた。

誰でもその場の状況によって気持ちが旺盛になり成り切ることがあるが…、

今! 翔は エロレスを始めようとしている“レスラー”へと変貌しているのだ。

それはこの地下の部屋… 
それもこのリングがそうさせているのか… 

それともあの生意気なマスク野郎がそうさせたのか… 

どちらにせよ普段の翔とは違っていた 。

もともと翔はそんなに攻撃的な性格の持ち主ではない。むしろ無感情といったほうがいいのかもしれない。

それは翔自信がパーフェクトに近いものを持っているからだろう。

今までに大きなトラブルもなく、人間関係はそれなりに恵まれた相手が周りを囲み、外見だって生まれ持った容姿に不満すらない。水球で鍛えたカラダは人並み以上の筋肉を手に入れることができたし、勉強だって特に努力しなくても適当に身に付く体質のようで苦労などはなかった。

だから逆に…そんな自分に物足りなさを感じる時があるくらいだ。

唯一人と違う点と言えば… 
SEXする対象には…
男が欲しいと思うことくらいだった。

そんな翔がリングに上がると… 
本能を剥き出しにカラダ中の血が奥底から騒ぎ 、
筋肉が呻りを上げてきしみ、
クールな目は次第にギラつき始め、
悲鳴を聞きたがる耳が今か今かと獲物を待ち構えているのだ。

もう…いつもの翔ではなかった。

そんな闘う本能とは別に、こうしてリングに立っている自分に浸る一面もあった 。

壁にある大きな鏡の方へ目を移し、そこに写しだされたロープ越しに立っている競パ ンだけを履いたイケメン… そう…翔自信を見つめながら… 整った顔を斜めに顎を上げ、自分のカラダを舐めるように見つめた…

肩についたしなやかな筋肉の盛り上がりから大胸筋へと手を滑らし腹筋までを触りながら翔はその姿にエロスを感じた。

自己満足の世界=ナルシストとはこんなものなんだろう。

自分のカラダにマラが反応してしまいそうにもなった。

と、その時である… 翔の背中に熱い痛みが走り、リングに膝まついた。

そして今度は後頭部に両手を拳にしたパンチを食らうと翔はもうろうとしてしまい前のロープに寄りかかった。

何が起きたのか状況がわからないまま… 髪の毛を掴かまれたかと思うとロープへ首を乗せられ捻じる様に押さえつけてのである。

「うっ うっ うぅぅぅぅぅぅぅぅううぅぅぅぅぅぅうぅっぅぅうっぅぅぅぅぅ 〜〜 〜〜」

翔は両手をバタつかせ呻った。

前にある鏡がその様を写しだし翔に状況を知らせた。

さっきまで青コーナーにいたはずのマスク野郎が翔の背後で押さえつけているのだ。

マスク野郎は再び髪の毛を鷲掴みにすると翔を立たせロープを背に振り向かせた 。

そして口元をニヤつかせた顔を見せつけながら翔の両手をロープに引っ掛け、動けなくなったところで顔を上に向かせた…

「どうだ?そのご自慢のカラダは〜〜 鏡に写して満足したのかよぉ〜〜〜 へ へへぇ ぇぇ〜 えっ?どうなんだ〜 自分のカラダみてニヤついてんじゃねぇ〜〜んだよ  おめぇ〜みたいなナルシストは俺が可愛がってやるぜ〜〜」

翔の頬を軽くビンタしながらマスク野郎は罵った。

さっきまで黙りこくっていたマスク野郎は急に罵声を浴びせ始めた。

翔はマスク野郎を睨みつけるしかなかった。

「おっ 生意気な顔してんじゃん そんな顔をしたら折角のイケメンが台無しだ ぜ〜」

と、言った瞬間… マスク野郎は翔の顔に手を掛けると一気に爪を立てて掻き毟った。

「ぐうぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」

翔はなりふり構わず顔を左右に振りながら叫んだ… 

その叫び声をマスク野郎は雄たけびを上げるように笑い翔を見下ろした。

そこにレフリーをやると言っていたアキラが割り込んでマスク野郎を翔から引き離した。

「英明〜 まだゴング鳴らしてねぇ〜からやめろよ〜」

止めに入ったというよりもなだめてるノリであった。

やられた方の翔はその言い方もそうだが、タイミングが遅過ぎることにムカついた。

そんな調子のアキラに向かって絡まったロープを早く解けと怒鳴る翔だが、本人はその言葉を聞いてない振りをしてマスク野郎と話し込んでいる。

そしてゴングを鳴らそうとリングから下りた瞬間… マスク野郎は対角線上ロープで反動をつけ、動けなくなっている翔へドロップキ ック を浴びせた。

「うっがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」

翔はまともに食らったドロップキックに一瞬足がリングから離れのけ反った。

そして全身の力が抜けて揺れるようにロープと一緒に前後した。

マスク野郎はそんな翔の頭を鷲掴みにし

「なんだお前 ぶらぶら揺れるだけでなんも抵抗できねぇ〜か イケメンもこんなんじゃ〜みじめだよなぁ〜〜 んん…何見てんだよ〜 そっか〜俺のここ!ここが欲しいのか〜〜〜 ほらここが〜〜欲しいのかよ〜〜」

マスク野郎はそう言うと3本目のロープに両足を掛けて登ったかと思うと翔の顔 面に 自分の股間を押し付けそのまま左右にこすり始めた。

翔の整ったイケ顔に黒の競パンを… 

屈辱的に擦りつけているのだ。

両手で頭を押さえつけられているもんだから翔も逃げられない。

「おらぁ〜 うれしいだろ〜〜〜? 俺のマラが気持ちいいってさぁ〜〜〜」  

「うっうぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「嗚呼ぁぁぁぁぁ〜〜〜 気持ちいいぜ〜 おらぁ〜〜 あぁぁぁぁぁぁぁ〜〜 〜〜 」

マスク野郎は翔の顔を自分のおもちゃみたいに扱っている。

ロープに絡まった両腕状態では何も出来ない翔は、今まで受けた屈辱にプライドが限界まで達し、俺の顔にきたねぇ〜股間を押し付けやがってと怒りでカラダが小刻みし震え出した。

そして… 翔はついに切れた!

右膝をくの字に折り曲げそのままマスク野郎の尾てい骨に目掛けて思いっきり振り上げたのだ。

マスク野郎は油断しているところに、それもまともに膝が突き刺さった…

「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜」

後ろ向きにリングに落ちたかと思うとそのまま自ら倒れ込み、転がりながら尾てい骨を押さえもがいている。

一方、翔はマスク野郎の体重分が急に軽くなってロープが上下に大きく揺れ動き 、それまで捕らえていた両腕が外れた。

翔はもがいてるマスク野郎に近づき今までのお礼と言わんばかしに顔面へ思いっき体重を掛けてストンピングをぶち込んだ。

「ぐうえぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜」

マスク野郎は慌てて尾てい骨を押さえていた手を顔面に押さえかえ足をバタつかせ足掻いた。

それを見ていたアキラが翔を止めようとリングに登ろうとした瞬間… 翔はアキラの髪の毛を掴むとカラダをリングの外に向け、ロープ越しに海老反らせ首を固定したかと思うと反り返ったアキラの胸へ大きく右手を振り落とした。

「げぇぇっぇぇぇぇぇぇっぇぇぇぇぇっぇぇっぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

翔はマスク野郎もそうだが… アキラにもムカついている。

アキラはそのままリング下に雪崩れ落ちて倒れこんだ。

リングではマスク野郎が起き上がろうとしていた… が、翔はそれを見逃さなかった。

マスク野郎に走り寄りその勢いのまま顔面を目掛け再びストンピングを突き刺した。

「ぐあぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜」

声をあげながらその場を逃げようと転げるとロープに阻まれマスク野郎は止まった。

翔はロープを支えにマスク野郎の首へ足をねじ込むと力を入れ踏み込んだ。
これにはたまらない様子のマスク野郎は… 翔の足首を持って必死に退けようとするが翔はそんなことにかまわずさっきのお返しと言わんばかりに踏みつけた。

「おらぁ〜もっと喘げよ 苦しいんだろ〜〜〜  助けて欲しいのかよ〜〜〜  んな訳ねぇ〜かぁ〜」

翔はいつものクールな目が凶暴に燃え変わりマスク野郎を睨んだ。

そして3本目のロープを両手で掴むと引き上げるようにしてその力を足に集中させ痛めつけたのだ。

「うぐぅぅぅぅぅぅ〜〜 ア・アキラ〜〜〜〜 うぅぅうぅぅぅぅぅうぅぅ〜〜 〜〜 」

アキラに助けを求めて喘ぐマスク野郎… 翔は笑いながらリングの外で倒れているアキラに向かって

「おめぇ〜の相棒がやられてんだぜぇ〜 助けてやれよ〜〜〜〜〜 」

翔は叫んだ…
少しカビ臭い匂いを漂わせた部屋… 
天井に等間隔で張り付いてる蛍光灯が誰もいないのに冷たく光を放ち、そしてリングを照らしていた。

ドアを開けると突然目に飛び込んできたリングを… じっと見つめている翔はその場から動けなった。

〜〜 すげぇ〜 今、俺の目の前に本物のリングがある… 

ゲイに程近い翔にとって、男同士が絡み合うエロビデオよりもそれ以上に性的感情をかき上げ熱く…そして欲求を満たしてくれる存在、それが“プロレス”なのである…  

そのプロレスで男と男がカラダを剥き出しにして闘う為に用意されたステージ…  それがリングなのだ。 

一度はリングで闘ってみたいという願望はあったが… そうどこにでもある品物ではない。だから実現することのない夢として今まで思っていたのだが… 今、その夢が目前にあるのだ。

翔はリングを見ているだけで股間が熱くなりムラムラとマラがいきり起ち、そして無意識に右手で刺すってしまった。

コンクリートの壁に囲まれたその部屋は、かなり使い古されたサンドバッグが入り口横に吊り下げられ、中央よりやや奥側にリングがあった。なぜかその周りにはどこかの飲料水メーカーが宣伝を兼ねて作った、これも使い古している幾つものベンチが無造作に置いてあった。

壁際には古ぼけたトレーニング用マシンが一箇所にかためられもう使い手がないことを物語っている。

そう、「エキサイティングボクシングジム」はすでにジムとしては機能せず、その残骸が放置された、さながら倉庫状態なのだ。

翔は我に返ると立ち止まっていたところから前に進み、そしてベンチに座った。

〜〜 そうかボクシングで使っていたリングがそのまま残されてるんだ。だから ロー プだって4本あるもんなぁ〜 でも…こんなところ…よく…  それにしてもメ ールの相手はどこにいるんだろ〜

周りを見渡したが… 誰もいない。

しかたなしに後ろポケットから携帯電話を取り出し液晶画面に写ってる時刻を確認した。

「午後22時48分」 …待ち合わせの時間には少し早いようだ。 翔はどうすることもなしにもう1度リングを眺めながら相手のことを待ってみることにした。

静まり返ったこの地下の部屋でどのくらい待っただろう… もう1度携帯を見ると既に約束の時間を20分ほど過ぎていた。翔は自分が時間を間違ったのかとも思ったが … 確かに23時と書いてあったことを思い出した。

〜〜 あぁ〜あ… 相手は来ねぇ〜し… もう帰るか… ちぇっ!つまんねぇ〜 時間潰したよな… 

と翔は思った… その時である… ドアの外からエレベーターがゆっくりと登って行く音が聞こえてきた。

もしかすると… 翔は音のする方へと振り向いた。どの階で停まったのかは判らなかったが…、再び動 き出したエレベーターは地下まで来ると鈍い音をさせて停まり、そしてドアの開く音が聞こえた。

…………。

二言三言聞き取れなかったが話し声がしたかと思うと、おもむろに入り口のガラス扉が開き人影が現われた。

翔はその人影を見て…

「えっ????  ………………」

小声で… 驚いてしまった。

人影… そこには…   “黒いマスク” を被った男が立っていたのだ。

翔は無条件に身構えた。こいつは?なんなんだこいつ… 

マスクの男は立ち止まったまま翔の方を睨み付けてる。

するともう一人カーテンを押しのけて入ってくる男が現われた。

そいつは黒のタンクトップを着て茶髪のセミロング… 一見ホストを思わすような奴だ。

その茶髪がいきなり話し出した。

「よぉ〜 ここすぐにわかったか? 地下だから判りにくいもんなぁ〜」

茶髪の男は続けて… 「翔くんだよなぁ?」

翔はマスクの男に気を許さず睨みながら取り合えず頷いた。 そんな翔へ茶髪の男は

「わりぃ〜驚かしちまったよなぁ〜 いきなりマスク被って現われたら変だもんなぁ 〜 英明!マスク取れって言っただろ〜 お前それ悪い癖だぜ!!へへへぇ〜 」 

笑いながらマスクを被った男に言った。

「エロレスやるときはいつもこうなんだ… 許してやってくれよな! あっこいつ英明… メール送った…  俺はアキラ!こいつにレフリー頼まれた…」

そう言うと2人は翔に近づいてきた。 マスクを被って現われた英明はアキラが言った通り対戦掲示板にメールしてきた本人だ。

さっきまでマスクに気を取られてしまってたいたがよく見ると…背は俺よりも低いが…広めの肩幅と胸の筋肉がTシャツに浮きあがりハダカになるまでもなく鍛えたカラダをしていることがわかる。

一方のアキラもタンクトップから覗かすカラダが…いい感じのスジ筋タイプで背も俺と変わらない。

KAT−TUNの赤西に似た顔はある意味攻撃的なそして悪さを感じる。

「英明!お前いい相手探したよな〜 さっきまで俺にあんまり期待するなよってほざいてたのによ〜 」

「…………。」

マスクから見えてる目があきらかに翔を見下げニヤついているのがわかった。

翔は姿をみた瞬間から気に入らなかった。そして苛立ちを感じていたのだ。

メー ルで挑発してきて場所と時間を指定してきたのに… 遅れて来たことと、おまけにマスクを被り顔も見せない英明を…

アキラはそんな2人の間に漂う空気が読めたのか… 

「で!こいつとエロレスやる翔くん? …翔でいいか! やるなら俺がレフリー になるぜ」 

と、本題に入ってきた。 翔はマスクをつけた英明を睨んで…

〜〜顔がみえねぇ〜から年上かなんだかわかんねぇ〜けど… どっちにしろこいつ俺を舐めてやがるよなぁ〜 試合中にマスク剥ぎ取ってその面晒してやりたいぜ …  〜〜〜〜〜 翔は考えた。

そして 「アキラとか言ったよな〜 こいつと相手してやってもいいけど… こんな奴相手になんのか〜??このナルシストの固まりみて〜なマスク野郎がさぁ〜〜〜」

いつもの翔はそんなに気が短い方ではないが、よほどこのマスク野郎が気に食わないのだろう。咄嗟に挑発する言葉を吐いた。

「……………。」

マスク野郎は再び笑みを浮かべるだけであった。

「じゃあ決まりだな!」

翔には見えなかったが…アキラも口元を歪めニヤついた。

「翔〜まさかその格好でやろうてんじゃねぇ〜よなぁ〜 早くそっちで着替えちまえよ!」

と催促してきた。 翔は言われた方へ行くとそこにあるベンチで、来る前から穿いてた競パンだけになる ために着ていたタンクトップとジーンズを脱ぎ捨てた。

〜〜 あいつマジ〜上物だよなぁ〜 超イケてる顔してるし、おまけにあのカラダだぜ… うぅ〜ヨダレもんだだよなぁ〜! おぉ〜あいつ競パンでやろうてのか〜  うぅ ぅぅぅ〜たまんねぇ〜〜 

アキラは着替えている翔をみながら独り言をつぶやいた。

そして… 「なぁ〜翔 おまえリングシューズ持ってねぇ〜だろ! ここ前はジムだったんだけど、その時使ってたシューズがあるからさぁ〜 そう!そこのロッカーの中に…  中古だけど好きなの履けよ!」

アキラは親切ぶって翔に言った。

その時は考えもしなかったが… よく考えると何年も前に閉めたと思えるジムで使っ たシューズなんて履けるものが残ってるわけがない。なのにロッカーを開けてみるとそこそこのシューズが…それもサイズがそれなり揃えて入っていたのだ。

翔は自分の足のサイズと合うシューズを取り出すとそれを履いた。

一方英明は慣れたもんで翔が着替えてる間にとっとと黒の競パン姿になってリングに上がっている。

そしてアキラと声を潜め話し出した。

「あいつ… 自分から乗ってきぜ!へへへぇ〜たまんねぇ〜 なぁ〜アキラ!  こんな上玉初めてだぜ〜  で、わかってんだろうな〜いつものように…」

その言葉にアキラは暗黙の了解と言わんばかりに頷いて返した。

英明は青のコーナーへと進むとコーナーポストにもたれ掛かり、両手をロープに広げ、 マスクから見えている唇をゆっくり舌で舐め回しながら翔を待った。

競パンとシューズを履いた翔はリングの手前まで行くと、壁に大きな鏡がリング に向けて3方向にあることに気づいた。

〜〜 ここってリングがあるだけでもすごいのに… 鏡まであるとは… 〜〜〜 〜 翔はあまり深く考えずそのまま右手でロープをつかみ反動を加えリングに登った 。

そこは… いままであこがれそして想像していた通りのリングそのままだった。

まして対角線の向こうには今から闘う相手… マスクをつけた相手が睨んでいる。

こ の状況だけで正直満足しそうな翔である。

マスク野郎は生意気な態度でこっちを見ているその姿、そのカラダは思ったとおりに筋肉の形がはっきりとした胸筋と割れた腹筋を持っていた。そしてまだなにもしていないのにその胸筋にある乳首が小粒の豆のように尖って起っているのを見つけた翔は急にエロさまでを感じたのだ。

そのまま目線を黒の競パンに移すと…もっこり膨らんだマラの形が巨根の持ち主であるとわかった。

翔はリングに上がった時から、普段の自分から次第にレスラーへと変化していく自分を実感した。

そう!気に食わない相手! 目の前にいるマスク野郎を潰すための野獣へと変貌していく自分に…。

智也はうんざりしながらゲストにマシンの使い方を教えていた。

〜〜 あぁ〜こいつ!無駄な努力してやがんの〜〜 

そんなカラダしてんのに今から痩せよ〜なんて虫が良すぎるぜ… 

〜〜 顔の表情は営業スマイルを保ちながら… 心の中ではぼやいた。

マシンを動かすごとに腹の肉が揺れ、滝のような汗をかいてるゲストを横目で見ながら…

〜〜 もぉ〜〜こんなバイトやめちまおうかなぁ〜 〜〜 やる気を失いつつある智也であった。

〜〜 あぁ〜何かおもしれぇ〜ことねぇ〜〜かなぁ〜 〜〜 と、ゲストには適当に指示だけしてつまらなそうに辺りを見渡した。

すると入り口横にある来客用カウンターで女と話している翔がいるのに気付いた。

智也は翔の顔を見ると嬉しさを隠せなかったそして、今までのやる気のなさがどこへやらふっとび!夢中でこっちを向けと言わんばかしに見つめたのだ。

〜〜 あぁ〜あれは多分… 新規会員を相手に説明してるんだな… 

〜〜〜〜 翔はその女にパンフレットを見せて丁寧に説明をしながら、時折笑顔を見せて話しかけていた。 そんな様子を智也はデレデレになりながら 〜〜 やっぱ翔って最高〜〜だよな〜 あの笑い顔もたまんねぇ〜 超イケてやがる!  

〜〜〜〜 智也はもうバイトどころではなかった… 
しかし次の瞬間…そのニヤついた顔が怒りに変化した。

〜〜 あの女ぁ〜〜〜翔に慣れ慣れし過ぎるんだよ〜 離れろよ〜 このぉ〜〜  
説明を受けている女がパンフレットをちっとも見ずに… 顔だけ… そう翔の顔だけを見つめているのだ。それも虚ろな目で… 恋してるような目で見つめている。

智也はそんな女に嫉妬してしまい腹が立ったのだ。

翔はフロアーを説明しようと指差した時、妙な顔で智也が見ていることに気が付いた。

〜〜 あいつ何やってんだ?? バカみたいな顔して〜〜 

そんな嫉妬に全然気が付いていない翔は、智也に目で時計の方を見ろと合図した 。 それに従い智也は時計を見ると… あと10分で午後20時を指すところだった 。

〜〜 おぉ〜あと10分でバイト終わりだったんだぁ〜 

今度はさっきの怒りから一変して、翔に向かって大きく手を振り喜びの顔になった。

〜〜 智也ってなんか忙しいやつだなぁ〜 普通にしてりゃ〜イケメンなのになぁ〜  

「翔〜〜〜お前さっき女とデレデレしてただろ〜 あんなブスなんかほっときゃいい んだよ〜」

隣でシャワーを浴びてる智也が噛み付いてきた。

翔は聞こえない振りをしたが、そんな態度に智也は苛立ち、次の手とばかしにいきなり抱きついてきた。

「な・なにすんだ〜 誰かに見られたらどうすんだよ〜 離れろよ〜おらぁ〜智也  離れろよ〜〜 」

翔はカラダを揺すって抵抗した。

「いいよ!そん時は… 俺たち2人は付き合ってまぁ〜〜〜す!って言ってやるから 〜〜〜」

もう智也は支離滅裂だ。2人が付き合えて嬉しいのはわかるけど…ちょっと調子に乗りすぎている。

「なぁ〜ところで腹減ってねぇ〜か?? バイト終わったんだし〜何か旨いもん食いにいこうぜ!!」

ちょっと考えたが…すぐに翔は

「わりぃ〜今日は無理〜 実家から弟がくるから… スマン帰るわ〜〜〜」

とっさに翔は嘘をついた… 

「そっかぁ〜 じゃあ仕方ねぇ〜なぁ〜 またにすっかぁ〜〜〜〜」

今日は意外とすんなり理解し、すぐに引き下がった智也だった。

翔はいつもと違ってダダをこねない智也に物足りなさと、嘘をついてしまった後ろめたさを感じたが… 

2人は着替えを済ませ従業員出入口まで一緒に行くとそこで分かれた。

翔とは別方向に歩き出した智也だが、急に立ち止まり振り返ると翔の背中を見ながらつぶやいた。

〜〜 あいつやっぱ行く気だな… 俺にだまって楽しもうっていうのかよ〜〜  ちぇっ  

智也は今夜翔がどこに行くのかを知っていたのだった。

夜も深くなるにつれて…また違う顔をするオフィス街… 人通りがなくなった大通りをひとり歩いている翔は、その前のコンビニを左に曲がりビルとビルの間の路地をそのまま真っ直ぐ歩いたところで立ち止まった。

〜〜 確かこの辺だよなぁ〜 地図にはこの右手にあるって書いてるよなぁ〜〜  

3日前にもらったメールには場所として…書き込んであるHPを見ろと記され、 開けてみるとそれは… 「エキサイトボクシングジム」と書かれたHPだった。

練習生募集のページとジムの場所を書いたページくらいしかない簡素なHPは、 2年前に更新をしたきりの様子だ。翔はその場所のページにあった地図をプリントアウトして持ってきていたのだ。

〜〜 看板はないし… 書かれている場所は、なんか古ぼけたビルだしなぁ〜  もしかしてこの中とか?? 

翔は目の前にあるビルを眺めると入り口を探して中に入ってみることにした。 昼間だとそうも思わないんだろうが… 不気味に静まり返り、人気なんかは当然皆無であるビルには奥の方まで伸びた廊下があった。

翔は取り合えず中ほどまで歩いてみることにした。するとそこには年代もののエレベーターが“1F”の数字を点して扉を閉じ、その横には、これも古くて読みづらくなっているが看板らしきものがあるの を見つけた。

それは「エキサイトボクシングジム 地下1F」と書かれた看板であったのだ。 翔はようやく見つけたと思うと横にある古ぼけたエレベーターで下りることにした。

扉が閉まると少し揺れを感じかなりゆっくりと動くエレベーターは次の到着場所 …地 下1Fで停まった。 エレベーターからでるとそこは小さな踊り場になっていて、正面にはカーテンが内側から閉められたガラス扉だけがあった。

〜〜 ここかなぁ〜 地下1Fはここだけだしなぁ〜 まぁ〜とにかく入ってみ るか …  

翔はそのガラス扉を叩いてみた。 〜〜 Don Don〜〜 Don Donnnnnnnn 〜〜〜〜〜〜〜 返答はなかった。しかたなしに翔はガラス戸を押して中に入ってみることにした 。

カー テンが少し邪魔をしたが扉を押し開けてはいってみた… するとそこには… リング!? そう5・6m四方の4本のロープを張り巡らせた… リングがあるのだ。 あのWDWのJJキングが闘っている… テレビでしか見たことのなかった… 翔はカラダの中から湧き上がる熱いものを感じたのだ。

翔はしきりに甘えてくる智也を振り払いベットを後にした。
とにかくパンツだけでも穿こうとリビングへと向かった。

いつもは整然としているリビングが今朝はやけに散らかっている。

それもそのはず… 
昨夜2人はここでエロレスをやり…
そしてSEXしたのだから…

翔はソファーの横に落ちていたボクサーパンツを見つけると拾い上げ、片足を入 れようとすると軽くバランスを崩しソファーに倒れ込んでしまった。

何してんだよ俺は…
でもさっきの智也の甘え方って…
かわいかったよなぁ〜  

翔は智也のことを考えながら目の前に散らばってる服をかき集め、ジーンズとタンクトップを着込んだ。 そして一旦家に戻って着替えてからバイトに行こうと考えた。

「智也〜 俺バイトの前に家に寄るからもう行くな!」

翔は取り合えず寝室に届くくらいの声で叫んだ。

「えぇ〜〜 待てよ〜 俺もお前ん家に行くからさ… ちょっと待てくれよ〜〜 〜」

智也は寝室から暴れているような物音をさせてあわてて言い返してきた。

「なんで…お前が来るだよ〜? ウザイ奴だなぁ〜」

翔は頭を掻きながらめんどくさそうに答えた。

寝室の方から慌てて歩いてくる足音がしたんで翔は振り向くと、そこには智也が …  真っ裸で立っていたのだ。

翔はハッとした… 
パンツは穿いた智也のハダカを見るくらいでは驚くことはないのだが… 
こうして真っ裸になった智也をまともに見ると…
翔は視線をどうすればいいのか迷った。

智也はそんな翔の様子には構わず… 
そのまま近づき正面まで来くると顔の前にマラを突き出し立ちふさがった。

「お前〜〜ふざけんじゃねぇ〜よ〜 パンツくらい穿けよ〜〜」 
翔は言った。

しかし智也は構っちゃいない。

「翔〜〜 おめぇ〜に見られてると思うと ほらぁ〜こいつビンビンだぜ… どぉ〜 すんだよ〜 なぁ〜翔〜〜しゃぶれよ〜」

智也はそう言うと無理やり顔にマラを押し付け… 
そしてそのまま口にねじ込んた。

「ヴえっ うっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜 な・なにすん… ぐえぇぇぇ〜  …だ よ〜〜 ヴヴぅぅぅぅ〜〜 」

智也は自ら腰を動かし突き刺すようにしゃぶらせた。

いきなり咥えさせられた翔はムカついた…が… 
なぜか次第に…
その智也のマラが無性に欲しくてたまらなくなってきた。

翔はそんな自分を抑えきれなくなり…
強制されてしゃぶってたマラにたっぷりと唾をつけて濡らし… 
音をたててむさぼるようにしゃぶり出したのだ。

そう〜翔はもともと淫乱な奴なのだ。

そこに辿り着くまでは理性を働かし押さえてしまうのだが… 
一旦その線を越えると… 
淫乱に豹変し… 
さも旨そうにマラを咥え …
気持ちいいかと言わんばかしの目でしゃぶりながら相手を見上げてくる 
そして相手がイキそうになると急にしゃぶるのを緩め、裏スジを舌の先で這わしながらマラが落ち着くのを待つ… 

そしてまたしゃぶりつき相手を呻らせる… 
突然しゃぶるのに飽きたかと思うと… 
今度は乳首をターゲットに… 
ねっとりと舌を這わしながら攻め寄ってくる… 

小さく突起した乳首の先端を、硬く尖らせた舌で突くようにじらしながら… 
そして触るか触らないかくらいの感触でじんわりと攻めてくるだ。

ゲイだけじゃなしにどんな奴からも抱きしめてもらいたいと思うような翔は… 
何億人に一人しかいないイケてる顔と、涼しい動物的な目… そんな目で見つめられるともう離せなくなり虜となってしまうのだ。

しかも水球をやっているカラダは焼けて黒く光り荒々しい筋肉を一層引き立たせている。

ただ鍛えただけのカラダじゃなしに、本人は気づいていないだろうがSEXをさせてほしいと思う男の色気を…  振り撒き… そして漂わしているのだ。

こんな奴が淫乱に変貌し攻めてくるんだから声を上げてしまうのもおかしくない 。

挑発したはずの智也はカラダ中を快感が支配し、狂いそうに興奮した。

そして自分も翔のマラを咥えたくてたまらなくうずいた。

しかし翔はそれを許さなかった。

俺が楽しんでるんだから邪魔するなと言わんばかりに… 咥えたマラを手に持ち変えると、背中から抱きかかえ興奮している智也の顔をニヤつきながら楽しみ、そしてさっきよりも動きを早め強くしごきだした。

智也は耐えられないその辱めと、もう寸前のイキそうなマラに気がおかしくなりそうだ。

息が段々激しく上がり、カラダが小刻みに震え… 耐え切れなくなったその瞬間 …  擦れた声で叫びながら… 床いっぱいに精液を飛び散らした。

智也は腰を振ってありったけの精液を飛ばしきると力尽きてその場に座り込んでしまった。

翔はそんな智也を見下ろし耳元で…

「智也〜俺の尺八はどうだ?気に入ったか? それとも不満か?」

その言葉だけでもう精液を出し切ったはずのマラが息を吹き返すように跳ね返った。

「今度からは、しゃぶって欲しいときはちゃ〜んとお願いしろよ… お願いしますってな」

翔は笑いながら智也に言い放った。

智也は… ただ…うなずくだけだった。

そして…
「智也〜 いつまでそんなかっこうしてんだよ〜 俺ん家来んだろ〜 早く着替 えろ よ〜〜〜」

何もなかったように翔は言った。

智也は翔を少し甘く見ていたのかもしれない。
自分が仕掛けた罠にハメてゲイと告くらせ、そしていい気になってしゃぶらせようと挑発してみたものの… 結局は翔に踊らされたのだ。

しかし翔の男の色気に智也はもう離れられないくらい虜になってしまった。
こいつはやっぱり最高だ!
俺が失いたくない最高の男だと… 確信したのだ。


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智也が運転する車で翔の家に向かった。時間にすると10分少々だ。
翔が智也の家に行くことは今までに何度もあったが、智也が翔の家に行くのは今日が初めてであった。

比較的学生が多く住んでる街にある極平凡なワンルームマンションが翔の住処だ 。
智也の家のように広くはないが翔にとっては丁度いい大きさで気に入っている。

車をマンションの脇に停めて2人は部屋に向かった。

ポケットの奥まで手を突っ込んで部屋の鍵を取り出すと軽く音をたてて開けた。

翔が先に入り、その後を智也が続いて入った。
智也は内心興奮していた。

今まで何故かチャンスがなかったために未知なる翔の部屋であったがこうして今日、愛する彼氏の家に踏み込めたのだから嬉しくてたまらなかった。

意外と片付いている部屋は翔の性格を現している。

10畳くらいの部屋にベットと机、 それとCDが並べられているラック… 
翔は積み上げられた服の中から洗濯が済んでいるタンクトップを1枚引き抜くと着替え始めた。

智也はそんな翔を見つめ、いきなり飛びつき抱きついた。

「なんだよ〜お前〜 どこでも盛んなよ〜 離せってば〜〜 さっきしゃぶってやっただろ〜〜 まだ不満なのかよ〜〜 このエロ野郎がぁ〜〜」 

翔はあきれながら言った。

「そんなに言うなよ〜〜 俺の本能がただ…お前に抱きつきたいって思ったんだよ〜  なぁ〜怒んなよ〜 なぁ〜翔〜 愛してんだぜ… 」

もう支離滅裂だった。 翔はそんな智也をほっといてメールを確認しようとパソコンを開いた。

すると…そこには10通のメールが届いていた。
最近知らないメールなんかもよく届くんでアドレスを先に確認してから開けるようにしている。

最新のメールから下へ 順に見ていくとこの前返事を送った相手からのメールに気が付いた。

翔は中を開けてみた… すると…

〜〜 メール見たぜ… いい度胸だな  俺もお前とエロレスしてぇ〜気になってきたぜ 今度の土曜日23時に場所はこのHPアドレスのところで待ってる それとも う一人エロレス好きな奴をレフリーとして用意したからな  英明  

と書かれていた。

翔は何回も読み返し視線はそのままで乾いた唇を舌でひと舐めした。

〜〜 英明ってこの間挑発してきたやつだよな〜 〜〜 心の中で言った。

そうである。確かにあの投稿できたメールに返事をした相手だった。

あの時は2通のメールがあって1通は智也だと昨夜知った。

そしてもう1通がこの相手だ。

翔は慌てて智也の方を振り向いた。
智也は背中を向けてラックにあるCDを手に取りながら眺めている。
その背中を眺めながら翔は考えた…

このメールの件を智也に話そうか… それとも…
何故か迷ってしまってる翔であった。

翔のPCに届いたメールだから別に話す必 要はないのだが、昨夜エロレスをやった相手として… 
そして今俺がゲイとして1番好きな相手として… 智也の存在が翔にはあったからだ。

浮気?するって訳でもないし… 
ゲイの世界でのプロレスもどきをする単なる相手としてなら… 

〜〜 まぁ〜いいかっ 〜〜

翔は自分に言い聞かすように思った。

「なぁ〜翔 このCD借りてもいいか〜」

智也は片手にCDを持って振り向くと翔に聞いた。

「あ・あぁ〜いいぜ 」

短く返事すると… 智也が 「翔〜わりぃ〜けど俺の車ん中に前に借りたCDがあるから取ってきてくれよ  俺ショ ンベンしたいからその間にさぁ〜 ここがトイレ?」 というと入り口付近にあるトイレを指差した。

翔はなんで俺が取りに行かなきゃなんねぇ〜んだって言い返そうと思ったが、言い出したらきりがない智也を知ってるだけに 仕方ないかと悟って部屋を出た。 智也は出て行った翔を確かめると… トイレには行かず机にあるマウスを動かしさっき見ていたメールを呼び出した。

〜〜 あいつさっきメール見ながら… なんかおかしかったよなぁ〜 

画面に釘付けになったっていうか… 

〜〜〜 智也は新しいメールで開けた形跡のあるのを開いてみた。すると… 〜〜 

そうかこの間の投稿で俺以外にもメールがきてんだ… すげぇ〜こいつの 挑発  なんかそそるよなぁ〜 まさか翔の奴…俺に内緒でこいつと試合しようってんじゃ ねぇ〜だろうなぁ〜 

俺と言う男がいるのによ〜  

智也は唇を噛んだ。しかしここで逆ギレしても…黙ってメールを見たことがバレるし、 折角いい仲になれた翔とこんなことでもめるのはゴメンだ と思い、この件は触 れずにいようと考えた。
深夜1時30分… 
蒸し暑い深夜… 

薄暗い部屋の中、テレビのモニターから放つ光が天井や壁、カーテン… そしてベッドにもたれかり座っている男をフラッシュライトのごとく突き刺し放ち照らしている。

殺風景の部屋にはテーブルにパソコン、それから多分普段から鍛えることが趣味なんだろう… 部屋の片隅にはサンドバックが吊り下げられていた。

上半身を露出し足を大きく広げ座っている男は… 
画面を見つめながら左手で右乳首の先端をいじり… 
右手は股間から反り起つ極太のマラを握り締めて…
上下に…
それ も激しくしごいている。

大きくなった亀頭からは陰毛に滴り落ちるねっとりとした液体が握り締めた手を上下するたびに滲み出し指までも濡らしていた。

男は先日手に入れたUSAのエロレスビデオをみながら声にならない言葉でほざいた …

〜〜 あぁ〜〜〜いいぜ!そのまま痛めつけちまえよ〜 そのまま締上げんだよ 〜〜  ロメロじゃぁ〜もう逃げられねぇ〜って おおぉぉぉ〜〜いいぜ その苦しそうな顔〜〜 おらぁ〜〜首振てるだけじゃ〜面白くねぇ〜っんだよ〜 やられてんならぁもっとエロ声上げろや〜  へへへぇ苦しいんだろぉ〜〜 おぉ〜〜いいぜその声〜 〜 そ・そうぉぉぉぉぉぉ〜その擦れたエロ声 嗚呼ぁぁぁぁぁぁ〜〜〜たまん ねぇ 〜 もっと情けねぇ〜顔して喘げよ〜 た・たのむからもっと喘いでくれよ〜〜 〜  あぁ〜いいぃぃぃぃ〜〜〜もっと〜〜〜エロい声でさぁ〜〜 あぁ〜いいぜ あ ぁぁぁ ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜

画面ではリングの中央で鍛え上げたカラダの白人が弱りかかった相手に止めのロメロ スペシャルを掛けているところだった。

絡みついた両膝と両手首を持たれ弱りかかったレスラーが垂直に胸を突き出し仰向けに上がると、たまらず喘ぎ声を上げてこの場を逃れようともがいていた。

男は自分がロメロスペシャルを掛けて締め上げてるかのようにののしり罵声した。

逃れようと喘ぐ声が男を絶頂にさせ、先走りでヌルヌルになったマラを更に右手が激しくしごきあげた。

〜〜 ほらぁ〜〜〜もっと締め上げてやれよ〜〜〜  嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ 〜〜 〜〜〜  どうしたんだよ〜〜もうエロ声でねぇ〜のかよ〜〜 なんだぁもうぉ 〜ギブかぁぁぁぁぁ〜〜 ギブすんのかぁぁぁぁぁ〜〜〜 嗚呼ぁぁぁ〜〜ギブすんのかよぉぉぉぉ〜〜 嗚呼ぁぁ〜乳首が〜あぁぁぁ〜〜乳首がキモチいいぜ〜〜〜嗚 呼ぁぁぁぁ〜〜俺の乳首〜誰かいじってくれぇ〜〜〜〜 嗚呼ぁぁぁぁ〜〜いくぅ いきそぉ 〜〜 はぁ〜〜〜 いきそうぉぉぉぉぉぉ〜〜 いくっ〜〜〜 いくっ〜〜〜  いくぅ ぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜

男は激しくマラをしごきまくった… 
乳首を摘み… 
口を半開きにしながら狂ったようにしごいた。

段々と息が荒くなり… 
硬くなったマラの奥深くから熱いものが 込み上げ我慢しきれなくなった瞬間…… 
マラから生暖かい液体が大量に噴き出し胸筋と腹筋に飛び散った。

〜〜 嗚呼ぁ〜〜 嗚呼ぁ〜 嗚呼あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜いくぅぅぅぅぅ 〜〜 〜〜〜  うっ うっ ううぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜  はぁ〜 はぁ〜 ううっ  はぁ ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜

男は今まで溜め込んでいた声と息を吐き散らした… 
そして枯れきった肺に大きく息を吸い込み、吐き出すと全身の力が瞬く間に抜落ちていくのがわかった。

全身が放心状態であるのにカラダ自身は…
まだそれでは満足していないようである。

出し切ったはずの精液をまだ放出しようと… 
間を置きながら腹筋を躍らせ腰が浮くかのようにカラダを持ち上げビクつかせた。

男は満足した。
汗ばんだカラダをぐったりとそのままに…しばらくその余韻に浸った。

どのくらいその姿勢でいたのだろうか… 
飛び散った精液が腹筋で出来た波間から脇腹を伝って床に滴り落ちていたのを気が付かなかった。

男は少し乾き掛けた精液をテッシュで拭うと起き上がり、付けっぱなしにしていた画面をOFFにしパソコンの前に座った。

男はゆっくりとマウスを動かし画面を開けると… 
1通のメールが届いているのに気が付いた。

「英明さんメール見たよ。いきなり挑発してくれるとはいい感じだぜ。そっちの条件を飲んでやるから俺とエロレスしよや!そっちが負けたら俺の下僕になってもらからな! こっちは夜ならいつでも時間作るんでそっちの都合のいい日を指定して返事くれよな! 英明さんこそ逃げんなよ 〜〜翔〜〜 」

男はそのメールを読むとにやりと…口元を歪ませた。
〜〜 獲物か〜 今度の獲物はおもしろそ〜だな… 〜〜〜 

男はそのままパソコンのキーを叩き、3日後の夜を指定するメールを返信した。


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智也と翔は朝まで過ごした… 
翔はどちっかと言うと朝が弱いはずなのに今朝は何故か早く目覚めた。

静かな寝室に大きなWベット… 
それは自分の家でないことをすぐにわからせた。

〜〜 昨夜のことは夢じゃなくほんとうだったんだろうか… 〜〜

翔は心の中で呟くと寝顔の智也を覗き込んだ。

〜〜 こいつがゲイだったとは… 〜〜〜

こうしてお互いパンツも穿かずにまっ裸で寝てんだから… 
事実であるのは確かである。

翔は智也の前髪を軽く触れてみた。 と、その瞬間…智也が寝返りをしたと同時に目をゆっくり開けた。 翔は言葉がでないまま智也の目を見つめた。

〜〜 こんな時は… おはよ〜って言うんだろうな 〜〜〜 なんとなく困惑した顔をしている翔 。しかし智也は普段と変わらない顔で… 翔を抱き寄せるとKISSをした。

翔は一瞬“ビク”っとカラダを震わせたが、そのまま智也の唇に委ねた。

「今お前一瞬ビビったよな〜? まさか俺とKISSするのが嫌なのか?」

智也は億尾もなしに平然とした顔で俺に言った。

「まったくお前には驚かされるぜ! 俺がゲイだとわかった途端いきなり朝から KI SSかよ〜」

「ふう〜ん!嫌か?俺の愛情が満ちたKISSが〜〜」

「じゃなくてぇ〜 お前にはためらいっつうもんがねぇ〜のかよ〜」

「ためらい…?必要あんのか? もうお前は俺のもんだからな へへへぇ〜」

智也はそう言うと翔に抱きついた。

翔は内心嬉しい気持ちでいっぱいなのだが、 あまりに智也のラフな態度が気に障ってわざと突っかかってみた。

「なんだよ〜離れろよ ウザイってんだよ〜 言っとくが俺はお前のもんじゃねぇ〜 んだよ 離れろってば〜〜〜」

「離れろ??? ひどい奴だよな〜お前って… 俺がこんなに愛してんのに…  翔〜 〜」

「うるせぇ〜〜 もしバイトでもこんな態度したら俺は許さねぇ〜からな! いいか! わかったのかよぉ〜」

「うぅ〜〜 そんなSぽい翔〜〜カッケ〜〜〜 もっと言ってくれよ〜 なぁ〜 〜」

翔はあきれてしまった。もともと子供っぽいところのある智也なんだが前に増して更 にパワーアップしたように思えた。

それだけ2人の距離が近づきお互いの存在を認め関係が深くなったんだと内心嬉しく感じる翔であった。


翔と智也はそれまでノンケとしての関係からゲイとして付き合う関係へとハッテンした。

ところで、ゲイの世界で“相手…パートナー…彼氏…”をゲットするということは、 なかなか苦心する。

やはりノンケに比べゲイの絶対数が少ないからなんだろか… 。
街を歩く男…
駅のホームで電車を待っている男達…
学校の同級生…

どんな場所にも男はいるけれど、その中からどれがゲイであるかなんて正直分からない。

なんとなくゲイぽいってのはいるけれど…
でも確信できない…

だからノンケのようにナンパ風に無闇に声を掛けることなんかはできないし、まずそんな無謀なことはしない。

じゃ〜ゲイはどうやって相手を探すかっていうと、
それは野球好きな奴が試合を見るために球場に行くように…
バイク好きな奴がバイク屋に集まって時間を潰すよ うに … 

ゲイにはゲイの集まる場所ってのがあのだ。

そこは…
100%近い確立でゲイが集まるそんな街であったり、クラブや酒場、ゲイのイベント、もっと手っ取り早く探すにはハッテン場なんて言うんだけど…

ひとつのビル全体がゲイの為に作られていてそこで今夜の相手を物色するってのもある。

そのほかネットで自分の好みの男を捜せるサイトがあって、メールでやり取りしながら時間と場所を決めて出会うなんて方法もあるんだけど… 

でも俺は思うんだ… 
ゲイってのは「心」の部分よりも、まず「カラダ」で快楽を満たすことが最重点項目であって、それが可能な場所へ相手を探しに行く…ってね …

自分の射程範囲内のタイプである男が今日は見つかるだろうか?ってまずは考える。
相手を求めてハッテン場に行く。
物色してみてタイプの相手が見つかる。
カラダで試してみる。
SEXがよくなかったらその場限りにして次の相手を探す。
反対にSEXで快楽の一致性を感じると付き合ってみる。
付き合い始めてから相手のことを知る。

こんな形じゃないかなぁ〜 まぁ〜ノンケでもナンパっていったらこんなところなんだろうけどね…

だからゲイって… 何回かのデートの後に付き合うだとか… 以前から好きだったんで告白する…というようなことは稀で無いに等しいのかもしれない。

まして、相手がノンケなのに恋してしまった時に偶然ゲイだったっていうパターンは砂漠にダイヤ状態で皆無に等しいこと… でも実際に砂漠にダイヤ状態があった時は… それはゲイにとって2人の絆は堅くそして深いものなのかもしれない。



「なぁ〜翔… 俺がゲイと知って… お・お前…どう思った… 」

それまでは強気に話していた智也が、弱腰に尋ねた。

翔は智也の声を聞きながらぼんやりと天井を見つめ…

“バイトの連れとして見ていた智也の事…” 
“さっきやったエロレスからSEXまでの事…” 
“そして今 こうして裸で2人並んで寝ている”

ことを思い浮かべた。

智也はゲイとしてじゃなくバイト仲間だと思って時から…
俺のタイプだっ た…

ロッカーで着替えるときに智也がシャツを脱いで裸になると俺は必ず覗き見てしてしまうくらい智也のカラダには興味があった。

性格だってちょっと強引でわがままなところはあるけど…
俺にはそれくらいが丁度良かったし… 

この半年間、智也といる時間が俺にとって大切な時間だったことは確かだ。

でもまさか智也がゲイだとは思ってなかったし…   

翔はまだノンケとして智也を見てしまってる一面が、その素直な本音の気持ちを邪魔していた。

智也はそんな翔の横顔を祈る気持ちで見つめていた。

それは…“お前と付き合いたい” という一言で翔が俺を受け入れてくれるのか…
それとも拒否られるのか…

俺は… 翔にここで拒否られたら… 
今まで狂いそうになるくらい翔を思い続けていた気持ちが… 
そのために始めたバイトで傍にいれる存在となって連れになったことが… 
オナる時には必ず翔を思い浮かべてた俺の欲望が… 
もし今日のことで拒否られ連れとしても終わってしまうことになったら…  

わずか数分いや数秒の時の間にお互いは言い出しきれない一言の糸口を探し求めた。

智也は押さえきれない理性を捨てて意を決した。 腕枕を解いて、そのまま翔の両肩を押さえつけ目を見つめて…

「俺はお前が好きなんだ… お前が… お前が… 好きなんだ……………」

智也は言い放った。 翔は少し驚いた目をして智也を見つめ少し間を置いたが… 
両肩を押さえつけられてる智也の手を持つと…

「痛いんだよ〜〜〜 お前の手ぇ〜〜〜 のけろよ〜〜〜」

と振り払い、逆に翔が智也を押さえつけて…

「相変わらずお前は強引なんだからな… お前に逆らったってどうせ、わがまま通しきるからな…」

翔は内心の嬉しさと恥ずかしさを隠してそう言い放つと、それ以上しゃべるなとでも言わんばかしに智也の唇を奪った。

智也は突然押さえつけられ一瞬戸惑ったが、翔のKISSが…ねっとりと濃厚な KISSが…智也を受け入れてくれた証として感じるまでに…そう時間は必要なかっ た。




智也のカラダが翔のカラダと密着し 
お互い何かを求め始めた……

智也が無言でじっと俺を見つめている。

それはいつもバイトで見ている智也の表情ではなく虚ろげな目で俺を見つめ…
そして無言だった。

智也は少しづつ…少しづつ…その距離を縮め始めた。

俺は智也の顔をじっと正視しながらその成り行きに任せてただ見つめているだけだ。

次の瞬間…
何か乾ききったものが擦り合わさる感触を唇に憶えた。

唇に触れたそれは段々と水分を含み滑らかにゆっくりと動きだし、徐々に左右に移動しながら増していった。

ゆっくりと目を閉じて感触に浸ると、頭の中は真っ白に…

智也の唇はやさしい動きから次第に翔を奪いだし、息をつくのも忘れ、舌と舌を絡ませ、お互いがお互いを認め合うかのように抱き合い感じた…

2人は今までの時間を取り戻す為か、それともこの快楽を止める方法を見失ったのか …
唇を合わせ激しく抱き合った。

智也が…

「翔…俺のこと好きか?俺のこと好きか?なぁ〜翔〜俺のこと好きか〜」

「あぁ〜好きだよ 智也のこと好きだよ」

2人には言葉は必要なかった。

話す間に離れてしまう唇を短い言葉に変えて言い終えると再び唇を奪い合い気持ちを確かめた。

智也は翔の唇から首筋に舌を這わせそして張り出た胸筋にある乳首をゆっくりと愛撫した。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜」

乳首に感じる翔の淫乱なエロ声が智也をいっそう興奮させた。

右の乳首を舌で転がし、左の乳首を人差し指でいじると…
翔は智也の頭を掴んで

「気持ちいい あぁぁぁぁ〜〜〜〜感じる〜〜〜 あぁぁぁぁ〜〜〜〜〜いいィ ィィィ ィ〜〜〜」

胸を突き出し欲求をあらわにした。

智也の舌はそのまま、うねった腹筋へと這わしながら、たどり着いた競パンに盛り上がるマラを見つけると定めた獲物を狙うかのように下から上へと舌を這わし始めた。

翔は閉じてた目を開けると頭を少し上げ、今現実となった事実を確認するかのように愛撫されているマラの位置と智也の舌使いを見て、思わず口を半開きに

「あぁ〜〜〜〜〜〜感じる あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜 〜〜 〜〜〜〜」

「翔〜〜〜〜気持ちいいか? ここ気持ちいいか〜〜〜〜 」

「いいよぉ〜〜〜 感じる すげぇ〜〜〜〜〜〜いい〜〜〜」

翔はこの快楽がず〜っと続いて欲しいと願った。




2人は大きなリビングの真ん中で天井を見上げていた。

さっきまでお互い激しい喘ぎ声を出してたのが…
今は静かに横たわっている状態だった。

智也は翔に声を掛けた。

「俺…実はゲイなんだ…」

翔は今更驚かなかった。

「うぅん…………」

「勘違いすんなよ… 誰とでも寝るような奴だって… 俺は前からお前のことが好きだったんだから…お前を初めてジムで見かけたときから好きになった…」

智也は淡々と話し出した。

「初めは…会員として行ってたの知ってるだろ そのときに俺はお前を好きになった。 でも会員だと客として話してくれるだけで…もっと近づきたかったし 思いついたのがお前と一緒にバイトすればいいってね  で、お前と連れにはなれたけど…そうなると今度は苦しくなってきた… 」

「苦しく…って?」

翔は聞き返した。

「だから…俺のゲイ的本能がお前を抱きたいってことさ」

翔は智也が言っていることが理解できた。

俺が初めて恋した相手がノンケの同級生で、 その時も同じでそいつの傍にいてもそれ以上の発展は出来なかったからだ。

翔は智也にうなづいた。

「俺は我慢した… ノンケとしてでも連れでいられるために、いたいために…  俺はお前との共通の話題を見つけようと色々誘った。合コンなんか面白くなかったけど… 翔のことを知るには手っ取り早いから… わざわざそんな機会を作った」

翔はそのときのことを思い出していた。

「俺はてっきり智也が女好きでメンツ揃えるのに俺を誘ったと思ってた」

まさかそんな気持ちとは知らなかったからだ。

「で、お前がプロレス好きなのを知った… 俺もプロレスはエロビデ見る感覚で好きだし、お前を家に誘うきっかけにもなるしな!」

智也はこれまでのことをありったけ話すつもりなのだ…

「何回目かにここでプロレスのビデオ見たときに俺は… 気が付いた。翔がもしかして俺と同じ世界の奴かもってな」

「俺がゲイ… なんでわかった?」

俺は聞き直した。
智也は翔にしていた腕枕の位置を少し変えて続けた。

「お前は気が付かなかったかもしれないけど… お前のマラが大きくなってはいてるズボンを膨らませてるのを見てたんぜ」

「こいつプロレス見て勃たせてやがるって… 俺と同じだぜってな!」

翔は急に恥ずかしくなった。
そんなとこを見られたとは

「お前そんなとこ見てたのかよ〜 この色ボケ野郎〜〜〜」

「ってことは、智也!お前も勃ってたんだ…」

翔は智也に背中を向けた。

「怒るなよぉ〜 正直に話してんだから〜 なっ怒るなって!ハイハイ俺も勃たせてました。元気な俺の息子を〜〜〜」

智也は翔に謝った。

「お前は見せ過ぎてんだよ!股広げてさ〜 俺を挑発すんのもほどほどにしてもらいてぇ〜よ」

智也は笑いながら言った。

「で、この間わざとエロレスのサイトのことをお前に教えた! もし知らなかったら絶対帰ってから見るだろうし… もし投稿したらお前は俺と同じゲイだと確信できるしな!」

智也は背中を向けてる俺に“こっちを向けよ”と言わんばかしに腕を上げ引き寄せた。

「じゃあ〜あれは俺に罠をしかけたってことか〜〜〜 ちぇっ!で、俺はまんまとハマった」

「でも…? 何で俺が投稿したってわかったんだ?」

俺は疑問を感じた。

「お前!あの手の投稿って始めて載せただろ〜〜 ほんと分かりやすいよなぁ〜 …  プロレス見てると勃たせてくれるし… 投稿すりゃ〜“翔”って載せるしな」 

智也は笑い出した。

「あれって… 俺!名前いれたっけ えっ?名前… 」

俺は自分の愚かさを恨んだ…

「おまけにメールが届いたら返事しただろ〜 」

「えっ?何で俺がメールしたかって分かんだよ?」

翔は分からなくなってきた…

「お前って単純って言うのか… マジ〜笑えるよな! アドレス見なかったのかよ〜  あのメールは俺! 俺が送ったんだぜ」

翔は智也に踊らされてたってことよりも… 
自分の馬鹿さに腹が立った。

2人は今までよりも自分を曝け出しながらその距離を縮めていた。
それはノンケとしての付き合いから… 
ゲイという同じ世界で見つめあえる喜びからであった。



翔は智也から受けたチョークと首に突き刺さっている智也の脚で立ち上がることが出来なかった…

「翔〜〜〜俺には勝てぇ〜って へへへぇぇぇ〜〜〜〜 いいざましてるぜ!  翔〜 〜〜〜〜」

智也は笑いながら俺になじる言葉を吐き捨てたかと思うと、おもむろに髪の毛を掴んで立ち上がらせた。 翔は足元がふらついて立ち上がったものの安定感がない。

フラついている翔を見た智也は向かい合う体制になったと思った瞬間… 
翔の腰に腕を巻きつけベアハッグを極めた。

「ぐうぁぁぁぁぁ〜〜〜嗚呼ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ ァァァ ァ〜〜〜〜〜〜〜〜」

締め上げる力で腰から折れるように翔はのけ反りそして喘いだ…

「おらぁ〜〜〜〜〜翔〜〜苦しいか?? 」

智也は絡めた腕の力を一段と強めた。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ ぁぁぁ 〜〜〜〜〜〜〜〜」

背中で組まれた手に力が入り締め付けると翔の鍛えた腹筋と智也の胸が密着し苦痛を与えた。

「おらぁ〜〜〜〜 もっと苦しめよ〜〜〜 翔〜〜 おらぁ〜〜エロ声だして苦しめ よ〜〜〜」

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜 〜〜 はぁぁぁ〜〜 はぁぁぁ〜〜 はぁぁぁ〜〜」

翔の背中からは汗が噴出し、逃れるために必死にカラダを動かそうとするが智也の締め付けは緩むどころか逆に締め上がった。

苦しい翔は、智也の顔面に両手を掛けようとするが… 
智也はその手を取り払うために更に締め上げる。

「嗚呼ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜 〜〜 〜〜〜〜〜〜」

「翔ぉぉぉぉぉ ギブかぁぁぁ?????? ギブすんのかぁ〜〜〜???」

「NOぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜 NOぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜」

「無理すんなって〜〜〜 許してくださいって言えよぉぉぉぉ〜〜〜 おらぁ〜 〜翔 〜〜〜〜〜〜」

翔は喘ぎながら必死に苦痛に耐えた。首を振りながら苦しい体制をアピールしているが智也の締め付けは止まらない。

宙に浮いた脚にも力が入らずただブラブラさせるだけだった…
翔の吹き出た汗が締め上げている智也の腕に溜まりヌルつきだして体制が崩れた 。

翔の脚が床に付き、締め上げていた腕から解放されたと思った瞬間…
またもや智也は翔を抱きかかえるように腕を回し、さっきよりも力を入れて締め上げ た。

「NOぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜 NOぉぉぉぉぉぉ〜〜 〜〜 〜〜〜」

翔には抵抗する力がなくなり、締め上げられるとただ声を上げて苦しむだけだった。

智也は翔にとどめを刺そうと、それまで以上に力を入れて絞り上げた。

「翔〜〜〜〜〜〜〜 ギブかぁぁぁぁ〜〜〜〜〜??? ギブすんのかぁぁぁぁ 〜〜 〜〜〜??」

翔は叫んだ!

「ギ・ギブぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅっぅ ぅぅぅ ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜」

智也の顔を抱きかかえるような体制で翔はギブアップをした。

しかし智也はその言葉を聞いているのに腕を緩めなかった。

「翔〜〜 なんか言ったか〜〜〜〜 聞こえねぇ〜んだよ〜〜〜 ヘヘヘェ〜〜 〜」

翔は智也の顔を抱きかかえて軽く叩きながら訴えた。

「ギブぅぅぅぅぅ〜〜〜 嗚呼ぁぁぁぁぁ〜〜〜ギブぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜 」

ギブアップの声も弱弱しく翔は言った。

智也は… 「まだギブさせねぇ〜んだよ」 と言うと、翔の腰に巻きついていた腕を少し緩め、フラついている翔の足が床に着くと同時に2人はその場に倒れこんだ。

翔が上向きに倒れ、その上に智也は重なるように…

〜〜翔ぉ〜お前やっぱイケてるぜ!〜 

お前のその顔・そのカラダが… 

押さえきれ ねぇ〜もう押さえきれねぇ〜〜
智也は理性を失い、倒れこんだ翔に抱きついた。

まだベアハッグのダメージから完全には戻っていない翔は、智也に次の技を掛けられるのかと思い身構え避けようとしたが… 
その必要がないことに気が付いた。

それはさっきとは違いやさしくカラダを抱く智也だったからだ。

俺はそんな智也の背中に手を回し同じくやさしく抱き合った。
汗の匂いとヌルついているカラダとカラダが密着し、軽く抱き合っていたのが少しづつその力を増していった。
智也は俺の乳首攻撃で悶えている…
俺の指で乳首をグリグリいじると… 
感じてやんのこの野郎〜〜

攻められてる智也はこの体制から逃げ出そうとカラダを左右に揺さぶり暴れている。
が、両腕を押さえつけられているからどうしようもない。

智也はただただ口を半開きにし顎を上にあげエロい声を連発…

「はぁ〜〜 はぁ〜〜〜 あっぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」

と声を漏らし続けていた。

「智也ぁ〜〜 お前感じるのかよぉ〜〜乳首〜〜 恥ずかしいなぁ〜でももっと 気持ちよくしてやろうな! おらぁ〜〜お願いしますって言ってみろよ〜〜」

俺は智也に向かってなじってやった。

俺の顔は、にやけながら弱いものいじめをしているかのように…更に乳首を攻める手は止めなかった。

智也は段々とそのエロ声が擦れてきた。

「恥ずかしいなぁ〜智也ぁ〜〜 何とか言ってみろよぉ〜〜おらぁぁぁ〜〜〜〜 」

俺は調子に乗っていた。
その時後ろから智也の脚が俺の両脇にすべり込む…
そのまま後ろに仰向け状態で倒されてしまった。

「うっおぉぉぉぉ〜〜〜〜〜」

すると智也は瞬く間に俺にまたがり、体制が入れ替わった。
智也は俺の両腕に膝を押し付け自由を奪い、そして俺の前髪を鷲掴みにすると顔を近づけなじりだした。

「翔ぉ〜〜〜 さっきまでは気持ちいいことしてくれて〜ありがと〜なぁ〜〜へへへぇ 〜でも今度は俺の番だぜ お前も乳首攻められたいてっかぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜 」

俺は智也の目を直視するしかなかった。幅広く筋肉がなだらかに盛り上がっている智也の肩はいままでの攻めで息が切れて小刻みに上下している。

「ここかぁ〜 それともこっちかぁ〜 へへへぇ〜 なんだよぉ〜〜お前の乳首  もう勃ってんじゃん そんなに俺にいじって欲しいってかぁぁぁぁぁ〜〜〜」

智也は人差し指と親指で俺の乳首を軽く摘んだ。

「あっ あぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜 ぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

俺は全身の力が抜け落ちそして声を出して喘いでしまった。
しかし智也の乳首攻めは長くは続かなかった。
それは逆に欲求を残すように… 
俺は智也の指で摘まれるのを待っているのに… 
こいつは…
智也はそんなことお構いなしに俺の前髪を掴むと立ち上がらせ、智也の固く筋肉の付いた腕と胸筋に俺の頭を挟むとヘッドロックで絞り上げた。

「うぅっうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ヘッドロックじゃねぇ〜だろ〜…俺の乳首をもっと攻めてくれよ〜 
お前に攻め られ たら俺はヘロヘロになっちまうのに………

俺は締め上げられているのに頭の中は乳首攻めをされた時のあの感触を忘れられ なかった。

智也の腕は徐々に徐々に締め上げる力が増していった。
絞り上げるように数回に分けて締めてくるのだ。

そのせいで俺の頬と口は智也の胸筋に押し付けられそして貼り付ついた…
俺は以前からプロレスを見ていると思っていたが…
ヘッドロックされてるときって攻撃されている側の口元あたりに乳首があたるんだよなぁ〜
もしかすると今俺の口元あたりには智也の乳首があんのか…
俺は舌を伸ばして智也の胸筋を舐めてみた。
すると…

「あっあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜」

智也はビクッとカラダを震わせ締め上げてた腕を離し俺を自由にした。

「なにすんだぁ〜こいつ俺の乳首舐めやがってぇ〜〜〜〜〜」

俺はニヤニヤしながら智也を見た。

〜〜智也は俺と同じで相当乳首が感じるんだ… 

〜〜 2人は向かい合った。
智也は舐められた乳首をかばう様にさすりながら俺を見ている。
そして右手を上げて俺に力比べを求めてきた。
俺はそれに答えるように手を上げたその瞬間………
またしても智也の膝が俺の腹を直撃した。

俺が前屈みになると智也はそのまま俺の頭を股で挟み締め上げ、そして腹に手を回すとそのまま持ち上げようとしている。それはパイルドライバーの体勢へと入ろうとしているのだ。

しかし俺は持ち上げられる力とは反対に姿勢を落とし阻止した。
何度となく持ち上げらそうになったが俺は阻止続けた。

そしてその反動で逆に俺が智也を持ち上げ投げつけた。

智也はそのまま床に仰向けに倒れる落ちるとその痛みに起き上がり座った状態で腰に手をあて大きくエビ反っていた。

俺はそのまま智也の後方に回ると両腕を掴み絞り上げた。
智也は胸筋を前にせり出し首を振りながらその苦しみに叫んだ…

「NOォォォォォォォォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜  NOォォォォォォォォォォ ォォ 〜〜〜〜〜〜」

「智也〜〜ギブかぁ???? ギブかぁ????」

「NOぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「へへへぇぇぇぇぇ〜〜〜〜 我慢すんなよ〜〜〜 ギブかよぉぉぉぉぉぉぉ〜 〜〜 〜」

智也は脚をバタつかせ、その痛みに耐えていた。
締め上げられると胸を突き出し苦しさをアピールする。
顔は天井を見上げ声を上げるしかない。
肩・胸・背中は汗で光っていた。

翔は智也を締め上げている腕をひとつにまとめて左手で押さえると空いたほうの右手を大きく上げ胸筋に向かって振り落とした。

「ゲッぇぇぇぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

「へへへぇぇぇぇぇ〜〜〜〜〜〜いい顔してるぜ智也ぁぁぁぁぁ〜〜〜〜 俺に勝てるわけねぇ〜〜だろろ  お願いしますから止めてくださいって言え よ〜 〜〜〜おらぁ〜〜〜〜」

智也はカラダを揺さぶって抵抗するが、翔は手を離さなかった。

「智也ぁぁぁぁ〜〜〜 負けたら俺の奴隷にしてやっからさ〜〜ギブだろぉぉぉ ぉ〜 〜〜〜〜」

俺はもう一発パンチを入れてやろうとまた両手を束ねようとした瞬間、汗でヌル付き智也の左腕を逃がしてしまった。

〜〜しまった……… 

〜〜 智也はその左手を右肩側にあった俺の顔を目掛け鷲掴みにした… 
そして一気に 掻き 毟った!

「ぎゃぁぁぁぁぁぁっぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜 」

俺は顔を両手でカバーし倒れ込み脚をバタつかせもがいた。
智也は立ち上がり多少ダメージはあるものの解かれた腕は使わずに脚で倒れ込んだ翔の頭を踏みつけ…

「翔ぉぉ〜〜〜 よくも俺を可愛がってくれたよなぁぁぁ〜〜〜 お礼しなきゃ なぁ 〜〜 」

智也はギブ寸前を逃れた。
あやうくギブまで持ち込まれたイケ顔の翔にちゃんとお礼をしなきゃと考えながら… 

俺がこいつからギブを取って… 
俺の夢を実現するんだと見下ろしていた。



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